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人生はラジオボタンとチェックボックスから出来ている

こんにちは、はーぼです。

ネットのアンケートで複数の選択肢から答えるフォーマットは、ラジオボタンとチェックボックスの2種類のいずれかが使われていると思います。

ラジオボタンっていうのは、〇をクリックすると中に黒い●が付くやつね。1つ選択するとほかの選択肢は選ぶことができない、いわゆる排他的選択肢。

一方のチェックボックスは選択したら□の中にレ点が付く。こちらは選択肢からいくつでも選べる、複数回答可能な質問の時に使われるやつ。排他的の反対語は包括だから包括的選択肢というのかな?

人の人生って、いくつもの選択の結果の積み重ね、という一面もあると僕は思う。

その選択肢は重要な選択ほど、排他的選択肢(ラジオボタン)なんだよなぁ。

例えば配偶者は一人しか選択できない。これがチェックボックスのように複数選べたら、あなたそれは重婚罪ですよ。

高校も大学も就職先もそう。選べるのはひとつ。(まぁ仕事に関しては最近は副業も可能になってきているけど)

だけど一方、人生の彩(いろどり)になることの選択肢はチェックボックスで出来ている、と思う。

趣味は一つしか選べない、というわけでもないし。食べたいものはおなかを壊さない限り和洋中ちゃんぽんでもいい。

スマホだってiPhoneとAndroidrの両方を持ってもいい、動画配信サービスはネットフリックスとアマゾンプライム、両方見たっていい。

人生の前半はラジオボタン(排他的選択肢)の選択形式のほうが多く、でも年を重ねるにつれ、チェックボタン(包括的選択肢)の選択形式が増えてくるような気がします。

「迷ったら〇〇なほうを選べ」 じゃなくて、「迷ったらとりあえず好きなこと全部選んであとからやっぱりこれはいいやというものは捨てればいいじゃん」、のほうがぜったい気楽でいい。

選択肢は多いほうがいい、というより、同時に選べる選択肢が多くあることがいい のだと思う。

経済的・時間的制約はあるかもしれないけれど、同時に選択肢がいくつでも選べる包括的選択肢が増えていくのなら、きっと人生は年を重ねるほど楽しくなるに違いない。

うん、そう思いたいよね。

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