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WEBサイトは単なる集客ツールじゃない
どうも、中村です!
突然ですが、商品を買うとき、あるいは転職や就職を考えるとき、皆さんは何を基準に選びますか? 値段や条件だけではなく、「この会社の考え方に共感できる」「自分が応援したい」と思えるかどうかも重要なポイントではないでしょうか。実は、これこそがWEBサイトの真価を発揮する部分なんです。
WEBサイトというと「集客ツール」のイメージが強いですが、実際はそれ以上のもの。商品を買う人も、その会社で働きたいと思う人も、無意識のうちに「その企業の価値観や考え方」を選択基準にしています。
買う理由は商品だけじゃない
たとえば、同じような商品が複数あった場合、多くの人は「自分に合うかどうか」や「価格」で選びます。しかしそれだけではなく、「この会社の理念に共感したから」「環境を大切にしている姿勢がいい」といった要素が購買意欲に大きく影響します。
これ、個人向けのBtoC商品だけでなく、企業向けのBtoBサービスでも同じです。企業がパートナーを選ぶ際、もちろん実績や価格も見ますが、「どんな会社と仕事をしたいか」という視点も重視されます。「信頼できそうだ」「同じ価値観を持っている」と思える会社に惹かれるのです。
つまり、WEBサイトがきちんと企業の価値観や姿勢を示していれば、それが競争力になるわけです。
働く理由も企業の想いから
一方で、「この会社で働きたい」と考える人も同じように企業の価値観を重要視しています。働くことは人生の大半を費やす活動なので、「自分の価値観と合う会社」「やりがいを感じられる職場」を求めるのは当然のことです。
近年、特に若い世代ほど「企業理念」や「ビジョン」を重視する傾向があります。採用ページやコーポレートサイトを見て、その企業が掲げているメッセージに共感できるかどうかが大きな決め手になるのです。どんなに条件が良くても、会社の価値観に違和感を覚えると人は離れていきます。
メッセージを届ける大切さ
ここで、企業に求められるのは「どんなメッセージを伝えたいのか」を明確にすること。「ただ他の企業を真似たようなデザイン」や「表面的なスローガン」では、ユーザーの心に響きません。
具体例を挙げると、ある会社のサイトには次のような特徴があります。
「創業者の想い」が具体的なエピソードと共に語られている
社員のインタビューがあり、会社の文化がリアルに伝わる
環境や社会貢献への取り組みを具体的な数字で示している
これらは、ユーザーが「この会社に信頼感を持てる」「共感できる」と感じるきっかけになります。単なる情報羅列ではなく、「自分たちの想い」を丁寧に伝えたWEBサイトが、企業の未来を変えるのです。
ぜひ自社のWEBサイトを以下の視点で見直してみてください。
企業の価値観やビジョンが明確に伝わっているか?
他の会社にはない「独自性」が表現されているか?
働く人や買う人に「共感」を与えられているか?
もし「ちょっと足りないかも…」と思う部分があれば、それを補うコンテンツやデザインを追加してみてください。たとえば、創業者の想いや社員インタビューを動画で紹介したり、社会貢献の取り組みを写真付きで詳しく説明するのも効果的です。
WEBサイトは「単なる集客ツール」ではありません。企業の想いをユーザーに伝える「最強のメディア」なのです。この視点を持つだけで、サイトの役割が大きく変わります!
それでは、また!
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