The StadiuM広報部|美容鍼×ダンストレーナー・私らしく人の為になりたい
こんにちは。プロスポーツトレーナーアカデミー「ProSTA」を運営している株式会社The StadiuM広報部の梁瀬(やなせ)です。私事ですが、この広報の仕事を通じて様々な人のトレーナーへの熱い想いを聞き、刺激を受けています。本記事で皆さんに何か気づきがあれば嬉しいです。
さて、今回ですがプロスポーツトレーナーアカデミー「ProSTA」に通う、石井稚乃さんにインタビューをしました。現在、石井さんは呉竹学園の2年生。お父さんの病気を通じて鍼灸に出会い、現在は美容鍼灸師を目指しています。また、並行して高校までやっていたダンスにこれからも携わりたいとダンスのトレーナーに向けても勉強中です。
父の病気を通じて、鍼灸師の存在を知った
ーー 石井さんが鍼灸の勉強を始めたきっかけを教えていただけますか。
石井 はい。きっかけは父の病気でした。実は私が中学生だった時、父が癌になってしまって。なかなか深刻な病状で、壮絶な治療でした。
そんな父が病気の中、少しでも痛みが緩和されればと通っていたのが鍼灸だったのです。中学生だった私は、鍼灸を行くと少し元気になる父の姿を見て、鍼灸師の人って本当にすごい、本当に素晴らしい仕事だなって思いました。
ーー 身近な人が助けてもらっている姿を見ると影響を受けますよね。
石井 そうですね。なのでその後、高校3年生になり、進路を考え始めた時、なんとなく鍼灸師への道が頭に浮かんでいました。と同時に、当時ダンスを辞めたばかりだったので、これからもダンスに携わることは出来ないかと相当悩みました・・。
ーー ダンスをやられていたんですね!
石井 保育園から高校2年生までずっとやっていました。もう休みの日なんてないくらいに毎日踊っていました笑
本当にダンスが大好きで、一時期はダンスで色んな人を笑顔にしたいという夢もあったんです。なので進路選択という大きな決断をする時、その夢を諦めていいのか、自分は何をしたいのか、かなり悩みました。
ーー 悩み抜いた進路選択、最後はどうやって決断したんですか?
石井 まず自分はそもそも何をしたいんだろう、っていうのを深堀りました。そしたら、私の色んな気持ちの根源には「人の為に何かしたい」という想いがある事に気づいたんです。そして、父を助けてくれた「鍼灸師」のように、自分も人を助けたいという思いが強くなりました。
勉強嫌いの私が、夢中で勉強できるわけ
ーー そうして入学したのが呉竹学園だったのですね。呉竹学園での生活はどうですか?
石井 とっても楽しいです。毎日が充実しているなって感じます。勉強がとにかく嫌いで中学の頃テストで8点を叩き出したことのある私が、今では夢中で勉強しています笑 6時間勉強することも苦じゃないくらいです。
ーー それは、すごい!!! 好きこそものの上手なれ、じゃないですが、好きだからこそ夢中で勉強できるんですね。ちなみに学校では、どんな勉強をするんですか?
石井 解剖学、筋肉、骨、血管、東洋医学でツボがどこにあるか、なんてのを学んでいます。ツボって実は365個、体にあるんです。中には刺しちゃいけないツボもあったりして。しっかり理解して覚えないといけないので必死です!!
ーー 必死ですと言いつつ、すごい笑顔で楽しそう・・・!!!
石井 好きが溢れちゃってましたね笑 勉強を重ねるほど、自分も誰かのためになれる、そして両親に恩返しできる、いや、恩返ししたい!という思いが強まってます。一人前になるまで、これからも頑張りますよ〜!!
鍼灸師といえども範囲は広い。
もしかして、トレーナーとして大好きなダンスに関われるかも。
ーー 石井さんはProSTAを受講してくれていますよね。これは何かきっかけがあったりするんですか?
石井 専門学校に入り、鍼灸師の勉強を進めていく中で、鍼灸師って色んな分野があって、色んな活躍の仕方があるんだ! ということに気づいたんです。痛みの緩和だけじゃない、スポーツの現場で活躍することもできるんだって。
そしたら、自分が大好きなダンスにまた関われるのかも。色んな自分の可能性を模索したい、と思い始めて受講することにしました。
ーー 実際に受講してみてどうでしたか?
石井 スポーツトレーナーといえども、種目によって選手へのアプローチは全く違うし、勉強になることがたくさんありましたね。特に今も行っている現場でのインターンシップは超ハードですが刺激的です。
ーー どこでインターンシップしているんでしたっけ?
石井 サッカーのバルサアカデミー葛飾校です。ここでは小学生をメインで見ているのですが、現場に行くたびに学校で習わなかった部分や分からない部分が出てきて。ついて行くのに必死ですが、成長を実感できます。
そして何より子供たちが本当にキラキラしていて。私も見習わないとな、もっと頑張らなきゃって思います。
ーー 子どもたちの純粋な思いや情熱は、大人も見習わないといけないことが沢山ですよね。ちなみサッカーの現場に行かれたということだったのですが、男女の差を感じることはあったりするんですか? やっぱりサッカーの現場は男性が多いので・・。
石井 全く無いですね。確かに男性は多いですが、それが何か障壁になったりすることはなかったです。
様々な経験から見えてきた
「自分が本当にやりたいこと」
ーー こうやってProSTAに通ったり、色んな挑戦を続ける石井さんですが、将来はどんな仕事に就きたいですか?
石井 そうですね。美容鍼とダンストレーナーどっちもやりたいって思っています。やっぱり私らしく、色んなことに挑戦し続けたいんです。
美容鍼では、女性専門の不妊治療の出来る治療院で働きたいです。ダンストレーナーとしては、プロのダンサーに帯同出来るようになりたいです。どっちも全力で挑戦して、色んな面から「人の為になりたい」と思っています。
ーー いいですね。石井さんならどっちの夢も叶えてくれる気がします。心から応援してます!! さて、最後になりましたがこれを読んでいる、後輩に向けて何かメッセージがあったらお願いします。
石井 専門学校に入ると多くの壁にぶつかると思います。でもその壁を乗り越えると沢山の成果を感じることが出来ます。
また、私のように将来を不安に感じる人もいるかもしれませんが、まずは色んなものに興味を持って挑戦することが大切です。そうしたら自分が想像してなかった色んな可能性が見えてきます。まずは挑戦して、自分のやりたい夢を見つけてください。
【広報 後記】
美容鍼もダンストレーナーもどっちもやりたい。私らしく色んなことに挑戦し続けたい。この言葉が本当に心に残りました。選択をするとなると何か一つしか選べないと思いがちですが、どちらも選択する。そしてどちらも全力で挑戦する、この気持ちは本当に大切なのかもしれませんね。
The StadiuMでは就職や進路に悩む学生向けに無料のキャリア相談を実施しています。スポーツの現場に関わり続けたいけどどうしたらいいの? 何から勉強したらいいの? 就職活動が心配、どんな悩みでもお気軽にご相談ください。ご相談は下記メールアドレスよりお待ちしております。
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