RISE vs K-1対抗戦!『THE MATCH 2022』追加対戦カード発表記者会見
こんばんは。
本日12:30より那須川天心vs.武尊の“世紀の決戦”がメインイベントで行われる、2022年6月19日(日)東京ドーム『THE MATCH 2022』の追加対戦カード発表記者会見が、4月22日(金)都内にて行われました。
今回の会見では、K-1とRISEのチャンピオンクラス・主力選手同士がついに激突する“全面対抗戦”というべき8試合が発表。
注目の対戦カードはこちら!
[-55kg 3分3R延長1R]
鈴木真彦vs.金子晃大
鈴木はガンガン前に出て打ち合う攻撃的スタイルを武器に、RISEで活躍する現役バンタム級王者。昨年9月に那須川天心と対戦し敗北するも、11月には江幡塁との再戦で1R KO勝利。今年1月の拳剛との防衛戦ではKO勝ち、今年4月には江幡睦を圧倒して判定勝ちしている。戦績は37戦32勝5敗(19KO)。
対する金子は、類まれな格闘センスと豊富な練習量で頭角を現し、15戦 14勝(8KO) 1敗 0分を誇る現役K-1世界王者。今年2月には黒田勇斗をKO、璃明武をKO、玖村将史を判定で下して、ベルトを獲得。K-1最強を証明した。戦績は、15戦 14勝(8KO) 1敗 0分。
[-55kg 3分3R延長1R]
志朗vs.玖村将史
志朗は日本では新日本キックボクシング協会で活躍し、16年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功していた。その後18年からはRISEに参戦し、那須川と2回に渡る熱戦を演じた。21年7月から開催された「DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」では準優勝。今年4月には江幡塁との再戦で、ハイキックでKO勝利。
対する玖村は、今年2月の第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで、一回戦で鬼山桃太朗、準決勝で佐々木洵樹をKOして決勝へ。決勝では金子晃大に判定負けを喫したが、トップクラスの実力を見せている。長い手足から繰り出す卓越したテクニックの打撃が持ち味。
[-53kg 3分3R延長1R]
風音vs.黒田斗真
風音は、世界一を目指して関西から上京し、RISEを中心に戦ってきた那須川の盟友。昨年には『DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント』を制覇し、那須川に挑戦状を叩きつけた。今年4月には那須川天心と対戦して、僅差の判定負けを喫したが、高い実力を見せた。打たれても下がらないタフネスと気持ちを見せるファイトが武器だ。
対する黒田はサウスポーから繰り出される左フック、ストレート、ヒザ蹴りが武器の新世代K-1ファイター。21年5月K-1バンタム級日本最強決定トーナメントでは一回戦で池田幸司をKO、準決勝で松本日向から2度のダウンを奪って判定勝利、決勝では壬生狼一輝を秒殺KOで沈め、圧倒的な強さでトーナメント制覇を成し遂げた。21年12月には、壬生狼一輝との再戦を延長判定で制している。
[-71kg 3分3R延長1R]
“ブラックパンサー”ベイノアvs.和島大海
ベイノアはキックボクシングだけでなくMMAにも挑戦する“二刀流”ファイター。第2代RISEウェルター級王者で直近のキックでは21年9月にねぎ魔神と対戦、打たれ強さに苦戦したものの、3対0で判定勝ちを収めている。MMAでは11月にロクク・ダリ(コンゴ)に3Rで逆転のKO勝利、大みそかのRIZINではレスリングエリート・武田光司と対戦し腕十字を極められ1本負けを喫し、再起戦としてRISEで階級上の海人と対戦するも1RTKO負け。今回は本来の階級で王者としてK1を迎え撃つ。
対する和島は、K-1ワールドGP大阪大会のスーパー・ウエルター級タイトルマッチでK1引退試合となる王者木村“フィリップ”ミノルに挑み3ラウンド2分50秒、KO勝ちで撃破、第4代王座となった。過去2敗し、10戦連続KO勝利中の“絶対王者”に左脚でロー、膝と蹴り分け、最後はボディーに左ミドルキック。地元大阪でベルトを奪取した。
[-62kg 3分3R延長1R]
中村寛vs.レオナ・ペタス
レオナは”石の拳”の異名を取るほど硬い拳を武器に、19年9月にKrush王者に就いた。20年3月には武尊と善戦した村越優太にKO勝利、同年7月には武尊の同門・大岩龍矢を判定で下して、Krush王座を防衛。実力で武尊の持つK-1王座への挑戦権を獲得し、2021年3月の対戦でKO負けも、激闘で会場を大いに沸かせた。前戦は昨年12月の『K-1』でマキ・チャーチャイに判定勝利している。
