【英文法の小径】助動詞の要点Ⅵ Ver. 1.0
USED TO
現在では行われなくなった過去の習慣について述べるのに used to を使用する。
現在では存在しなくなった過去の状態について述べるときにも used to を使用できる。この場合、would を使用することはできない。
下記の記事では、否定文と疑問文における used to の諸形態について整理している。
WILL/WOULD
意志決定を表す will は機能が拡張されて、強固な意志/固執を、否定形は拒絶を表すことがある。
意思決定を表す will は機能が拡張されて、習慣/典型的な振る舞いを表すこともある。
would も will 同様、否定形で過去の拒絶を、また、過去の習慣を表すことがある。
機能別
相手に遠慮を示しながら依頼/要請を行うには、will/would や can/could を使用できる。
申し出/勧誘を行うときにも will や can を使用できる。他に、shall や must を使用することもある。
命令/指示を行うときにも 'Will you …?' や 'You will …' の形で will を、また、'You can …' の形で can を使用することがある。
相手の意思決定の自由を尊重しながら提案/助言を行うには could や might を使用することがある。
相手を非難したり不満を表明したりするときにも could や might を使用することがある。また、苛立ちや怒りを表すのに 'Must you …?' の形で must を使用することもある。