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正直かなり渋いカード…果たして盛り上がるのか?RIZIN.32 勝敗&展開予想~前半戦~

今週の11/20(土)にRIZIN.32が開催されます!
正直全然実感がないのですが、あっという間にファイトウィークに突入してました。
先日残りの2カードも追加発表され、大会の全試合が決定しました。
そして試合順はこちらとなります!

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ファイトウィークという事で、恒例行事の勝敗予想と展開予想をやっていこうと思います!
今回は前半の第1~第8試合までです!それでは早速どうぞ!

【第1試合】寺山遼冴×弘樹

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初代RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵の弟。アマチュアで100戦以上を経験し昨年2020年9月にDEEP☆KICK第3代王者に輝いた。戦績は11戦7勝1敗1分。まだ17才という若さで榊原CEOからも今後のキックボクシング界をリードしていく存在になると好評価される。王者の強さを証明しRIZINデビューを勝利で飾れるか。
対する弘樹は、沖縄出身のキックボクサーで8年のキャリアを誇り、14戦7勝7敗。今年3月のRIZIN名古屋大会で内藤凌太とフルラウンドの末に判定負けを喫したが、強豪寺山を迎え、地元沖縄の地を盛り上げることができるか。また今回勝利して姉の寺山日葵のRIZIN参戦もあり得るのかという部分も気になるところ。

【勝敗予想:寺山遼冴の判定勝ち】
1Rから寺山はミドルキックと前蹴りで距離を自分の距離を保ち、弘樹も得意のミドルキックを放ち序盤は蹴りあいの展開。2R以降から弘樹の右腕にダメージが蓄積しガードが下がったところに、寺山の左ストレートと左フックが当たり効かせる場面も。それでも弘樹も粘り3R耐えきり試合終了し、結果は寺山遼冴の判定勝ち予想。

【第2試合】TARKERvs関原翔

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関原は6月のDEEPで『朝倉未来1年チャレンジ』のヒロヤ戦、9月の鮎田直人戦で判定勝ちを収め直近4連勝。RIZIN初参戦となる今大会もそのアグレッシブなファイトスタイルと気持ちの強さで、結果を残し連勝街道を突き進みたい。

TARKERは沖縄ALIVE沖縄支部シマジリアンズ所属で、これまでのプロ戦績は4勝2敗で、修斗沖縄に三大会連続出場の常連。その4勝は全てKOか一本と、フィニッシュ率100%を誇る。常にエキサイティングな試合を演じている。一撃で試合を終わらせる殺傷能力の高い左ストレートと、どこからでも入れるフロントチョークを武器に、地元沖縄でKO勝利なるか?

【勝敗予想:関原翔の判定勝ち】
TARKERのパンチに合わせて関原が組みつきテイクダウンして削る展開が多くなると予想。何度かスタンドになった際に関原のカーフにTARKERがパンチを合わせるも有効打にならず、トータルで塩漬けした関原翔が判定勝ち予想。

【第3試合】宮城寛克vsロペス薩摩

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宮城は20年7月のRISEで活躍中の中村寛に判定勝利を収めると、続く10月に今大会のRIZIN32にも出場している“ブラックパンサー”ベイノアとキックルールで対戦し敗戦。今年4月の再起戦で1R右フックでKO勝利を収めた。連戦となった今年6月にはベテラン緑川創相手に善戦するも僅差で敗れている。RIZIN初参戦となる今大会は地元・沖縄での開催だけにド派手なKO劇を演じ再起戦を勝利で飾りたい。

ロペス薩摩はこれまでに空手、相撲、拳法、ムエタイ、シュートボクシング、キックボクシングなどあらゆる格闘技を習得し、現在までに47戦30勝15敗2分の超ベテランで、年齢もなんと50歳。それでも今年2月にはKPKB初代ミドル級王座決定戦で堤徹相手に挑み惜しくも判定負けを喫したが年齢を感じさせない戦いぶりだった。初のRIZIN出場でベテランを意地を見せつけたいところ。

【勝敗予想:宮城寛克の1RKO勝ち】
1R宮城がローキック、ボディを中心にしっかりと試合を組み立てながら攻めて、ロペスが耐えきれずに前に出てパンチを出したところに、カウンターを合わせて宮城寛克の1RKO勝ち予想。

