魂を磨く (280)-1
2024令和6年10月6日(日)
どこに投げ出されても、
だるまは転がっていく。
そして、
踏み止まったところで
すっくり立ち上がる。
その重心が重く、
低いところにあるからである。
人もまたそうである。
どんなところに投げ出されてもよい。
行き詰まる。
止まったところで
直ぐ立ち上がれる人にならねばならない。
そのためには
心に徳を積み上げていかねばならない。
力に満ちた、低い、豊かな魂の人にならねばならない。
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常岡一郎
(修養団体「中心社」創設者)
月刊『致知』2017年5月号「その時 どう動く」━━━━━━━━━━━━━━
低い魂、その意味を問うてみる