これぞONEの集大成!!「ONE X」感想レビュー
こんにちは。
昨日、3月26日(土)にONEチャンピオンシップの10周年記念大会「ONE X」が開催されました。
第1回大会が行われたのは2011年9月3日。ONEはそこから飛躍的な発展を遂げ、今や150ヵ国以上の視聴者にコンテンツ配信を行っている。また、総合格闘技だけでなく、スーパーシリーズと呼ばれる立ち技部門もあり、キックボクシングとムエタイでそれぞれ階級ごとに王座が設けられている。このように格闘技のあらゆる要素が詰まっており、その人気は発祥地のアジアだけでなく全世界に広がっている。
そんな勢いを増すばかりのONEの10周年記念大会で、注目の好カードが多数。
非常に大規模なイベントとなるため、3部に分けて行われた。
数も多いため、気になった試合のみピックアップしていきます!!
ONE X: 第1部
メインイベントは、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ決勝。ランキング3位のシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と、4位のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン / ベラルーシ)が対決する。
第1試合
(総合格闘技 – ストロー級)
澤田龍人 vs. 池田仙三
今年1月の「ONE: HEAVY HITTERS」で劇的KO勝利を果たし、5万米ドルのボーナスを手にした池田仙三と、シンガポール・EVOLVE MMA所属で現在連敗中で今回は負けられない澤田龍人の日本人対決。
試合展開
仙三のワンツーが入りダウン。澤田が立ち上がるも飛び膝からバックに回る。凌いで澤田が組み付きテイクダウン。仙三も立ち上がり1R終了。
2R近距離の打撃戦から澤田がタックル。仙三がタックルを切って、左ボディへのパンチで澤田の動きが止まり、膝蹴りの追撃でレフェリーストップ。
結果は、池田仙三の2R TKO勝ち
海外のイベントでオープニングマッチが日本人対決ってのがいいですね!
そして仙三のボディやっぱエグい!
マイクパフォーマンスでのかめはめ波ーーー!!!良かったです!
第2試合
(サブミッション・グラップリング – アトム級)
ダニエル・ケリー vs. 山口芽生
ケリーは25歳。ブラジリアン柔術の黒帯で、カーラ・エスパルザ、ロクサン・モダフェリ、シンシア・カルヴィロといったベテラン・ファイターを倒してきた。
山口はブラジリアン柔術の黒帯で、MMA以外でもグラップリングの大会に出場している。前回はラズワンとのMMAマッチで勝ちを核心していたものの判定負け。そのフラストレーションを爆発させることはできるか。
ルールは、12分1本勝負。一本勝ちのみ、判定なし
試合展開
ケリーが引き込み山口の腕を狙うも凌がれる。そこか膠着状態となりスタンドに。山口が足を掴みに行くとそこからスクランブルでケリーが上になり、ケージ際でケリーが足首やアキレス腱を狙うも山口が全て凌いで、試合終了。
決着付かずのため、ドロー
終始攻め続けたケリーと、それを防いだ山口。
動きがあって12分があっという間だった!
グラップリングも面白いっすね!
