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展示会に出展してみよう!  七転び八起きのはじめての展示会 ~準備編~

2024年10月—
我々THINK-DO.BEの面々は、この度バックオフィスDXPO福岡‘24に出展してきました。

THINK-DO.BEにとって、はじめての展示会への出展。

この記事は、展示会に行ったことすらない完全初心者が、「とにかくお客様と出会わなければ!!」という勢いだけで展示会出展を志した結果、限りなく七転八倒に近い七転び八起きを繰り広げながら、なんとかはじめての展示会の当日を迎えるまでの道のりを記したものである。


こんなレベルではなかった


第1フェーズ  

展示会なんか全然知らないのに、なぜか「展示会に出ましょう!」と社長に提案してしまう。


ある日利用中のサービスからこんなご案内メールが届きます。
 
「7月23日(火)~26日(金)の4日間で開催される「バックオフィスDXPO」「営業・マーケDXPO」に、出展をいたします。」
 
これは一体なんぞ!?
会場は東京ビックサイトとあり、どうも何か商品を紹介するイベントらしい…
 
これ、うちもできないかな。。。
 
まだ“展示会”という言葉も知らないのになぜかチャレンジ精神を発揮してしまう私。
この前の週に「何が正解か分からない。失敗してもいいから自らチャレンジせよ。」とアドバイスを受けたばかりだったので、やる気だけはあったのです!やる気だけは!

やる気だけはあった、というより、やる気しかなかった(悪い意味で)


早速、我々が今回出展した展示会“バックオフィスDXPO”のサイトにアクセス&資料請求。
(ここではじめて「展示会」という言葉を知り、イベントのイメージをつかみます。遅い。)

ここでも「DXPOの営業さんからのメールがなぜか迷惑メールに入ってしまったせいで全然資料が届かない」というしょうもないハプニングを起こしつつ、なんとか営業さんとアポイントを取ります。
みなさん、資料請求したのにメールが届かない時は迷惑メールをチェックするのをお勧めします。
 
無事に営業さんとアポイントを取れたのはいいものの、この後また問題発生。
「もう残りのブース数が少ないです!出展するなら明日、明後日くらいまでにお返事をしないと埋まってしまいます!」

世間とはそういうものなのか!!

開催は10月末なのに7月時点ではほぼ埋まっているなんて知る由もありません。
なぜなら数日前まで存在も知らなかったから!!
ラスト2小間ということで、大慌てで社長に出展を提案。

 
「うん、いいよ」

 
決定―!!
 
喜び勇んで意気揚々と申し込みをしますが、
この後、ベンチャー企業の完全初心者がいきなり展示会に出展することのハードルの高さを痛いほど思い知らされることになるとは想像もできませんでした…


このあとてんてこまいになります


第2フェーズ

飾り付けが大事らしいのに予算もノウハウも知識もない!!


展示会とやらはどうも飾り付けが大事らしいことをなんとなく察しているものの、準備の仕方や予算感などはさっぱりです。
「分からないことがあればご相談ください!」と営業さんに言われたので即質問。
 
Q.お飾りってどうやって準備するんですか?
A.そういう専門の業者があるんですよ。
 
なるほど、そういうものなのか。じゃあそこに発注すればいいのか!
なんだ、楽勝じゃないか!
 
Q.ちなみに大体いくらぐらいかかりますか?
A.そうですね、御社のブースの大きさですと、10万円くらいですかね!
 
思ったより高いー!!
私はだいぶ世間知らずらしい。こんな調子でよくもまあ出展しようとか思ったものである。
しかしひよっている場合ではありません。
 
Q.そんなに予算をかけずに済ませたいのですが・・・
A.そういう例もありますよ。画像送りますね。
 
ちゃんとあったー!!なんでも聞いてみるもんです!!
 
こうして営業さんからアドバイスを受けながら、ブースのイメージ案をどんどん作っていきます。手描きで。


実際に描いていたもの。これを真剣に社内で共有していました。恥の多い準備期間を送って来ました。


第3フェーズ

ブースを飾ろう!(って簡単に思ってたけど普通に大変だった)


さて、ブースのイメージも固まってきたところで、次は実際にブースの飾りを印刷するための入稿データを作っていきます。
 
全然できない!!!!
 
後から振り返れば当たり前です。うちにはPhotoshopもIllustratorも無い。

なぜOfficeでA0印刷に対応できる画像データを作ることができると当然のように信じて作業にチャレンジしてしまったのでしょう。
まったくもって愚かです。
 
1日半作業して「自力では不可能」とやっと気づいた私は(遅い)、L-planning(弊社のグループ会社)のデザイナーさんの力をお借りしてお忙しい中データを作ってもらいました。本当にありがたい限りです。


作ってもらったデジ吉のポスター。クールかつかわいいですね。


そして印刷の発注へ。
私は本当に馬鹿で、ラクスルの「発送まで〇日」を「到着まで〇日」と完全に勘違いしていました。
予定が完全にくるった!
お急ぎ便を使うことになってしまい、予定よりも出費がかさんでしまいました。
この時はだいぶ落ち込みました。
 
こうして最低限の壁の装飾を発注し終えた私ですが、ふと思います。
 
もっと目立てるんじゃね?
 
欲が出ました。完全に欲が出ました。
 
「展示会 ブース」で検索します。
 
そこで目に留まったのは
 

バルーン!!


It’s Colorful!


風船なら100均で買える!!私たちは風船で勝負するぞ!!
そんなこんなでバルーンの配置場所などを検討していると、周囲からこんなアイデアが。
 
「風船ひとつひとつにデジ吉がくっついてたらかわいい!」
 
たしかに!!
 
デジ吉風船計画、決定。


実際の写真。会場への移動時間でデジ吉を紙から切り取ってちっちゃいデジ吉を大量生産しました。

筋トレが趣味の社員の尽力によりデジ吉風船を量産しました。筋肉は正義。

他にも、
 
「パネルを持っていこう!」
「デジ吉の自己紹介をつけよう!」
「今まで取材を受けた新聞記事のコピーを持っていこう!」
「協業先との写真を持っていこう!」
 
と、たくさんアイデアが出て、とにかくみんなで全力で華やかにしようと努力した結果、完成したブースがこちら


デジ吉の数がすごい!!!


 
ブース内がデジ吉だらけです。


デジ吉の自己紹介はパートさんが書いてくれました。



終わってみれば反省点もいろいろ出てきましたが、全力を尽くして作り上げた弊社ブースはそれなりに華やかになったと自負しています。
 
 
他にも諸々のたくさんの準備(と失敗)をし、我々は遂に展示会当日を迎えます。
 
次回「展示会に出展してみよう!  七転び八起きのはじめての展示会 当日編」に続く!


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