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「光る君へ」への長い道のり ~『第7回 「おかしきことこそ」振り返り』(その3)(ネタバレ)~[2562文字]

大河ドラマ「光る君へ」 第7回『おかしきことこそ』 の振り返り、その3です。

※以下より、第7回のストーリーを記述しています。未視聴の方は先に第7回をご視聴ください🙇。

■[第7回『おかしきことこそ』 振り返り]その3

斉信ただのぶ〔金田哲〕「妹の忯子よしこが死んだのは、あんな帝のところに入内したからだ。父も俺も不承知だったのに、義懐よしちか〔高橋 光臣〕がしつこく屋敷に来て帝のお望みをかなえてくれと頭を下げるゆえ、根負けしてしまったのだ。あの時止めておけば、あんな若さで死ぬことはなかった…」

斉信ただのぶ、前回で花山かざん天皇をえらく持ち上げていたのに、思いっきり手のひら返しですね(´-`)。

斉信ただのぶのセリフは『栄花物語』に準拠してるみたいやけど、花山かざん天皇は、忯子よしこの父・藤原為光ためみつを自らの後ろ盾にしたかったから忯子よしこを入内させた、という説もあるな( º言º)。

なるほど。その目論見は女御・忯子よしこがお亡くなりになったことで水泡に帰すわけですね(´-`)。

公任きんとう〔町田啓太〕「身まかられる前に、偉くしてもらっておけばよかったな」

いやいや、お前ンとこの妹も入内しとるやん、公任きんとう( º言º)。

道長みちなが〔柄本佑〕「俺は、入内は決して女子を幸せにはせぬと信じている」

うわぁ、西城秀樹の『ブーメランストリート』が脳内で盛大に再生されましたよ(´-`)。

斉信ただのぶ「しけた話ばかりしていても忯子よしこは浮かばれぬ。気晴らしに打毬だきゅうでもやるか」

打毬だきゅう?(´-`)。

道長みちながと従者・百舌彦との会話で、前回、道長みちなががまひろに宛てた文の返事が来てないことが判明します。

道長みちなが「振られた」
百舌彦「右大臣家の若君をどういう気持ちで振るのでございましょうねぇ・・・」
道長みちなが「(腕組みして)そうだな~」

とそこで、藤原家の武者たちが多数走っていくのと遭遇する道長みちなが
屋敷に戻って後、武者たちが散楽一座のところへ向かったこと知るのでした。
散楽一座の元へと急いだ道長みちながは、検非違使に捕らわれそうになっていたまひろを助け出し、手を取って逃げるのでした。

まひろ「みんなに笑ってほしかっただけなのに・・・。私が考えたの」

道長みちなが「俺たちを笑い者にする散楽をか?そうか・・・。俺も見たかったな(見つめ合う二人)」

乙丸「姫様!」

直秀なおひで〔毎熊克哉〕「邪魔しちゃった?」

乙丸「姫様!ひどいじゃないですか。私を置いて・・・」

いや、この流れ的には、ひどいのはおまえと直秀なおひでのほうやぞ( º言º)。

いい感じの所で、必ず邪魔が入るのは少女漫画のお約束ですね(´-`)。

これは大河ドラマやけどな( º言º)。

結局、従者の乙丸と帰っていくまひろ。
直秀なおひで道長みちながに、お前の従者は無事だ、と話しかけます。

道長みちなが「我が家の警固の者が、乱暴を働いてすまなかった」

直秀なおひで「おまえらの一族は下の下だな」

道長みちなが「全くだ」

一方、まひろの父・為時ためときは、右大臣・兼家《かねいえ》に、花山かざん天皇の間者を務めることはもう許してほしいと言うのでした。

兼家かねいえ「近頃、さっぱり注進に来ぬゆえ、いかがしたのかと思っておった」

為時ためとき「申し訳もございません。帝のご様子をお知らせすることが・・・苦しくなりました」

兼家かねいえ「ん?」

為時ためとき「右大臣様のご恩は生涯忘れません。されどこのお役目は、お許しくださいませ。帝は私のことを心から信じておられます。これ以上、帝を偽り続けますことは・・・。どうかお許しくださいませ」

頭を下げる為時ためときに、兼家かねいえは、『長い間、苦労をかけたな。もうよい。これまでといたそう』と、肩を叩いて笑顔で許します。

ありゃ。兼家かねいえ、えらく丸くなりましたねぇ(´-`)。

いや、兼家かねいえは、笑顔で為時ためときの『肩たたき』をしたんやけどな( º言º)。

その夜ー。
屋敷に戻った為時ためときは、まひろと訪ねて来た宣孝のぶたか〔佐々木 蔵之〕を前にして、晴れ晴れとした顔で、『兼家かねいえ様の間者をやめるぞ』と告げるのでした。

為時ためとき兼家かねいえ様もお認めくださり、長い間ご苦労であったと仰せ下さった。これからは、まっすぐな心で帝にお仕えできる」

宣孝のぶたか「分からぬな・・・」

あ、これはもうひとつの顔バージョンの宣孝のぶたかやね( º言º)。

宣孝のぶたか「右大臣様が、一度つかんだ者をそうあっさりと手放すとは思えぬ」

まひろ「私は、右大臣様の手を離れられてよかったお存じます」

宣孝のぶたか「黙れ!次の帝は右大臣様の御孫君だぞ。右大臣様側にいないでどうする。今からもう一度、東三条殿に行って、取り消してこい」

為時ためとき「な・・・、何を怒っておるのだ・・・」

宣孝のぶたか「東宮が即位されるときに、官職を解かれてもよいのか?」

まひろ「それでも、父上のご判断は正しいと私は思います」

そやった。世渡りベタの父娘やったわ( º言º)。

いと「姫様はお忘れなのですか!?私はもう昔のようなわびしい暮らしは嫌でございます。宣孝のぶたか様の仰せのように、東三条殿におわびに行ってくださいませ。右大臣家の後ろ盾がなければ若様だってどうなるか・・・。どうか右大臣家の間者でいてくださいませ」

ここで、まひろの弟・惟規のぶのり〔高杉真宙〕の乳母・いとが、予想外の参戦やね。お前は引っ込んでろと誰からも言われないのが不思議やな( º言º)。

まぁ、この後の史実での展開を考えたら、ここでこういう為時ためときと右大臣家との決別フラグを立てる必要はありますよね(´-`)。

先のことを言うなや( º言º)。

ということで、長くなりましたので、『第7回「おかしきことこそ」の振り返り』その3は、その4へ続かせていただきます(´-`)。

最後までお読み頂き、ありがとうございました🙇。

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