第4試合
(総合格闘技 – フェザー級)
アミール・カーン vs. 高橋遼伍
高橋クレイジービー所属。カーフキックが武器。前回はタンカイに破れたが日本人選手ではフェザー級トップクラスの実力を持つ。
アミール・カーンはシンガポールご当地選手。元々ウェルター、ライトで戦っており今回からフェザー級へ。180センチの高身長から繰り出すパンチでのKO勝ちの多いストライカー。
試合展開
早々に高橋がカーフからのパンチに繋げて打撃を当てる。さらにカーフをうち、カーンが効く。
蹴り足をつかんで倒したところにパウンドを効かせ1R終了。
2R早々に高橋がカーフからカーンを倒しパウンドでラッシュを打つもカーンが耐えて立ち上がり、タックルを仕掛ける。高橋の動きが落ちたところに肘を狙う。お互い疲労が見え両者打撃が当たるようになり3Rへ。
3Rカーンが組み付き離れ際での打撃の展開。
そこから終始カーンが高橋を押し込み続け試合終了。
結果は、2-1でアミール・カーンの判定勝ち
高橋は前半完全にドミネートしてニアフィニッシュに近付いたがそこで仕留めきれずにガス欠。カーンは粘って前に出て勝ちをもぎ取った印象。まぁそれでもONEの判定がおかしいけど、それは選手分かってるはずなので、やはり序盤のチャンスでフィニッシュしきれなかったことと、地元選手だったというのが判定を分けた要因か。
第6試合
(総合格闘技 – バンタム級)
佐藤将光vs.ステファン・ロマン
佐藤は修斗バンタム級チャンピオンで、oneではPANCRASE王者ハファエルシウバにもKO勝ちする日本バンタム級最強の呼び声ある。前回はVTJで勝利しone復帰戦。
ロマンは北米を主戦場にしており、前回は初参戦で右のオーバーハンドで衝撃のKO勝ちし一気にバンタム級3位に。
試合展開
お互い距離を探ってなかなか打撃が当たらない。一発佐藤の右ストレートがあたるも、ロマンが前に出始め左のパンチを当て始める。
2Rに入り、消極的ということで両者にイエローカード。明けにロマンがテイクダウン。スタンドに戻りお互い牽制して3Rへ。
3R佐藤がプレッシャーを強めるもロマンがテイクダウン。そこからロマンがトップキープで試合終了。
結果は、3-0でステファン・ロマンの判定勝ち
佐藤が攻め手に欠けた印象。
なかなか、厳しい試合でしたね。
いまいち強さが見れなかったのが残念。
メインイベント
(キックボクシング– フェザー級)
ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ決勝
チンギス・アラゾフ vs. シッティチャイ・シッソンピーノン
ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリトーナメント決勝。
シッティチャイはムエタイベースで1.2回戦ともに判定で勝ち上がり。
両者は14年にGLORYで1度対戦、その試合はシッティチャイが延長判定でアラゾフを下している。
対するアラゾフは1.2回戦と1RKO勝ちという圧倒的な強さで決勝に。
ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリトーナメントの優勝をつかみ取るのはどちらになるのか。
この優勝者は3部に行われるフェザー級キックボクシング世界王者のスーパーボンvsグレゴリアンの勝者への挑戦権が与えられるだろう。
試合展開
アラゾフは前蹴り、ハイキック、ボディと多彩な攻撃をして、シッティチャイは左ミドルをメインに組み立てる。
2R序盤にアラゾフがアッパーとバックブローを当ててから、徐々にシッティチャイに打撃が当たるようになり、後半は特にボディが入る。
3Rはシッティチャイが前に出て、アラゾフの動きが落ちる。アラゾフもバックブローで打開をはかるもシッティチャイは倒れず。アラゾフも最後は深追いせずに試合終了。
結果は、チンギス・アラゾフの判定勝ちで、
ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリトーナメント優勝!
いい攻防だったけど、序盤に攻めたアラゾフに軍配が上がった感じかな。
一部だけでも結構お腹いっぱい(笑)
ONE X: 第2部
試合順は以下の通り。
第2部では、先日モンスターとスポンサー契約をしたことで話題の平田樹が当時。さらにコーメインイベントは、ONEバンタム級キックボクシング世界チャンピオンのカピタン・ペッティンディー(タイ)が2位コンテンダーの秋元皓貴を迎え防衛戦。
第2試合
(総合格闘技 – アトム級)
平田樹 vs. ジヒン・ラズワン
平田は22歳の超新星。2021年9月の女子アトム級ワールドGP初戦で、米国のアリース・アンダーソンに判定勝ちで1回戦を突破したものの、12月に予定されていたリトゥ・フォーガットとの準決勝を体調不良で辞退。半年ぶりの試合となる。ラズワンは2020年12月のには、ストライカーのビー・ニューイェン(米国)を相手に打ち負けず判定勝ち。そして今年2月の前戦では緊急参戦となった山口芽生(日本)から判定勝利を収めて現在2連勝。
試合展開
組みの攻防が続く。なかなか平田が思うようにテイクダウンできない中で序盤に2度投げて倒すが、どちらもラズワンに対処される。そこからはラズワンが組みに行きテイクダウンを許す。後半は平田が気持ちが切れて、攻めきれず試合終了。
結果は、2-1でジヒン・ラズワンの判定勝ち
平田が弱気になって、ラズワンが総合力が勝った印象だった。平田はこの初黒星で改善されることを期待します。
第3試合
(総合格闘技 – アトム級)
ハム・ソヒ vs. デニス・ザンボアンガ
両者は2021年9月の「ONE女子アトム級ワールドGP1回戦」で一度対戦し、判定2-1でハム・ソヒが勝った。しかし試合内容的にはグラウンドコントロールしたザンボアンガ勝ちでは?という声もあり本人も運営に講義をした。判定は覆らなかったが、そこからのダイレクトリマッチが実現。
試合展開
序盤打ち合いになり、ザンボアンガが組みに行ったところバッティング。
再開後、打撃戦の中でザンボアンガがテイクダウン。上からザンボアンガがパウンドを打つが、ハム・ソヒもなんとか立ち上がり逆にテイクダウンし、トップから削り2Rへ。
2R打撃戦の中からザンボアンガがテイクダウンを仕掛けるも、ハム・ソヒの腰が勝ち逆にトップを奪われる。そこから上からパンチと肘のパウンド。
3Rは組みの展開が続き、中盤ハム・ソヒがテイクダウンし上からパンチを打ち続け試合終了。
結果は、3-0でハム・ソヒの判定勝ち
前回のモヤモヤする勝利を払拭した。
ハム・ソヒの絶対勝つという気持ちを感じたし、テイクダウン能力の高さが見れてよかった!
