フリーランスから法人に変わりました。
2021年2月3日、わたくし林航平は【Thinka Studio inc.(シンカ スタジオ株式会社)】を設立しました。肩書きがフリーランスから、会社の代表に変わりました。活動内容に関しては何も変わりませんが、心持ちは少し変わったのでご報告ばかりにnoteを書きたいと思います。
法人化の大きなきっかけ3つ
①当初からの目標だった
フリーランスとして自分の屋号を名乗り始めた2015年夏。
「この屋号で、俺もいつかは社長になるんだ!たぶん5年ぐらいで!」と特に具体的な計画もなく、そのぐらいには叶うかな…ぐらいの設定をしていました。
そしてこの5年、フリーランスとして友人のお店のメニューやホームページ、チラシなど作りながら、傍ら制作会社でも働かせていただき、少しづつ少しづつ、手応えを感じてきたころ、ぼんやり立てていた目標が具体的なものに変わっていきました。そして2020年!コロナがやってきました。
オリンピック同様(と言っていいものか)1年延期し、本年設立することができました。
②福岡市新規創業促進補助金
簡単に言うと「会社登記にかかる15万円の登録免許税が0円になる」と言うもの。きっかけで言うとこれが一番大きかったかもしれません。
これに間に合わせるために、とにかく登記だけ急いでやりました。名刺もホームページも後回しで、ようやく今お知らせができた感じです。
福岡市さん本当にありがとうございます。
福岡をもっと盛り上げて恩返ししたい。
③叶えたい夢が「自分だけで実現できる」ものではなくなった
約10年以上、飽きずに続けてこれた「デザイン」は、仕事というよりもう天職なんだと、いやはや人生なんだと思いました。じゃあこの仕事(=人生)でどうなりたいのか…
結果、この街に貢献したいという結論に達しました。そしてデザインと言う仕事を通して、それが出来ると信じることができました。
それが叶うのであれば主語は僕じゃなくていい、むしろ自分の手柄にしたくない。
ということで、僕は「法人格」という新しいヒーローロボットに乗り込み、乗組員の一人として「愛に溢れた街づくり」というミッションを実現します。乗組員、もうすぐ募集。
Webサイトを見ていただけたら、抽象度マシマシの夢物語が書かれておりますが、全て大真面目に書きました。まだまだ未熟なライティング能力ですが、視座の高さだけは伝わるかと思います。
今後の活動について
基本的には「Webサイト制作」のお仕事がメインなのは変わりはないですが、肩書きである「Webデザイナー」は変えていきたいと考えています。
今後法人としてメインで力を入れていきたいのが、企業やチームのインナーブランディングです。
「起業、サービスの立ち上げ時の言語化」や「デザイン思考を用いたファシリテーション」など、事業者様と会話をしながら形を作っていく部分が僕自身は得意かも…そして楽しいと感じていました。
よりコアな部分に寄り添い、そこに注力できる仕事がしたい。そして伝えるための手段としてWebやグラフィックを活用していく、そんな形でしょうか。とはいえまだ従業員はおりませんので、手を動かす作業もガシガシやっていきます。
最後に
まだまだ終わったように語る事はできませんが、憎きこのコロナは僕にこれからの未来を考える、行動する機会を与えてくれました。法人化が正解かどうかはまだ分かりませんが、きっとコロナがなければこのスタートはなかったと思います。
シンカ スタジオはデザインを通して、社会に貢献し、生きがいを見い出す生活舞台。
そしてその思想の元に集まる人達が触れ合い、切磋琢磨するStudio(=箱、心の拠り所)。
そんな存在を目指していきます。
おまけ
法人化までの出来事を「ラジオ」で録ってみようか、と思いつき1-2月でやってみました。一発録りで音質も悪いので本当聞くに堪えないと思いますが、ご興味ある方はぜひ…ラジオ録ってみた結果、一人じゃない方がいい!