【思い出はモノクローム】テレビ放送の始まりは昭和28年【02】
実験放送は除いて、テレビ放送が始まったのは昭和28年(1953年)です😃。
2月21日午後2時にNHKが、8月28日午前11時20分に日本テレビが放送を開始しました。(この年の6月に英国の女王エリザベス二世の戴冠式が行われています)
NHKの当時の受信料は200円で、テレビはアメリカ製白黒17インチが25万円前後、国産白黒17インチが24万円したそうです。当時の大卒サラリーマンの初任給が1万5千円前後だったそうですから、おいそれとは買えないですよね😅。(ちなみにNHK開局時、契約数は866台だとか)
最初のテレビドラマは2月4日にNHKで放送された「山路の笛」。
東北地方の民話を下敷きにした、農夫の男とその妻になった天女の悲恋物語なのですが、天女役の女優さんがスタジオの隅で着替えているところを映してしまうという生放送ゆえのアクシデントもあったとか。
最初の時代劇シリーズは7月1日にNHKで放送された『半七捕物帖』の「むらさき鯉」。
テレビドラマは30分という当時の常識を破る40分の長さだったとか。
最初のテレビCMは、日本テレビ放送開始日の8月28日に放送された精工舎の『正午の時報』なんですが、フィルムが裏返しに放送されるというミスのため、3秒で放送を中止されたそうです😅
気になるのはこの年にNHKで放送された主な番組の中に『奇巌城』というタイトルだけ書かれているのがあり、それ以外の情報はまったくないからわからないんですが、これってもしかして、アルセーヌ・ルパンが出てくる『奇巌城』のことですかね?🤔
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