コーメイン
(ONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチ)
(現王者) カピタン・ペッティンディー vs. 秋元皓貴
バンタム級キックボクシングタイトルマッチでは「スーパーシリーズ初の日本人王者」の期待がかかる秋元皓貴が、王者のカピタン・ペッティンディーアカデミーに挑戦。2018年からシンガポールのメガジム「Evolve MMA」で腕を磨き続けている秋元の悲願成就なるか。
試合展開
どちらも一歩も引かない攻防が続き、お互いコンビネーションを打ち合う。終盤カピタンに打撃が当たり始める。
2Rローキックが効き始める秋元の打撃が当たりだす。カピタンは組み付き膝蹴りをする。
3R早々にカピタンが組み付き、レフェリーが止めに入りカピタンにイエローカードを出す。再開後秋元がラッシュを仕掛けダウン寸前。再度カピタンが組み付き、2枚目のイエロー。そこからカピタンが強引に前に出る。
4Rも秋元が前に出てハイキックを当てたり、ローキックで相手を払うなど圧倒するも、それでも倒れないカピタン。
5R減点、ラッシュを仕掛けるもカピタンは倒れない。それからもハイキックや膝。カピタンも最後の力を振り絞りパンチを当てるも、秋元も最後まで倒れず攻め続け試合終了。
結果は、3-0で秋元皓貴の判定勝ち
秋元皓貴が、ONEバンタム級キックボクシング世界王者に!!
秋元のローキックで途中から流れが変わりましたね!めっちゃ強い!!
これまで日本人が負け続けだったので、本当に嬉しい!!
ONE X: グランド・フィナーレ
試合順は以下の通り。
どのカードもめちゃくちゃ楽しみ!
ここからはPPV配信だったのですが、迷わず買いました。
やっぱり青木vs秋山はどんな結末を迎えるのか見届けたいですね。
第1試合
(ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ)
スーパーボン vs. マラット・グレゴリアン
2013年11月を最後に負けていなかったジョルジオ・ペトロシアンに衝撃の失神KO勝ちを収めた王者スーパーボンに、2015年のK-1 WORLD GP -70kg王者で昨年10月にはアンディ・サワーを破ったマラット・グレゴリアンが挑戦するフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチは目が離せない。
試合展開
1Rグレゴリアンがプレッシャーをかけるも、徐々にスーパーボンが前蹴りや左ミドルで自分のペースを掴んでくる。
2Rスーパーボンが前蹴りの連発でグレゴリアンを近づけさせないようにするも、終盤にグレゴリアンがパンチを当てる。
3Rグレゴリアンが前に出始めパンチを当てるも、今度はスーパーボンが膝蹴りと左ミドルで吹き返す。
4Rは開始早々グレゴリアンがボディをうちながら前に出ようとするも、スーパーボンは膝蹴りと前蹴りでグレゴリアンの動きを止める。
5Rグレゴリアンが起死回生のために強引に前に出て何度かパンチを当てるも、スーパーボンはうまく前蹴りと膝蹴りで交わして試合終了。
結果は、3-0でスーパー・ボンの判定勝ちで
王座防衛!
前蹴りと膝蹴りがエグかった。
あとはムエタイのテクニックが凄いんだなと素人目でも分かった!
