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そのデザイン、ダサい?デザインの「物差し」を持つことの大切さ。

どうも、中村です!

ビジネスをする上で、どんな人にとっても「デザインの物差し」を持つことは非常に大切だと僕は考えています。この「物差し」とは、デザインを見る目、つまり評価する基準のこと。これがないと、自分の感覚に頼りすぎて、大事な判断を誤る可能性があるんです。

たとえば、あなたが「このデザイン、なんか良い感じだな」と思ったとしても、その感覚が必ずしも多くの人にとって同じとは限りません。

自分では「魅力的」と感じたデザインが、実は他の人にとっては伝わりづらかったり、逆に見ていて疲れる、ストレスを感じるものだったりすることもあるんです。

デザインの物差しがないと、こんな問題が…

デザインの物差しを持っていないと、どんな問題が起こるのでしょうか?

たとえば、集客のためにポータルサイトを活用する場合を想像してください。美容室ならホットペッパービューティー、ホテルなら楽天トラベル、採用活動ならマイナビなど。

これらのサイトでは、フォーマットは同じでも、掲載内容によって印象は大きく変わります。お客様がいくつもの店舗や会社を比較する中で、「写真」「キャッチコピー」「説明文」のクオリティが高いほうが選ばれやすいのは言うまでもありません。

しかし、物差しがないと、どうでしょう?

たとえば、暗くてぼやけた写真を選んでしまったり、伝わりづらい文章を載せてしまうことがあります。自分では「これで十分」と思っていても、一般的な感覚から見ると「なんかイマイチ」と感じられる場合があるのです。その結果、内容が良くても他の候補に埋もれてしまい、選ばれるチャンスを失ってしまうことに…。

同じことが、ホームページやパンフレットの写真やデザインにも当てはまります。たとえば、とても素晴らしい商品を持っているのに、その魅力を伝える写真が素人っぽかったり、情報がごちゃごちゃしているだけで、知らない間にお客様が離れてしまう可能性があるんです。

ビジネスの世界では「デザインは第一印象そのもの」と言っても過言ではありません。物差しがないと、その第一印象で損をしてしまうかもしれないのです。

「物差し」を養うには?

では、どうやってデザインの物差しを磨けばいいのでしょうか?答えは簡単。「良いものを見る」ことです。

たとえば、おいしい料理を見極められる舌を持つ人は、たくさんの料理を食べたり、高品質な食材に触れてきた経験があるはずです。それと同じように、質の高いデザインに触れることが、目を養うためには必要です。

料理と異なるのは、デザインは身の回りにたくさんあり、無料で見ることができる点です。テレビ、ホームページ、SNS、看板、ポスター…身の回りにはデザインが溢れていて、それを意識して見ることができれば目を養うことができます。

また、他人の意見を取り入れることも重要です。客観的な視点を持つことで、自分の感覚だけに頼らず、多くの人に響くデザインを選べるようになります。

デザインの良し悪しを判断できる目は、ビジネスにおける大きな武器になります。ちょっとした意識の変化が、売上やブランドイメージに大きな差を生むかもしれません。ぜひ今日から「デザインの物差し」を手に入れる学びを取り入れてみてください。

それでは、また!

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