言葉を選ぶ力と、受け取る力と
「すべての答えは自分の中にある」
これは私が長年深めてきたオーラソーマの真髄になっている考え。
創始者 ヴィッキーの言葉を正しく引用すると
「最も偉大なる教師は、あなた自身の中にあるのです」。
これらのフレーズは受け取る人によって解釈が変わると思います。
【思考の声を聴く】を採用する人もいるだろうし、【感情の声を聴く】を採用する人もいるだろうな。
でも実際にヴィッキーの自伝を読んでみると、ヴィッキーが自分自身の意志で選んでいることなんてほとんどないんですよ。
ヴィッキーの人生って【思考】では望んでいないことばかり起きてて、そんなとき【感情】はもちろん大きく負の方向に揺さぶられたりもする。
ということは、「すべての答えは自分の中にある」という言葉の真意はそこにはないのかもしれない、という考えに行き着きます。
それならばここでいう【自分】って何なんだ?
【自分の中】ってどこなんだ?
そもそも、ヴィッキーは「答え=answer」って言ってなくない?偉大なる教師ってなに?
ってことなんですね。
言葉って人によって捉え方が変わるし、どんな風にでも解釈できる曖昧なものです。
だからこそ、その言葉の意味を正しく受け取るためには、発している人の行動や在り方をよく観察して、その人の目線に立ってみる必要があります。
そして、私自身も発信する側として、伝えたいことがあるときにどういう言葉を選ぶのかというのはすごく大切だし、同時にすごく難しいと感じます。
これまで以上に丁寧に繊細に、言葉を選んで発していきたいものです。
サロンのサイトの文面も書き換えなきゃいけないなぁ。