これは、チンギス・アラゾフもキツイんじゃないかなと思う。
第2試合
(ムエタイ – ライト級)
エドゥアルド・フォラヤン vs. ジョン・ウェイン・パー
ジョン・ウェインは、今回が引退試合。元ISKAムエタイ世界ミドル級チャンピオン
戦績99勝46KO35敗1引分のレジェンド。100勝目を果たして有終の美を飾れるか。
フォラヤンは、ONEライト級ではお馴染みのベテランファイター。元ライト級チャンピオンではあるがMMAでは4連敗が続いている。そんな中で初のムエタイマッチに挑戦。
試合展開
フォラヤンのサイドキックからの左フックが当たる。それからもフォラヤンがスピンキックとコンビネーションで畳み掛ける。ジョンもローキックで応戦。
2Rもフォラヤンがパンチで圧倒して終盤にダウンを取る。ジョンも立ち上がり前に出て攻めるとフォラヤンが疲れ始めて動きが止まる。
3Rもフォラヤンがバックブローを当てて効かせるもジョンが諦めず追っていき飛び膝をフォラヤンに当て効かせる。そこからジョンが猛攻をするもフォラヤンがなんとか凌いで試合終了。
結果は、3-0でエドゥアルド・フォラヤンの判定勝ち
フォラヤンって、こんなに打撃強かったんだ!
あと1Rくらいで終わるかなと思ったら、ジョンのそこからの頑張りが凄かった。
本当にいい試合でした!
ジョン・ウェイン・パー お疲れ様でした!
第3試合
総合格闘技 – ライト級
青木真也 vs. 秋山成勲
青木と秋山の因縁は14年前まで遡る。2008年9月の『DREAM.6』で青木が秋山に対戦要求をするも、当時カードは実現しなかった。昨年9月にはONEに所属していた2人に対してオファーがあったが、秋山が怪我を理由にオファーを断り試合は消滅。その年の11月に行われた『Road to ONE: 5th Sexyama Edition』において、選手として出場していた青木が秋山に「(試合のオファーを)お前、何で断ったんだよ!」と批判して話題になった。
そんな2人がついにONEのケージの中で直接対決する。
試合展開
青木がタックルを仕掛けシングルレッグからバックを取り、チョークやフェイスロックを仕掛けるも秋山がなんとか耐えて1R終了
2R青木がタックルを仕掛けるも秋山がそれを切り、そこから青木の動きが失速する。チャンスと見て秋山がパンチを打ち込み青木がグラつき、なんとか組み付くも潰され、そこから秋山に膝蹴りとパウンドをもらってレフェリーストップ
結果は、秋山成勲の2R TKO勝ち
マジかよ!!!
いやーヤバい試合だったわ!!
1Rのチャンスを逃した時点で、青木の負けパターンが過って嫌な予感はしてたが、その通りになった。まさか本当に秋山が勝つなんて。
余韻が半端ないですね。次の試合に行く気持ちを作れないよ(笑)
第4試合
(ONEフライ級世界タイトルマッチ)
(現王者) アドリアーノ・モラエス vs. 若松佑弥
若松は19年3月にDJと対戦し敗れるも、そこから元ONEフライ級王者であるジェヘ・ユスターキオを初回KOするなど5連勝し王座挑戦を手繰り寄せた。
モラエスは、ONEには13年11月から出場し、翌14年9月に初代・第3代・第5代フライ級王者で、昨年4月にはUFC王座を11度守った“DJ”ことデメトリアス・ジョンソンを撃破し初防衛を成し遂げ、2度目の防衛で若松を迎え撃つ。
試合展開
序盤はお互い見合う展開が続き、レフェリーから両者注意を受ける。その後も見合う展開が続き再度注意。その後にモラエスがテイクダウンをするも、若松がうまく立ち上がり2Rへ。
2Rからモラエスのプレッシャーが強くなり、若松もカウンターを狙う。中盤組みの展開になるも離れてスタンドに。終盤モラエスが前に出て一瞬打ち合いの展開となり若松が下がる。
3R見合う展開となり、イエローカード。
モラエスがテイクダウンを狙うが若松も体を入れ替えスタンドに。
今度は若松がタックルでテイクダウンを奪う。モラエスも立ち上がり、再度若松がタックルを狙うが今度はモラエスがそこにカウンターのギロチンを合わせる。若松が引き抜こうとするもモラエスが足でロックし形を作ったところで若松がタップアウト。
