【歴史のすみっこ話】漢字、危機一髪 箸休め編2 ~当用漢字その目指したものは~[761文字]
「漢字、危機一髪」の番外編その2です💦。
ものすごく大雑把に言うと、『当用漢字表』とは、使用する漢字を制限するために作られたものと考えていました。
ですが、『三鷹市山本有三記念館官報』第10号2014.3に特別寄稿された阿辻哲二氏の『山本有三と当用漢字』に、以下の記述があります。
『最終的には漢字を全面的に廃止したい、と山本は考えていたようである。』と書かれていますが、その根拠となるものまでは、文中に示されていません。
当用漢字表は(すくなくとも当初は)漢字の全面的廃止を目標に作られたものなのか、ボクはまだ断言するような資料を見つけられていません。
阿辻哲二氏が推測するに至った根拠はなにか、出来る範囲で調べて行こうと思います🤔。
最後までおつきあい頂きありがとうございました。
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