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【いざという時の野草の知恵と上杉鷹山@山形県米沢】

「かてもの」という書物をご存知ですか?
時は江戸時代・天明三年。人々が日々の食べ物にも困る凶作の時代に上杉鷹山によって書かれた救荒食の文献です。食べ物がなくなったピンチの時に、いつもは食べていなかったものを食べる知恵。
米沢では、その名残で家の垣根がウコギの木でできていて、いざという時に葉っぱを食べられるようにされています。

上杉鷹山はとても頭のきれる名君主で、当時大きな産業のなかった米沢で手工芸を興し、民のためにも尽力されたので、現在でも米沢のみなさんをはじめ、ファンが大勢いらっしゃいます。
今では米沢織や米沢牛など、ご存知の方もたくさんいらっしゃるブランドがたくさんならんでいますね。

昔から上質な文化が根付いており、お茶文化の発展に伴って和菓子屋さんが多く、米沢の和菓子屋さんはどこもおいしいと評判です。

※この投稿は2017年のリサーチのリポストです。

植物の力を給ぶ、得る。
私たちは、北海道から沖縄までリサーチに出掛け、根付いた薬草文化と出会い、薬草茶などの商品を提案する伝統茶{tabel}を2014年より始めました。
おいしさと慈しみ、作り手や風土の魅力をお届けします。

2018年に講座シリーズ「薬草大学NORM」を開校。同年に著書「薬草のちから(晶文社)」を発刊し、ロングセラーとなる。


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伝統茶{tabel}
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