対する中村は、第6代DEEP☆KICK-60kg級王者の肩書を持つ。サウスポーでガンガン前に出るスタイルで、21年7月には大雅を撃破、続く11月にはYA-MANに判定負け。前戦は今月2日の『RISE ELDORADO 2022』で北井智大にKO勝利、敗戦した北井はダメージが大きく、担架で運ばれた。試合後、中村はマイクを持つと「このキックボクシングルールで1位、2位とかも戦うんかな。北井選手も強いと思うけど、このレベルの差なのでチャンピオン戦お願いします。6月(武尊vs那須川のビッグマッチ)必要だったら呼ばれるでしょ」とアピールしていた。
[-63kg 3分3R延長1R]
白鳥大珠vs.ゴンナパー・ウィラサクレック
ゴンナパーはK-1のリングでムエタイの強さを見せ続け、第4代K-1 WORLD GPライト級王者、第5代Krushライト級王者となった。昨年の初防衛戦で朝久泰央に延長判定で敗北し、ベルトを失ったが、続く12月には西京佑馬に勝利して復帰を果たしている。前戦は今月3日の『K-1』で鈴木翔也にKO勝利を収めている。
対する白鳥はボクシング転向を経てキックに戻ると、19年2月に秀樹にTKO勝利し第5代RISEライト級王者を戴冠。同年9月にはRISEワールドシリーズに優勝し世界王者となった。昨年はRIZIN KICK ワンナイトトーナメントで髙橋亮、皇治を破り優勝も果たした。前戦は今月2日の『 RISE ELDORADO 2022』で秀樹に延長判定で勝利している。
[-65kg 3分3R延長1R]
原口健飛vs.山崎秀晃
2017年6月、空手とボクシングの経験を生かし、関西の格闘技イベント「ALL BOX WORLD」で3RKO勝ちでキックボクシングでプロデビューを飾った。2020年1月には秀樹とのライト級王座決定戦で、強烈なカウンターの右フック一発でKO勝利し王座を戴冠。10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントでも優勝に輝く。前戦は今年4月の『RISE ELDORADO 2022』でロンペット・Y’ZDGYMにKO勝利している。
2019年8月の平山迅戦から2020年3月『K’FESTA』での寺島輝戦まで3試合連続KO勝利し挑んだ9月の安保瑠輝也戦でKO勝利しK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座を獲得。前戦となる2022年4月の『K-1』で大和哲也を挑戦者に迎え防衛戦を行うも、1R KO負けを喫し、王座陥落した。以前から対戦要求をしていた原口選手に対し「寸前の試合でちょっとぽしゃってしまったんですけど、原口君申し訳ない。でも、どこの看板背負ってやってるかっていうのをしっかりここで証明したいと思っています。まだまだ僕は65kgで、K-1で最強のつもりでいる」とコメント。
[-62kg 3分3R延長1R]
YA-MANvs.芦澤竜誠
YA-MANの戦績は11勝3敗。2021年5月にRISEでスタートしたオープンフィンガーグローブマッチで3連勝を飾り、大晦日のRIZINで皇治に勝利。前戦は今年4月の『RISE ELDORADO 2022』オープンフィンガーグローブマッチで伊藤澄哉にKO勝利した。昨年大みそか「RIZIN.34」では皇治と対戦、激しい打ち合いを制した。RISEでの天心ラストマッチ「RISE ELDORADO 2022」では伊藤澄哉とダウンの奪い合いのシーソーゲームをやってのけていた。
対する芦澤はビッグマウスで世間の注目を集めてきたが、2019年6月のK-1で大岩龍矢戦を前に引退を示唆。2020年9月のK-1DX企画『芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集』に出演し活動を再開。同年12月に、1年4ヶ月ぶりにK-1のリングに復帰。前戦は今年2月『K-1』で西元也史にTKO勝利している。
また芦澤がオープンフィンガ-グローブでの試合を承諾したことで両者の舌戦がヒートアップ。YA-MANがグラスをつかみ、芦澤にとびかかりに行った。慌ててスタッフが止めに入る。K-1プロデューサー・中村氏の机はぐちゃぐちゃに。会場は一時騒然となった。
カード発表は以上。
なんだかんだでYA-MANと芦澤が話題を持って行ってしまった。
流石プロですね(笑)
今回はRISE vs.K-1の対抗戦という構図のカードだったが、
それ以外の団体の対戦も決定しているとのことで、残りのカードはまた別の機会に確定次第発表するらしいです。
その他の事としては、
ルールはTHE MATCH特別ルールを設けるとして調整中。
3分3R延長1Rで赤コーナー青コーナーの概念は無しにするとのこと。
ビックイベントに向けていろいろ決まっていくのはワクワクしますね!
これは勝敗予想がかなり割れる気がします!
あとは追加で誰が参戦するのかも気になる。
というわけで今回はこの辺で!
お疲れ様でした!
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