5試合だけだが、かなり楽しめる大会!!RIZIN LANDMARK vol.2 勝敗予想
こんばんは。
いよいよ明日、3/6に「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」が開催されます!
LANDMARKシリーズは、その時その時のインパクトがある選手同士の戦いで、ナンバーシリーズにあるランキングやグランプリに紐づかない爆発力のあるカードを組むというコンセプトのもと、全5試合を配信メインで行う大会です。
メインの鈴木千裕vs平本蓮はもちろん楽しみですが、アンダーカードもかなり面白いカードが組まれているので、早速勝敗予想していこうと思います!
■試合順
それではどうぞ!
▼キャッチウェイト(63.0kg) 5分3R
COROvs.増田拓真
COROは、17勝17敗5分で過去に朝倉未来,昇侍,瀧澤に敗戦したが、白川と引き分けているなど経験豊富。直近ではDEEPで下からの腕十字で見事な1本勝ちを収め現在2連勝中。
増田は、25歳で6勝1敗で、CORO同様にDEEPを主戦場とし、2017年のデビュー戦こそ黒星を喫したものの、現在6連勝中の若手有望選手。
展開予想
1R増田がプレッシャーをかけ、COROがカウンターを狙う展開。COROがタイミングを見計らいタックルに行きテイクダウンしトップキープで削る。
2R増田の動きが悪くなり、すかさずCOROがテイクダウンし、腕十字を極めて増田がタップ。
結果は、COROの2R一本勝ち
勢いのある新人vsベテランファイターって感じで、COROが技術で跳ね返しそうな予感。正直DEEPでやれよという感じはありますが、やるからにはオープニングマッチに相応しい面白い試合をして欲しいです。
▼バンタム級(61.0kg)5分3R
魚井フルスイングvs伊藤空也
魚井は、修斗を主戦場とし、豪快な“フルスイング”フックを武器にする選手。調子にムラがあり連勝と連敗を繰り返し、連敗の中でRIZIN TRIGGER1stに出場。そこで獅庵に豪快なフルスイングでKO勝ちして連敗脱出。今回も勝利して連勝の波に乗れるか?
伊藤は、GRACHANを主戦場とし連勝を重ね20年9月に獅庵に勝利しバンタム級王者に輝いた後、21年6月に行われたRIZINバンタム級ジャパンGPに出場。一回戦で金太郎と戦い判定で敗れたものの、打たれ強さとアグレッシブなファイトでファンを惹きつけた。しかし昨年行われたGRACHANのベルト防衛戦で手塚基伸に一本負け。ベルトを奪われてのRIZIN再起戦となる。
【展開予想】
1R伊藤がリング中央を取りプレッシャーをかけ、魚井もカウンターを待つ。伊藤が仕掛けて打ち合いになり魚井も返すが、打ち合いでは伊藤が優勢に。
2Rからは伊藤が蹴りを使いだし、魚井が中々前に出れなくなる。さらに圧力をかけられ下がらされ、カウンターのフルスイングもヒットはするが、ダウンを取りきるところまでは行けず。
3Rも伊藤が終始パンチと蹴りでプレッシャーをかけ魚井の持ち味が出せず試合終了。
結果は、3-0で伊藤空也の判定勝ち
ホコタテ対決。一発で相手を仕留めるパンチを持つ魚井か、打たれても前に出続ける伊藤か。ツイッターでは「サイコパス対決」とか言われてて面白かった。個人的には伊藤の前に出るプレッシャーに魚井が押されてしまうかなと。
▼RIZINキックボクシングルール(※ヒジ有り)52.5kg 3分3R
吉成名高vs.白幡裕星
吉成は、ムエタイの二大殿堂のタイトル「ラジャダムナンスタジアム」と「ルンピニースタジアム」のタイトル統一を達成し外国人で2人目、日本人初の快挙を成し遂げ、最強の立ち技格闘技と言われるムエタイで歴史を数々と塗り替えてきた。RIZINでも4度出場しすべてKO勝利。しかし、天心のRIZINラストマッチの対戦候補に名前が上がり実現するかと思われたが、結果吉成の調整が間に合わず断念。そこで一度RIZIN側と関係が拗れる。しかし今回、榊原CEOから直々に謝罪があり再びRIZINのリングに上がることとなった。
白幡は、現KNOCKOUT-REDスーパーフライ級王者でこれまでRIZINに出場経験のある老沼隆斗、大崎孔希、石井一成と対戦しており、こちらもムエタイ技術が高い選手。
展開予想
左ミドルの蹴り合いからスタートし、徐々に吉成がプレッシャーを強めていく。近い距離で白幡が組み付くも足を払われ転ばされる。中盤になり白幡も左ストレートと近距離の打ち合いで打開を図るも、距離を外されペースを掴めない。
2R吉成がプレッシャーをかけ、白幡が組み付いたところに肘を打ち込まれダウン。立ち上がるも吉成の右ストレートでダウンしレフェリーがストップ。
結果は、吉成名高の2R TKO勝ち
肘アリのキックルールとのことで、結構LANDMARKの雰囲気と合わさりかなり面白い試合になりそう。
