星にならないで 象眠舎ライブバージョン

今回の象眠舎のライブで"星にならないで" が人気なので、少し解説です。
大和田慧さんから、何曲かデモを聞かされた時に、この曲は完成されておらず、でも雰囲気が独特で良い曲になりそうな気配がありました。
そしてふと思い出し、小西くんのデモを引っ張り出し、聞いてみたところ全く違うコード進行でしたが、大和田さんのデモのメロディが上に乗っかるとハマると思い、大和田さんに提案したところ、面白そうだと彼女も乗り気で、小西くんならこの独特な雰囲気を新たなフェーズに持っていけそうな気もして2人を繋げました。2人とも新しいことに挑むことに躊躇せずに向かって行く本当の音楽家、アーチスト達です。

2人の好きなプロデューサーは、僕も好きなJon Brionで同じだったし、上手くハマれば良いものが出来ると確信してました。
そしてこの提案から数ヶ月を経てVanilla House Sound Labでこの曲を含む数曲の大和田慧さんのレコーディングが始まり、小西くんのプロデュースによる他の曲と一緒に完成、それになんと前述のJon Brionプロデュースの曲も入ったアルバムが大和田さんの"シネマティック"です。

今回、象眠舎のライブで、この曲をやった経緯は、小西くんと曲の打ち合わせ、どうやってどんな編成でやるかの打ち合わせの時に、今回のライブでは象眠舎の曲では歌ものの曲数が足らないのと、感情的な盛り上がりがある曲、ボーカリストが歌い上げるような曲を特別には用意してなかったので、小西くんが書いた曲を思い浮かべて、クラックラックスの曲をやるのもありかと思ったけど、大和田さんのこの曲はアンコール的にやるのはありだと考え、と同時にすぐに自分の頭の中で各ボーカルのこの曲の歌詞を歌う声が聞こえてきたので、どのパートを誰に歌ってもらうかを歌詞を見ながら、その場で小西くんに伝えメモをとってもらいました。

初めて全員揃っては当日のリハーサルでしたが、短時間の割には、ほぼ思った通りの仕上がりになって、ラストを締めるにちょうど良い曲になったと思います。

大和田さんもこのライブバージョンをとても気に入ってくれてるようで嬉しいです。

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