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あなたの情報発信を必要としている人がいる

どうも、中村です!

情報発信をする上で、「役に立つ情報を発信しなさい」と言われて久しいですよね。

役に立つ情報と聞くと、すぐに「知識」や「問題解決」のイメージが浮かぶかもしれません。確かに、「知る」「わかる」「解決する」といった情報も大切です。でも、それだけが役に立つ情報ではありません。

見ている人に小さな変化をもたらすことも、立派な「役に立つ情報」です。例えば、元気になれる言葉や、ちょっと試してみたいと思わせるような話。日々の中で少しでも前向きな気持ちが湧いたり、新しいことに挑戦してみようという興味が生まれるのも、情報発信が持つ力です。

たとえば、ある日の投稿で「朝の散歩をしたら気分がすっきりした」と写真を添えて発信したとします。これを見た人が「そういえば、朝の空気は気持ちよさそうだな」と思って、翌朝早起きして外に出てみる。これも、情報発信が生んだ変化です。知識やノウハウに限らず、ちょっとした感情の変化や行動を促すことが、時には大きな価値を持つこともあります。

そして、こう考えると、どんな情報発信にも必ず価値があるのだと気づきます。なぜなら、同じ人生を歩んでいる人なんて一人もいないからです。あなたが経験した体験や気づきは、あなたにしか発信できないものです。そしてその発信によって、世界のどこかで誰かに小さな変化が起こる可能性があります。

これは仕事をする上でも同じだと思います。

住宅会社の広報を例にすると、広報の方が家づくりに関する知識やノウハウを発信するのも役に立つ情報ですが、それだけにとどまらず、自分の暮らしの中での楽しみ方や、たとえば賃貸住宅で感じた困りごとや工夫なども発信してみる。すると、家を建てたいと考えている人が「やっぱり自分の家が欲しい」「こんな暮らしがしてみたい」と思うかもしれません。実際の知識だけでなく、暮らしへの憧れやライフスタイルへの共感が生まれることもあるのです。

情報発信は、知識をシェアすることにとどまりません。誰かの心に響き、少しでもポジティブな変化をもたらすことが、実は「役に立つ情報」なのです。どんな小さな気づきでも、発信することで人の心を動かすかもしれません。あなたの情報発信が、誰かにとってのきっかけになる可能性を信じてみてください。

ただ、自分にとってメリットがないと情報発信を続けるのが難しいのも現実。だからこそ、まず「自分が何者なのか」を明確にしてから取り組むのが大切です。ここで役立つのがパーソナルブランディングです。パーソナルブランディングを意識することで、発信の軸ができ、自分の価値や個性を表現しやすくなります。

とはいえ、完璧に自分を定義しなくても大丈夫です。むしろ、発信を続ける中で、自分の考えや価値観が言語化され、自分が「何者なのか」を知る事にも繋がるものです。最初から完璧に定義しようとせず、少しずつ自分の発信を重ねていくことで、自然と自分らしさが表現されていきます。

焦らず、気を楽にして発信をしてみる。たとえ小さな一歩でも、その積み重ねがやがて自分のブランドになり、発信に共感してくれる人が必ず現れるはずです。

それではまた!

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