『共依存の倫理 必要とされることを渇望する人びと』(2017)小西真理子
「共依存の女性は、関係性を維持するために、自分自身を性的に利用することを容認する」ようになる。あるいは、自分の性を利用して、男性を誘惑し、彼を魅了することで安心感を得ようとすると言われている。p.185
愛着対象との関係性に不安があるときほど性的なトラブルに巻き込まれやすくなり、対象との関係性が安定しているときは性的なトラブルも減る。
共依存者は、「セックスは、自分が欲するものを確保する方法であるという誤った信念」をもつようになり、たとえ自分自身が望んでいないときにも、