そしてやっぱり吉成が圧倒して強さを証明する試合になると思います。
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
昇侍vs.鈴木博昭
昇侍は、わずか3秒のKO記録を持つ初代パンクラスライト級王者で、その後もDREAM、DEEPでトップファイターたちと鎬を削り、RIZIN初参戦するも朝倉海に1RTKO負けし、続くDEEPでは元谷友貴に一本負け。そこからRIZIN31で階級をフェザーに上げて今回メインの鈴木千裕に1RKO勝利をあげた。直近でRIZIN TRIGGER1stで萩原京平とメインを務め、1Rテイクダウンで優位に進めるも2RTKO負けを喫しての今回が再起戦。
対する“怪物くん”こと鈴木博昭は、元SHOOTボクシングチャンピオンでボンサイ柔術にも所属している。RIZIN LANDMARK1回大会に出場しMMAデビュー。そこで奥田啓介に1RTKO勝ちし、その勢いのまま大晦日に萩原京平戦が組まれる。試合は萩原にテイクダウンで塩漬けにされ持ち味が出せず判定負けとなり、こちらもRIZIN再起戦。
展開予想
1R鈴木がミドルキックで距離を保ち、なかなか昇侍がペースを掴めずにいるが、中盤から強引に距離を詰めてパンチを振る。徐々に昇侍がプレッシャーを強め今度はニータップからのテイクダウンを成功させ、トップキープをして上から削り1R終了。
2Rも最初は鈴木が蹴りでプレッシャーを強め、再度昇侍がテイクダウンを狙うも鈴木に上手く切られ、リング際に追い込まれる。そこで打ち合いになり、昇侍が組み付こうとしたところに鈴木のハイキックが当たりダウン。鈴木が追撃のパウンドをしてレフェリーストップ。
結果は、鈴木博昭の2RTKO勝ち予想
流石に短期決着になるかなと思っていたが、昇侍はインタビューでテイクダウンを臭わせている。しかし最近昇侍は打たれ弱くなってる気がするので一発鈴木の打撃貰って負けちゃいそうだなと。
なにはともあれ、お互い萩原京平に負けてからの再起戦という共通点。
絶対に今回は負けられないですね!
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
鈴木千裕vs.平本 蓮
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
鈴木は、PANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級で優勝経験もあるが、そこから体調不良で1度総合格闘技から離れた、キックボクシング団体KNOCK OUTに参戦しKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級初代王者に輝いた。そしてRIZIN31で総合格闘技に戻るが昇侍に1RにKO負け。再起戦のRIZIN TRIGGERでは山本空良に判定勝ちするも不完全燃焼。続くKNOCK OUTで強敵タップロンに豪快に1RKO勝ちし完全復活し、LANDMARKのメインを任されることとなった。
平本は、K-1でゴンナパー・ウィラサクレックやゲーオ・ウィラサクレックといった強豪外国人選手にKO勝利し注目を浴びたが、K-1のリングから離れ、19年にRIZINへ移籍し芦田崇宏とのキックボクシング対決で完勝。20年大晦日のRIZIN.26でMMAデビューし萩原京平と対戦するも、2R TKO負けを喫しそこからアメリカでの武者修行を経て約1年3ヶ月振りの試合となる。
展開予想
鈴木がプレッシャーをかけるが、平本が前蹴りとミドルで鈴木の前進を止める。中盤になり鈴木が強引に前に出て左右のフックを放つ。それに平本蓮がカウンターのワンツーを合わせて鈴木がダウン。平本蓮が追撃するも鈴木が何とかリカバリーして1R終了。2R序盤鈴木の動きが悪いと気づくと平本が前蹴りとミドルでプレッシャーをかけてリング端まで追い詰め、鈴木がパンチを出したところにカウンターを合わせてダウンをとり、そこへサッカーボールの追撃でレフェリーストップ。
結果は、平本蓮の2RTKO勝ち。
鈴木が組みに行くとは思えず、そうなると平本的に鈴木はかなり相性いいと思う。あとはやっぱり平本蓮がどれだけ強くなってるのかは正直未知数なので、ここでスカ勝ちできれば、今年は平本蓮の年になるかもしれません。
予想は以上となります。
■5試合だけだが、かなり楽しめる大会!!
LANDMARKは他のシリーズと違って凝縮されてる感じがいいですよね!
5カードだけですが、かなり楽しめる大会になりそうです!
格闘家の間でも、吉成名高戦以外は、割と勝敗予想が割れてます。
特にメインの鈴木vs平本はほぼ五分の状態。
果たしてどうなることやら。
そんなわけで、明日が本当に待ち遠しいです!
また明日、大会の感想レビューを書きますのでお楽しみに!
今回はこの辺で。
お疲れ様でしたー!