そりゃ「うっせぇわ」って曲も流行るわ
と、思うできごとがあった。
(とはいえ私、「うっせぇわ」ちゃんと聴いたことないんだけどね…)
きのう書いた記事に、知らない人からコメントがついた。記憶にない名前だったので、初見の人だと思う。
スキが押されているわけでもない。喩えるならば、私の開いている個展にいきなり扉もノックせずに現れて、
「あなたの描いた静物画には動物が描かれている!自分は今までいろんな個展を見てきたからこそ言えるけれど、あなたの描いたリンゴは哺乳類だから、あなたの描いたものは静物画とは言えない!」
…とでも言われた感じ。伝わるかな…?まあ、そんな様なことを言われたというか…うーん、うまい表現が浮かばねえっす。
一日の終わり、どうぶつの森をやってぐっすり眠ろうとしていたところだったので、そのコメントを見、私は非常にイラっとした。
そもそもあんた、誰だよ。
「FF外から失礼します」とか挨拶しろと言ってるんじゃない。ただ、初めましての相手にいきなり自分の意見ぶつけて、さも「僕が正しいんです」みたいな面してるんじゃねーよ、と言いたいのだ。
だもんで即コメントを削除し、さくっとブロックした。二度と来ていただきたくは無いからだ。
普段ならそんなことはしない。ただこのnoteにおいて、そこまでマナーの悪い人に出会ったことが無かったから、それ相応の対処をさせてもらった。
けれどもネットを見ていると、様々な場所で似たようなことが起きているなあと、そんな風に感じさせられるばかりだ。特に、Twitterとか。
自分の意見だけ押し付ける自信家に溢れたインターネット。もしもその対義語を「ネット外」…アウトサイドネット?とでもするならば、アウトサイドネットの場で、彼らは果たしてネット内と同じように自分の意見を述べ、見知らぬ人にその意見を押し付けることができるのだろうか?
もしもそんなことを繰り返していたら、彼らは確実にアウトサイドネットの世界から居場所を失うことだろう。
インターネット上でしか、強く出られない人たちが存在する。そんなこと、とっくの昔に知っていた。
でもやっぱり、出くわすと害虫に遭った時みたいな嫌悪感を味わう羽目になる。
きっと、リアルな世界では絶対にこんなこと言えないんだろうなこいつ、と思った。ネットの悪いところだ。ネット弁慶という言葉を作った人は本当にすごい、そのセンスは有吉どころじゃあ無い。
逆に、私はネット上でこそ諍いに遭いたくない。ネット上でくらいは、いらんこと忘れてのほほんと平和に過ごしたい。アウトサイドである現実の方が、よっぽど面倒くさい人に溢れているのだ。それをきちんと知っている人ならば、わざわざネット上でまで面倒くさい思いなんぞしたくないはずだ。
ネット弁慶な人たちは大概、アウトサイド側でそんなに多くの人と関わらずに済んでいるタイプなのだろうと思う。だから「人と関わりたい」の裏返し的な塩梅で「本当はこんなにすごい自分」(という虚像)を見せつけたくて、ネット上で大口を叩くのだろう。異論は認めますぜ。
そう考えると、ちょっと憐れむこともできる。
…というか、こうしてnoteのネタになってくれたんだし、当て逃げに遭ったけどさほど怪我なく済んでラッキー、くらいに思うことにしよう。
でも、いきなしようわからん自論をぶつけられると、私とてさすがに「うっせぇわ」って言いたくなるわ。
そういうことがきっと、いろんなところに溢れている昨今なのだろう。
そりゃ「うっせぇわ」って歌詞が流行るワケだわね。
しかしな、ネット弁慶氏よ、たとえばもしも、このコピペが本当に本当の「現実」だったとしたら、あんたは一体どうするよ?
なぁ
そろそろ貴様に言わなければならないことがあるんだ。
俺も今日まで言うべきかどうか悩んだ。
言わなければお前も俺も普通の生活を続けていくことができる。今までどおりにな。
だが、やっぱりそれじゃだめなんだ。偽りのなかで生きていてはだめなんだ。
それに、もう時間がないんだ。
今、俺はお前に真実を告げる。
2ちゃんねるを
見ているのは
ひろゆきと
俺と
お前だけだ。
驚いたか?当然だよな。だがそれが真実だ。
辛かったぜ。お前が2ちゃんを見つけるずっと前から、俺は何十台ものPCに囲まれ毎日2ちゃんを保ってきた。
だから、あの厨房も、あのコテハンも、すべて俺だったんだ。
お前が初めて2ちゃんを見たとき、俺は人生であれほど嬉しかったことはなかったぜ。
時には心苦しいながらもお前を叩いたりもした。許してくれ。
と、今話せるのはここまでだ。もうすぐすべてを知るときが来る。
そのときまでに、心の準備をしておいてくれ。
自分が優位に立てていると思って、大口を叩いていられる間「だけ」が幸せなんだよ。
いつかあんたの前から誰もいなくなってしまった世界で、後悔しない様にね。
ネットは「網」、誰かの手によって編まれているからこそ「網」になれることを、どうかお忘れなく。