- 運営しているクリエイター
#GTOWizard
トナメ虎の巻 ~ICMとBubble Factor~
現在、日本でポーカーをプレイする際は基本的にトーナメントが中心。そんな環境において、ICMやBubble Factorなど、トナメで重要なトピックについてはぜひ理解しておきたいところ。
ところが、なかなかそれらについて踏み込んだ発信は少なく、JOPTなどの大型大会では頻繁に「この人ICMやBubble Factorを理解してないな」と思う場面に遭遇します。というかICMやBubble Facto
GTOツールの使い方|超訳GTO Wizard [3]
「超訳GTO Wizard」の説明は第一回を参照
GTO Wizardのようなツールは、特定の戦略を暗記するためにあるわけではない。そもそも、全てのハンドの戦略を暗記することは不可能である。スタックの深さ、レンジアドバンテージ、ナッツアドバンテージ、ベットサイズ、ポジションなど、マクロな視点に昇華させて理解することが重要である。それに加え、心理学的な側面も理解し、GTOも活用できるように
ポーカー初学者が学ぶべき10のこと[後編] 超訳GTO Wizard [2]
前回の続き。
[6]多くの利益はナッツ級のハンドから生まれる
多くの利益はナッツ級のハンドから生まれている。deep stackでプレイすればするほど、それを感じることになる。下の図では、100bbのCashゲームにおいて、BTNがオープンレイズをするレンジとEVを示している。42%のレンジでオープンレイズをするのだが、そのなかの半分のハンドが長期的にプレイしたとしても1回あたり0.1bb以下
ポーカー初学者が学ぶべき10のこと[前編] 超訳GTO Wizard [1]
はじめに
「ポーカーは運ゲーなのか。それともスキルゲームなのか。」
答えは、両方である。ポーカーに限らず、初心者がいきなり結果を残すことも多々あるが、ポーカーは他のスポーツと比較にならないほど運の要素が強い。それゆえ、ポーカーを運と感覚と最低限の知識だけで楽しめるならそれでいいだろうし、そのスタイルは否定されるものではない。人生において、全ての趣味を職人のように向き合う必要はないし、限られ
【翻訳】GTO Wizard blog 「Overbetting The Flop in Cash Games」
元記事URL
以下訳
キャッシュゲームにおけるフロップのオーバーベットについてターンやリバーでの研究が一般的だが、フロップのオーバーベットは、均衡状態において大量のEVを生み出すと同時に、多大な搾取的メリットもある攻撃的な武器となり得る。
この記事では、ポラライズされたフロップ戦略を構築するためのツールを紹介する。なお、この記事は上級者向けなので、ポーカーに比較的慣れていない方は、まずフロップ
【翻訳】GTO Wizard Blog「Understanding which mistakes cost you the most money」
元記事
追記:
「プリフロップのミス」のセクションにおけるUTG vs COのSRPのAJoとAToの文面記載のEVの数値と画像のEVの数値が違う部分がありました。
が、元記事の本文に準拠した翻訳にしているので予めご了承ください。
以下訳
どのようなミスが大きなロスを生むのかを理解する幸運なことに、私は『The Mental Game of Poker』を共同執筆したメンタルゲームコーチのジ
【翻訳】GTO Wizard Blog「Navigating Range Disadvantage as the 3-Bettor」
元記事
以下訳
3ベッターとしてのレンジ不利を克服する想像してみよう:NL500の6maxのキャッシュゲームをプレイしていて、いくつかのポットを獲得し、150bbのディープスタックで座っている。BBでとても美しいハンドであるK♣Q♣を配られた。COがレイズする。周りがフォールドし、気楽に12bbに3ベットする。相手は3ベットにフラットコールし、フロップが開かれる。
▶︎バックドアのクラブなし