【第4試合】熊澤伸哉vsタナー・ロレンツォ

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熊澤これまでに地元沖縄出身で、総合格闘家としては06年にはPANCRASEネオブラットトーナメント準優勝、13年12月には第3代THE OUTSIDER 65-70kg級王者に輝き、15年には武勇伝ライト級王者という実績を持つ。現在は武術家・武道家として活動しながら発達支援のデイサービス事業を立ち上げ地域に貢献している。約6年振りのMMA復帰戦では武術家の強さを証明したい。

タナーは現在は沖縄の米軍基地に駐屯し、アマチュア3戦3勝に加え基地内の非公式試合参戦と勢いに乗っている。 得意技のハイキックとオモプラッタ、三角締めを武器に絶対判定にはならない面白い試合をすると宣言。RIZIN初参戦そしてプロデビュー戦を勝利で飾りたい。

【勝敗予想:熊澤伸哉の1R1本勝ち】
1R早々にタナ―が出した蹴り掴んでのテイクダウン。そこからトップポジションをキープしてからのヒールホールドで熊澤伸哉の1本勝ち予想。


【第5試合】にっせーvs古賀愛蘭

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にっせーは1勝1敗で迎えたプロ3戦目でDEEPJEWELSス女王しなしさとこと対戦すると1R中盤にパウンドTKO勝利で一躍注目を浴びる存在に。その後は大島沙緒里、パク・シウ、青野ひかるら強豪と対戦し3連敗を喫したが、今年9月のDEEP JEWELSで復帰戦となった古瀬美月相手にTKO勝ちを収め連敗から脱出した。その試合後のマイクでRIZIN参戦をアピールし念願のRIZIN参戦。沖縄出身で地元開催ということで、ここでアピールしてRIZIN女子スーパーアトム級戦線へ割って入りたい。

古賀愛蘭は、5歳から日本拳法を習い始め同じ、憧れの中村優作のいる大阪に単身で乗り込み弟子入り。プロデビュー戦は1R開始早々に左フックで相手をKOし衝撃を与え、プロ2戦目ではRIZINにも出場したことがある竹林エル相手に日本拳法独特のステップでパンチをヒットさせグラウンドでも終始コントロールに成功し判定勝ちを収めた。 日本拳法で培ったステップと倒せる強い打撃を武器ににっせーを倒し、日本拳法の強さを証明することはできるか?

【勝敗予想:にっせーの2R TKO勝ち】
序盤打撃戦になるも、にっせーが強引に組み付き、そのままテイクダウン。グランドでにっせーが古賀にパウンドを浴びせるもゴングに救われ2Rへ。2Rも同じような展開で、にっせーがテイクダウンし上からのパウンド。今回は逃げ切ることが出来ずにレフェリーストップでにっせーの2R TKO勝利予想。

【第6試合】安谷屋智弘vs宮城友一

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安谷屋は、地元沖縄の格闘技イベント天下一やTHE OUTSIDER、10年に沖縄で開催されたKing of the Cageなどでキャリアを重ね、沖縄を代表する軽量級ファイターとして注目を集めるようになる。14年には主戦場をDEEPに定めトップ戦線で活躍する。今年6月にタイトルマッチ挑戦権をかけてRIZIN参戦経験もある伊藤裕樹と対戦するもリアネイキッドチョークで無念の一本負け。そこからの 地元沖縄を代表してのRIZIN出場ということもあり、是が非でも勝利を掴み取りたいところだろう。

宮城はバックボーンは空手で03年にプロデビューした沖縄のベテランファイター。16年から主戦場GLADIATORで活躍し、8連勝と破竹の快進撃を続け、ライトフライ級王者を獲得。今年の9月にGLADIATORで2階級制覇を目指し、NavEの持つフライ級王座に挑戦するも判定で敗れ、そこからの復帰戦となる。的確なグラウンドテクニックと、試合を決める打撃力を併せ持つ。
今回唯一の沖縄出身同士の試合のため、どちらがチャンスを活かし、地元で存在感を見せつけることができるか。

【勝敗予想:安谷屋智弘の2R一本勝ち】
序盤から安谷屋がパンチを打ちながらのタックルで組み付きテイクダウン。宮城は何とか立ち上がるもテイクダウンから逃れられず体力を削られる。2Rに入っても展開は変わらず宮城は打撃を出せないままテイクダウンされてしまい、体力もメンタルも弱ってきた2R後半に安谷屋がバックに回り、そこからチョークでタップアウト。安谷屋智弘の2R一本勝ち予想。

