【SNS】映像ベースは避けて通れない

今の時代、SNSといわれるサービスを使い、自分、あるいは自分の事業やサービスなどを全世界に発信し、知名度を上げていく時代です。逆に、知名度を上げる方法と言ったら、SNSを使って発信することくらいしか早く済む方法はないわけです。
SNSとはいっても、noteのような、主にテキストベース(もちろん他の種類もありますが)のものや、YouTube,TikTokのように、映像ベースのSNSも存在します。
SNSのタイプをひたすらに列挙していくとすれば(インターフェイス別に)、

・テキストベース (X, note,)
・画像ベース (Instagram, Pinterest)
・映像ベース (YouTube, TikTok, Instagram)
・音声ベース (情報不足ですが確かそんなようなものはあったような気が…)

の四つくらいだと思います。

タイトルにも書いた通り、この中でも「映像ベース」のプラットフォームは避けて通れないと思います。
個人的にわかりやすい歴史で、そのような結論に至った理由を書いていきます。

人類が発達して、最初に使い始めたといわれているのは、言語です。
言語は、早く伝えることができますが、遠くまで伝えたり、記録として残しておくには不便でした。
そこで登場したのが、文字。さらに、中国の地域で開発された紙の製造技術が広まったおかげで、それを記録するまではいかなかったかもしれませんが、遠くまで届けられるようになりました。
紙に筆記できるのは、文字だけではないので、絵画等もかけるようになりました。
時代は飛び、、
近代になって、写真の技術が開発されました。調べてないので詳しいことはわかりませんが、おそらく、文章や絵では伝えきることのできないような模様や風景、人の顔などを主に収めるものとして作られたのだと思います。
そして、その次あたりに作られたのが、録音技術です。トーマス・エジソンによる録音機が最初だといわれています。それの応用という形で、電話技術もこのあたりから頭角を現します。
その次が、複合技術です。
機械の小型化の問題などもあり、それまでなかなか実現できていなかったテレビが、ブラウン管の登場によって作られました。
白黒テレビ──カラーテレビという順番で瞬く間に普及し、コンピュータといった技術力の結晶まで誕生しました。

ここで考えたのは、それぞれの普及速度の違いです。
文字は、普及が遅かったと思います。というのも、紙が非常に高価なもので、当初は手に入りにくいという問題があったからです。武士や貴族などの上流階級以外にはあまり広まらず、ましてや農民などには伝わる由もありませんでした。
絵も、貴族や上流階級の遊戯なっていたようです。絵具に使う色を自然界から入手していたことが多かったので、青のラピスラズリは高価すぎて、お金持ちしか手が出せない状態だったわけです。
写真とそれ以降は、以前に比べれば、比較的普及速度は速かったと思います。しかし、それにしても、テレビほどの普及速度には至りません。

これは、テレビがいかにして人間の感覚や脳に浸透できたかがあらわれていると思います。音声と映像を掛け合わせたテレビが、これほど売れたのも、それだけの需要があったからです。

話を戻しましょう。
テキストベースには、限界があります。Xなどを見ても、画像や動画と併用している人が大半です(言いすぎました)。
それに比べて、映像プラットフォームは、テキストも組み込んで使うことができるという利点があります。
それなりに時間はかかりますが、これらの観点から、SNSを使い、効率的な情報発信を行うのに、映像ベースのものは避けて通れない道だと思います。

ちなみに、自分は動画編集にかかる労力と時間の兼ね合いで、何度かというか常に挫折しています。
これがSNSで効率的に情報発信できる人との違いかもしれません。

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