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よければ名盤と一緒に聴いて欲しい80'sポップス 01 杉真理『OVER LAP』(1982年)[1221文字]

雑誌「昭和40年代男」の最新号、アマゾンのUnlimitedで読めるようになっていたのですね😮。

70年代~80年代が好きなボクにとって、一時期「昭和40年代男」は、auのブックパス読み放題サービスの対象だったこともあって、Vol20あたりまで読んでいましたが、いつのまにかVol78までになっていたんですね~😃。

さて、「昭和40年代男」Vol78の特集記事『昭和57年/1982年 俺たちの時間旅行タイム・トラベル』内の、『名盤リリース相次ぎ、シティポップが大ブーム』という記事で、1982年を代表する名盤として、山下達郎『FOR YOU』松任谷由実『PEARL PIERCE』ナイアガラトライアングル『NIAGARA TRIANGLE Vol2』佐野元春『SOMEDAY』が紹介されていました。

ここ数年のシティポップブームもすっかり定着した感がありますね😃。

ボク的には、シティポップブームは、ものすごく極端に言うと、19世紀後半(明治頃)にヨーロッパで流行したジャポニズム(日本美術等への関心)に近い印象があります。

当時の日本では、さほど顧みられてなかった江戸時代以前の日本美術が海外で評価されたことで日本国内でも改めて再認識されたように、半ば埋もれかけていた70年代~80年代のポップスが、海外で評価されたことで再び日本国内でも脚光を浴びるようになったという点が共通しているような気がします。

まぁ、シティポップという呼び名はちょっとどうかなぁと思う時もありますが🤔。

角松敏生山本達彦だと違和感ないけど、山下達郎大瀧詠一の楽曲をシティポップと呼ぶのは、ちょっと違うかな~とか😏。

とはいえ、このブームのおかげで、ブックオフや古本市場などのCDコーナーで、なかなか見つからなかった一部の80年代ポップスのアルバム(NOBODYや佐藤博氏など)の楽曲を聴くことが出来たという、思わぬ恩恵も受けましたが。

『シティポップ、聴くべき名盤』からは少し外れるかもしれませんが、名盤と一緒に、よければ聞いて欲しい80年代ポップスのアルバムを、おりにふれて紹介していきたいと思います。

前置きが長くなりましたが、今回は杉真理(すぎ まさみち)氏の『OVER LAP』(1982年)を。

杉真理氏はSF趣味に溢れる楽曲が特長なのですが、この『OVER LAP』では、まだそちらの面は抑えられていて、その分、もうひとつの特長である青春・LOVE SONGの面がひとつのピークに達したアルバムと言えるのではないかと思います。

収録曲の『Catch Youe Way』は、当時CMで流れていた曲なので、もしかして思い出す人もいるかもしれません^^;。

杉真理氏のアルバムトータルの完成度は、『STAR GAZER』(1983年)、『MISTONE』(1984年)に軍配があがると思いますが、80年代ポップスの名盤と一緒に聞いて欲しいアルバムのひとつ、ということで😆

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