【第7試合】越智晴雄vs曹竜也

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越智は08年2月に修斗でプロデビューするとトップファイターを破り、13年から主戦場をDEEPに移すと、17年9月に自身初タイトルとなる第2代DEEPストロー級王座を奪取。18年4月の初防衛戦も勝利し、18年9月に当時パンクラス王者の砂辺光久とのRIZIN.13で対戦しKO勝ちを収めた。しかし19年12月のBELLATOR JAPANでジャレッド判定負けを喫し、20年8月のDEEPストロー級タイトルマッチで川原波輝相手に一本負けを喫し、連敗と王座陥落。今年9月にはフライ級に階級を上げて渋谷カズキと対戦し、3-0の判定勝ちを収め復帰戦を飾った。 今回は約2年振りとなるRIZINのリングということで勝利を挙げ完全復活を果たしたい。

曹は、PANCRASEを主戦場にし、同郷の砂辺に敗れてからは常に再戦のラブコールを送り続け、何度も再戦のチャンスが訪れるも掴むことが出来ず、その後も砂辺との再戦だけを考えて格闘技人生を歩んできた。 そしてRIZIN初参戦となる今大会で元・DEEP王者を蹴散らし、砂辺への挑戦権を手に入れることはできるのか?

【勝敗予想:越智晴雄の3R1本勝ち】
1R序盤は打撃戦。越智はフックでプレッシャーをかけ、曹はジャブとローキックで距離を保つ。中盤から越智がテイクダウンをして曹の体力を削る。2R以降も越智がプレッシャーをかけテイクダウン。同じような展開で試合が進み3R後半に越智のフックが当たり、曹が組み付こうとしたところにフロントチョークを合わせてタップアウトし、越智晴雄の3R一本勝ち予想。

【第8試合】大原樹理vs 渡慶次幸平

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大原は現DEEPライト級暫定王者で約10年のキャリアで47戦している鉄人ファイター。20年9月のRIZINに初出場を果たすと矢地祐介相手に激闘を制し判定勝ちを収める。その後もDEEPでベテラン北岡悟、連勝中の大木良太、ZST王者・小金翔を破り現在5連勝と勢いに乗っている。26勝の内、16のKO・TKO勝ちと長いリーチを生かした打撃が得意のため、再び回巡ってきたこの試合も打撃で圧勝し、RIZINライト級戦線に一気に躍り出たい。

渡慶は17年4月まではPANCRASEを主戦場にMMAファイターとして活躍していたが、同年6月からは世界一危険な立ち技格闘技ラウェイに参戦。18年世界王者に輝く。現在までにラウェイで18戦8勝4敗6分けと本場ミャンマーの選手相手に勝ち越している。 誰にも負けないメンタルの強さ、そして強烈なパンチを武器にMMA復帰戦を勝利で飾りたい。

【勝敗予想:大原樹理の1RKO勝ち】
1R序盤から大原のリーチの長いジャブに苦戦し、渡慶は中々距離を詰めることはできない。しかし強引にパンチを振りながら距離を縮め、打ち合いの展開に持ち込む。打ち合いの中で大原のパンチが渡慶の顎をとらえダウンしたところに追撃の膝でノックダウン。大原樹理の1RKO勝ち予想。

【前半戦は果たして盛り上がるのか?】

前半組の勝敗予想は以上となります。
こうやって見てみると、前半ははなり渋いラインナップだなとは思いました。
今回の大会は沖縄開催という事で、前半戦1~8試合全てに沖縄出身ファイターが組み込まれている。それもあってか後半組に比べて華やかさとインパクトに欠ける部分がある。
これは逆に言えば、前半組が盛り上がらなければ“沖縄で開催する意味がない”ということにもなりかねない。

ただ、個人的には前半組のカードは、上手さよりも粗削りで気持ちに左右される選手が多い印象があるため、勢いや地元の応援ありきでKO・一本が生まれる可能性は多いにあると思っています。

インパクトのある勝利を挙げ、己の存在意義と、沖縄開催の価値を示すことはできるのか楽しみです。

そして次回は後半組の勝敗予想をアップしますので、お楽しみに!

それでは今回はこの辺で!
お疲れ様でしたー!

後半戦の予想はこちらから↓


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