見出し画像

第五の権力 『オンラインで繋がった個人』の強さ

わたしたちは、いまや権力の仲間入りの時代に突入しています。
立法、司法、行政の三権。更に国民に対して同等程度の影響力を持つ報道機関が第四の権力とされています。

その第四の権力である報道機関が凋落しています。
取材や裏取りのファクトチェックをした上で報道しているのか?
イジメは良くないと子供に諭している大人たちが公開の場でイジメみたいなことしてないか?

勘のいい人ならお気づき、 そう兵庫県知事の斎藤知事に関する報道です。
これらの報道を見て、 「うん?偏りすぎてないか?」 「そんなことする人なのか?」 と違和感を持った人たちが、 自分で調べ、 自分の頭で考え、 そして至った結論として、 #さいとう元彦まけるな のハッシュタグが爆発的に増えたのです。

国民はつい最近までは報道機関(テレビ・新聞・週刊誌)しか情報源がありませんでした。そしてそれらの報道を信じるしかありませんでした。
それも無理ありません。 だって、それを信じなかったら何を信じたら良いの?ってなってしまうから。 そうなんです、報道機関は第四の権力を使って『報道しない自由』も良いように使ってるのです。 もう一度言いますね、『報道しない自由』です。

しかし、国民の間でインターネットが普及し、スマートフォンが当たり前のように浸透し、ソーシャルメディアを使うようになりました。

いま、なんか潮目が変わりつつあることを感じてませんか?
そうなんです、『オンラインで繋がった個人』 が第五の権力、いや第四の権力すらも凌駕する時代になりました。

スマホやPCを通じてインターネットに接続する力を手に入れたわれわれ個人が情報発信できるようになりました。
これまでの時代ではなかった大きな力を手に入れたのです。

兵庫県知事選でのソーシャルメディアへの傾注を分析

情報の洪水の中で何が信じるに値するかを選別するリテラシーが問われる時代になりました。
もちろん、誰が発信したか? も非常に大切です。
歴史的には新たな情報技術の出現により、絶対権力であった国王や教会という権力者の力を削ぎ落とし、個人に与えてきたのです。

わたしは、それくらい情報というものが普遍的かつ重要なものだと考えてます。 これだけ兵庫県が注目されるようになったのも 1人の人間である斎藤元彦さんの勇気ある行動、 めげない心(レジリエンス)、 県民を信じた行動が起因になっていることは間違いありません。
そこからわたしたち県民・国民は、一人ひとりの国民が動く大切さに気づいたことと思います。

今回の報道および世論は、
人の足を引っ張ったり、
出る杭を打ったり、
強い者には媚びたり、
同調圧力
など日本人の悪い癖が出てしまった面があります。

それでもなお、 最後まで私たちを信じてくれた斎藤さんには感服しかありません。
頑張ってる人や努力したりしてる人を称賛する社会にしませんか? 人の噂をすぐに信じるのはやめにしませんか? わたしはそういう社会を築いていきたいです。

2024年10月19日10:01 X投稿(一部改訂)

いいなと思ったら応援しよう!