結果は、アドリアーノ・モラエスの3R一本勝ち。
コーメイン
(特別ルール・スーパーファイト)
ロッタン・ジットムアンノン vs. デメトリアス・ジョンソン
世界的に特に注目を集めるスーパーファイト。
この試合は3分4ラウンドの特別ルール(1ラウンドごとにムエタイ、総合格闘技を交互に行う)で行われる。
ロッタンはムエタイの選手としてタイ国内で実績を積み、2018年には那須川天心とも対戦。ONEでは2018年9月のデビュー以来、負けなし。ONEフライ級ムエタイ世界タイトルを獲得し、同級キックボクシングのランキング1位にも名を連ねている。
一方のジョンソンは、UFCのフライ級王座を11回も防衛。2019年から参戦するONEでは3連勝した後の昨年4月にアドリアーノ・モラエスが持つフライ級王座に挑戦。そこでキャリア初のKO負けを喫しての再起戦。
試合展開
1Rはムエタイルールで、開始早々からロッタンがプレッシャーをかけ、DJをケージに追い詰めパンチのラッシュを仕掛ける。DJもしっかりブロックした後にしっかりとパンチを返して反撃する。その後もロッタンがパンチと蹴りで圧倒するもDJもカウンターのフックや膝蹴りで反撃し決定打を作らせず1R耐え凌ぐ。
2RはMMAルームで、今度は逆にDJがロッタンにプレッシャーをかけケージに追い詰める。ロッタンも組まれないようにサークリングして打撃の間合いを取り、パンチを打ったところにDJがカウンターのタックルを合わせてバックを取る。そこからチョークを狙い寝かせて、完璧に腕が首に入りロッタンが失神。レフェリーが止め試合終了。
結果は、デメトリアス・ジョンソンの2R一本勝ち
ミックスルールだったけど、めちゃくちゃ面白かった。
ルールが変わった瞬間にお互いが前にプレッシャーかける展開が凄く見ていて面白かったね!
DJはやっぱ強いんだな。でもロッタンもよくこのルール受けたよね。もっと適正な相手とのMMAマッチ見てみたい。
メインイベント
(ONE女子アトム級世界タイトルマッチ)
(現王者) アンジェラ・リー vs. スタンプ・フェアテックス
世界タイトルマッチでは、「アンストッパブル(止められない)」の異名を持つ王者のアンジェラ・リーが、同級ワールドグランプリを制し挑戦権を得たスタンプ・フェアテックスを迎え撃つ。
試合展開
開始早々アンジェラが打撃で前に出ての組み付き、スタンプも膝とパンチでボディを効かせ下がらせる。ラッシュで仕留めようとするもアンジェラがテイクダウンで凌ぐ。そのままアンジェラがバックに回りグラウンドの展開。スタンプもそこをなんとかしのぎ2Rへ。
2R早々にアンジェラが組み付いてのテイクダウン。そこからアンジェラの三角締めからの腕十字をスタンプがなんとか防ぐも、さらにアンジェラがツイスターからのリアネイキッドチョークを仕掛け、終了間際でスタンプがタップアウト。
結果は、アンジェラ・リーの2R一本勝ち
すごい試合だった!!
スタンプの打撃の強さも見せたし、アンジェラリーのMMAファイターとしての強さも見れた!
まさに10周年大会を締めくくるに相応しい試合だったと思う!
まさにONE集大成!!
本当に濃い1日でした。
これまでONEを盛上げてきた選手たちによる最高の興行になったんじゃないかなと思います。
やっぱり青木vs秋山の余韻は半端ないですね。
ただ海外のイベントで、ここまで盛り上げられる二人は本当に凄いと改めて思いました。
あと日本人選手vs海外選手でほとんど日本人選手が負けてしまったのが残念でしたが、それでも秋元選手が絶対王者のカピタンに完勝して王者になる姿をリアルタイムで見れたのは本当によかった!
武尊、天心だけじゃない!秋元がいるんだぞと!
そんな感じで、ONEの集大成のような大会で非常に大満足でしたが、ここからさらにまた10年後にむけて、また面白いマッチメイク、ドラマを期待しております!
選手のみなさん、関係者のみなさん、本当にお疲れ様でした!
今回はこの辺で!
それでは、また!
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