浪費と投資の違いは誰もわからない
おはようございます。はーぼです。
アップル創業者のひとり、スティーブ・ジョブズのスピーチで語られている話です。
オレゴン州のリード大学に入学したものの、あまりに学費が高く、労働者階級の親に多大な負担をかけてまで大学に通う価値を見出せなくなったジョブズは大学を辞める決意をします。(この決断をジョブズは『自分が人生で下したもっとも正しい判断だったと思う』と語っています)
退学したものの、ジョブズはリード大学の興味のある講義に顔をだし、カリグラフ(文字を美しく見せる手法)の講義を受けていたようです。
それは興味があっただけで、それで得た知識でなにかをしようととかはジョブズは全く考えていなかったようです。
しかし後にアップル社でマッキントッシュを開発する際に、カリグラフの知識が大いに役立つことになったそうです。
将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。
ジョブズが語るように、大学を辞めたにも関わらず、カリグラフの講義を受けていることは、第三者から見れは、時間の浪費以外の何物でもないでしょう。だれも将来それが役に立つということがわかならないのですから。
だからお前のやってることは投資でなく浪費だという他人の声に耳を傾ける必要はないと思うのです。
将来のことは誰もわからない。だからこそたくさんの点を残し続けること(それは時にインプット、時にはアウトプット)がことが必要なのでしょう。
そのインプットがいつかはアウトプットにつながることがある。そしてそのアウトプットが誰かのインプットになり、歴史は紡がれていくわけですね。
あなたのアウトプットは誰かのインプットー。
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