はじめまして! Think School (シンクスクール) 編集部です。
といっても、私たちのことを知らない方がほとんどですよね……
まずは、自己紹介をさせてください。
そもそもThink Schoolって何なのでしょう?
Think Schoolとは、札幌にあるアートとまちづくりから、クリエイティブ思考をみがく学校です。
生徒は、学生、会社勤めの人、主婦など年齢やバックグランドもさまざま。
お互いに刺激を与え合いながら、各自の制作や課題に取り組んでいます。
「アートとまちづくり」の学校なのに、
なんでThink Schoolというのでしょう?
私が思うに、アートとまちづくりの両方が、根本から問いを立てて、いろいろな角度から問題にアプローチすることにつながっているからです。
そして、それは、クリエイティブ思考ともいえるでしょう。
これまで「学校」と呼ばれる場所では、たった一つの正解にどれだけ早くたどり着けるかが勝負なことが多かったように思います。
例えば、1たす1の答えは、2しかありません。
いつ、どこで、誰が計算しても、これは変わりません。
1.9とか、2.0001を「おしいね〜」と言って許してもらえることのない、デジタルで明瞭な世界です。
しかし、アートやまちづくりは、時代や場所、人によって答えが異なるのは当たり前のこと。
だから、答えの範囲も広くて多様。早ければいいってものでもありません。
Think Schoolで出会った友人が、「アーティストは、グレーゾーンを作る人」と言っていました。
「だから、私はアーティストになって世の中にグレーゾーンをもっと作って、ここをもっと自由なところにしたい」と。
けれど、Think Schoolに通って気づいたのです。
アーティストという立場でなくても、クリエイティブに考え、問題にじっくり取り組む姿勢が必要ではないかと。
私たちは、卒業制作・卒業課題で、自分が見つけた問題に対し、どう思考を深め、それをどう作品や企画に落としこむのかを考え抜きました。
そうやって考えることの始まりをThink Schoolで学んだわけですから、卒業したら、それで終わりではありません!!
ここからがスタート地点、いよいよ実践の場です。
卒業生は作品制作に邁進したり、新たなコミュニティを作ったり……
Think School編集部は、そんな新しいステージに進んだ卒業生を、
もっと知りたい、そして、広く伝えたいと考え、始まりました。
メンバーは、Think School卒業生と現役生です。
今後、卒業生インタビュー、卒業生が企画したイベントレポートなどをお届けする予定です。
新しいことを見つけたい! 少しひと休みしたい!
そんなときに、こんなことやっているのだな〜と覗いてくれたらうれしいです。
ご覧いただく皆さんと一緒に末永く続けていけますよう。
これから、どうぞよろしくお願いいたします!!!
Think School リンク https://www.thinkschool.info/
Think School編集部リンク https://www.thinkschool.info/editrial-dept
(文:企画2期 加藤慶子/写真:制作1・2期 岩﨑麗奈/編集:企画2期わたなべひろみ)