組織における専門性の継承
組織において専門性を継承するにはどうすればよいのだろうか。
専門性を継承するとは、結局、宗教を伝承することと同じだと感じた。
そう思ったのは、大学院の時に専門性の継承に関する研究をしているときに昔の「空海」の映画をたまたま観たときのことだ。映画の中で、空海は、宗教を伝えるために写経をし、お経を唱えるだけではだめだと言っていた。お経に込められた思いや考えを伝えていく必要があるのだ。
それを見て、専門性を継承するには、①大切なことを言語化し、文書として残す、②文書を使いながら、そこに込められた思いや考えを後進に伝えていく、ことが必要であると改めて感じた。
ちょうど、研究をしていた内容と宗教の伝承がリンクしていた。
学びはどこにでも転がっているものだ。