「スポーツトレーナーを諦める前に入ってほしい」理学療法学科だけでは得られなかった“繋がり”とは
「入っていなかったらたぶん、トレーナーになるのを諦めていたと思います」
そう話してくれたのは、ProSTA(プロスタ)の個人向けプログラムを受講中の森はるかさんです。現在は大学の理学療法学科に所属しながらProSTAで手技を学び、プロスポーツトレーナーを目指しています。
ProSTAがなければトレーナーを諦めてたというのはなぜなのでしょう。現在受講中の森さんだからこその視点で話してくれました。
スポーツに関わる仕事がしたい方、スポーツトレーナーという職業に関心がある方はぜひ読んでみてくださいね。
ProSTAを受講は、スポーツトレーナーへの夢への近道
ーー森さん、ProSTAを受講していなかったらスポーツトレーナーを諦めていたかもしれないと思うのはなぜですか?
トレーナーになるための“繋がり”がないのが、一番の理由です。人とも、機会とも。
私が所属している大学の理学療法学科は、スポーツが好きで、トレーナーを目指して入学した人が多いのですが、在学中に病院への就職にシフトチェンジしていく例がほとんどです。医療技術者を育成するための専門的な授業を受けて医療の道を選ぶポジティブな理由の方が多いと思いますが、中にはトレーナーになる道を挫折して進路変更をする方もいます。今では80人ほどいる学科で、トレーナーを目指しているのはたった4人になりました。
学校で学ぶ内容でスポーツに特化した部分はごくわずかなので、トレーナーに必要な技術を学べる機会はほとんどありません。あわせて、スポーツトレーナーとして活動されている方々とのつながりも、現場に出られる機会もなかなか得られるものではありません。ProSTAに入っていなかったら、私もトレーナーになることを諦めてしまったと思います。
ーー森さんがProSTAを知って、受講することになったのはなぜですか?
大学1年生の時に所属していたトレーナーを目指す人たちのサークル・SPOLECで聞いた講演がきっかけでした。ProSTAを受講してトレーナーになられた穐近境兵さんのお話を聞いて存在を知り、興味をもったんです。
その後、自分が将来何をしたいか考えたらやっぱりトレーナーになりたい!という気持ちが強かったので、お金を貯めて、大学3年生に進級する頃にProSTAを受講し始めました。自分で学べる場所はほかにはなかったし、夢への近道になると思ったんです。
すぐに使える手技を学び、プロスポーツの現場で即実践
ーーProSTAでは、どのように学びを進めているのでしょう。
月2回ほどの講義で手技を学び、インターンのお話があれば現場に出て実践しています。
プログラムは、
・テーピング
・関節モビライゼーション
・ファンクショナルストレッチ
・リンパ系トリートメント
の4つのスキル講習を2回ずつ学ぶのが基本です。最後にあるテストでの合格を目指して学んでいきます。
インターンは、自分が参加できそうな試合などの現場に応募する仕組みです。私は最近だと、青森ユースサッカーフェスティバルという全国大会常連の高校が集まる大会に3日間参加。トレーナーブースでいろいろな選手に施術させていただきました。
試合前にはテーピングや、連日の試合でたまった疲れを取るためのストレッチ。試合中はテーピングが外れてしまった際の巻き直しや緊急対応。試合が終わった後にはストレッチやトリートメントを担当しました。
1日7人ほどの選手をサポートして、たくさんのことを学ぶことができました。
ーー現在プログラムの受講途中とのことですが、すでに実際の現場に出ているのですね。
プログラムがしっかりした内容なので、講義で学んだことをそのまま使えば選手の方に体の変化を感じていただけています。施術を終えた後、立った瞬間に「うわぁ、違う!」と表情が一気に変わる選手もいます。そういった反応が見られるとやっぱりうれしいです。
インターンシップがきっかけでトレーナーとして定期帯同契約も
ーーProSTAを受講しなければ得るのが難しいとお話していた“繋がり”については、得られるものはありましたか?
ProSTAを受講しているからこそのご縁もたくさんありました。
インターンの際に、トレーナーの山田さんや穐近さんがチームの監督に紹介してくださるなどして、さまざまな人との繋がりができました。
単発のインターンの他、西武台中学校のサッカー部に定期帯同しているのですが、きっかけは一貫校の高校のチームの方を青森ユースサッカーフェスティバルで担当したことでした。「大学が近いから、よかったらトレーナーとして来てくれない?」と。今は平日の練習日に週1度と、試合の日にチームのサポートさをせていただいています。
人も機会も、ProSTAに入っていなければ得られなかっただろうと思うものばかりです。
ーー残りの受講期間でしたいことはありますか?
残り4回の講義は、現場を想像しながら受けたいと思っています。
これまでは技術を学ぶことに専念してきました。最近は、現場に出るようになったからこそ見えてきたものもあるので、実際の場でどう活かすかを考えながら受講します。
将来は「人に求められるトレーナー」になりたいと思っているんです。感謝してもらえるもうれしいけれど、選手に必要とされるのがやっぱり一番うれしいので。不安や痛みを把握して、技術を提供できるよう、求められたものをきっちり返せるトレーナーになれるよう学んでいきます。
ProSTAではサッカーの現場に行かせていただくことが多いのですが、私自身はバスケットボールをしてきたし、競技が好きなので、バスケにも関われたらうれしいです。最後の総体で満足いく終わりを迎えられなかった私のような思いはしてほしくないので、スポーツする人達の問題を解決できるような身近なトレーナーになりたいと思っています。
ーー最後に、スポーツトレーナーになりたい人に向けてメッセージをお願いします。
現場で各チームのトレーナーさんを見て、私はトレーナーに対するイメージが大きく変わりました。裏で働くイメージが強かったけれど、実際は監督と選手の間にいてチームを一つにする役割を担う立場だし、一緒に一丸となって戦っていると知って、より魅力的な仕事だと感じています。
スポーツトレーナーになる道を諦めてしまう人を多く見てきたからこそ、諦める前にProSTAを知って、入ってほしいと思います。やりたいことに対していろいろな人がサポートしてくれる場なので、トレーナーを目指している人には強くおすすめしたいです。
森さんが受講中のプロスポーツトレーナーアカデミー「ProSTA(プロスタ)」では、国内外・トップチームでの経験が豊富な講師陣から現場ですぐに活かせる本物のトレーナー技術・知識の指導が受けられ、就職サポートまで行っています。
また、The StadiuMの公式LINEでは「ProSTA」の各プログラムに関する情報発信の他、
・スポーツトレーナー志望の鍼灸、柔整学生の方への就職相談
・スポーツトレーナー志望の方への進路相談
など、トレーナー全般に関するお悩み相談を受け付けています。
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