ザスパサポ1年生の妄想②

皆さんこんにちは。

今年は予定しているマッチレビューを書ききったので、しばらくは書きたいこと書けると思ってる浮かれポンチです。

今回は、本当に反響が良いかどうかチェックもかねての2週連続妄想回です(やり方が汚い)

まあ、執筆する当の本人は、

前回みたいな記事を2週連続で書けるかどうかという小さすぎるプレッシャーに潰されそうなんですが。

これで反響良ければ、「冬は稼ぎ時」理論が出来上がるので頑張りたいと思います(ゲス野郎)

……こういうのが承認欲求に繋がるのかw


それでは今回もよろしくお願いします!

今回は妄想×反省

今回のテーマは反省。

妄想と掛け合わせるには少し異色な2つですが……。

22シーズンのザスパの攻撃システムについての反省点と、そこに私の妄想が産み出した超個人的見解を掛け合わせてみました。

今回もやっぱりマッチレビューよりかは長くなるので、お手すきの際にご覧下さい。


ザスパクサツ群馬の攻撃には○○がない。

さぁ、youtubeの釣りサムネイルみたいな見出しで始まりましたがw

この○○の部分に何が入るかを考えながら読み進めてみてください。

今年のザスパクサツ群馬の課題と言えば、なんと言っても得点力不足。

大槻監督も試合前後のインタビューで度々話題に出していた、この課題がどれほど深刻な問題か。

実際に調べてまとめてみました。

22シーズンの成績を得点最小順に並べてみるとこんな感じ。


順位的に下3チームが入っているわけですが、そのほかで入ってしまった栃木はリーグで2番目に少ない失点数(最小は新潟と徳島が35、2位は山形と同率の40)と、ザスパと同じ「得点力不足」でも、「失点の少なさ」というプラスポイントがあるため、割とポジティブに向きあうことが出来ます。

他にも秋田がランクインしていますが、リーグ中位に食い込めているあたり、「上位に食い込むには?」という、1ステップ上の課題に目が向きそうです。

では、ザスパは?と問われると、さすがにこの2チームと同じ状況とは言えません。

降格圏がすぐ背後に迫り、サポーター間では点が取れないことへのフラストレーションが無い、とは言いません。

今年の成績を見ると、実はとんでもない記録が残っていました。

5/25の熊本戦、こちらは2-3で敗れていますが……。

ここから10/16のホーム最終戦となった岩手戦まで、複数得点を記録したゲームがありません

熊本戦の次のゲーム、5/29の大分戦から数えて実に140日ぶりの複数得点となったホーム最終戦ですが。

……これは良くない。

今シーズン話題になった、ホーム戦未勝利とほぼ同じ期間この現象が起きていたわけですから。

ではどのようなポイントが得点食不足に繋がったか、ここについていくつか私の考えを提示しましょう。

1.得点パターンからみたザスパ

まず、1つ目。

得点の多いチームには、勿論個人としてゴールが多い選手がいる、というポイントもあるのですが、今回は「チームとして」という点に焦点をあてたいので、ここに関しては割愛しましょう。

主題になるのは、「チームとしてどんな得点パターンが多いか」という点です。

おそらく全員の記憶にある、かつ思うように点がとれていた、という点で例に挙げたいのが「ザックJAPAN」です。

ブラジルW杯のメンバーで言えば、本田、香川、岡崎、と言った名だたるメンバーが在籍していた。

なにより特徴的なのは「左サイド」です。

当時は4-2-3-1を使用し、狭いエリアでもボールを持てる香川をLMに起き、本田との連携の流れで、

・LB長友の裏抜け
・戻して遠藤保仁の逆サイド展開
・そもそもパスワークから突破してしまう。

という、強烈なオプションが存在しました。

そしてこの2つは全て本田、香川へ意識が向いてしまうから成立する戦術です。

2人が取られないから人数をかけて奪いに行くと、裏にスペースが空いて長友が飛び出してクロス、もしくは遠藤にボールが行き、精度の高いキックから逆サイドを強襲する等々……。

このように複数人がプレーに関わりつつも、何度も何度もこういったプレーを見られた、ということは、少なからずチームとしての方針が見えました。

比較、という点では適した比較対照ではありませんが、私の目から見て、ザスパには少なくともこういった攻撃におけるそれらしいパターンが見られませんでした。

2.記録から見たザスパ

だからと言って、得点が全く取れていなかったわけではありません。

それを象徴するのが、22シーズンザスパクサツ群馬の最多スコアラーとなった、平松です。

平松は今シーズン8ゴールと、2桁に届かなかったとは言え、この成績はリーグ全体で見ても上から数えた方が早いです。

では、その平松がどれ程の出場時間で8ゴールを決めたか、ご存知でしょうか?

というわけで、平松の22シーズンの成績を見てみましょう。

……って思ったのですが、平松だけのデータを載せるのもなんだか見映えが寂しいので、同じく22シーズンに8ゴールを記録した選手に
ついても調べました。

(前回同様Football Labさんからと、今回はスポナビさんからも引用)


結果見映え悪いじゃん……

個人的に比較したい記録がいろいろあったため、画像が小さくなってしまいましたが……。

夏加入のディサロ(山形)が異質な記録を出してたり、CBのはずの新井(千葉)が食い込んできたり、そもそも平松にアシストが付いてなかったりと、いろいろ突っ込みどころのある、「何を比較したいんだ」みたいなデータになってしまいました。

……が、比較したい出場時間の点でいえば、平松よりも出場時間が多い選手は、ある程度スタメンとして定着しているというのが読み取れそうなのは私だけではないはずです。

そこで私から2点、確実にツッコミを入れられるポイントがあります。

1点目は「なぜこれほど途中出場が多いのか」という点です。

上の集計表でいえば、富山(大宮)と同じく17試合で最多、それ以外は1桁となります。

前述のとおり8ゴールともなると、ある程度スタメンとしても使えるといった中で、なぜこれほどまでに特出したものになるのか、と疑問を浮かべるのが自然です。

ちなみに平松と富山よりも出場時間が少なかった選手はどうなのか、というと、

・長澤(大分)
7/13にケガによる離脱。
9/24に復帰のため、約2ヶ月以上出ていない。

・鈴木(新潟)
高木、伊藤、谷口の3人が9Gを上げ、その他にも水戸、シーズン前半には本間もいたので、そもそも攻撃陣の競争率が高い。

・ディサロ(山形)
先ほどもお伝えした通り、そもそも夏加入のため、出場数の最大値が少ない。

と、理由付けができる状態のため、比較対象として正当な比較は割と難しく、実質この2人が「点は取れるけどなぜかスタメン率が低い」という、選手としては複雑すぎる状況に。

では、この境遇が似通った2人を比較しようというところで、2つ目のツッコミ。

「トップスコアラーをベンチにおいてまでやりたいことは?」という点です。

そもそも大宮には河田という、いわば「2人目のストライカー」がいます。

河田は今シーズン7Gを上げましたし、「3番手」という表現は聞こえが悪いのですが、中野も6Gを決めています。

こうなってくると、富山に固執せずとも、調子の良し悪しで起用するなり、ローテーション制にして過労を防いだり、といった選択肢が生まれます。

というのを前提に、ザスパに目を当てましょう。

ザスパで2番目に点を決めているのは、3Gを上げた岩上です。

皆さんご存じのとおり、岩上はそもそもFWではありません。

これが私へ違和感を与えてきます。

平松はゴールという結果を出している訳ですが、このチーム状況と先ほどの集計表を見れば見れば分かるように、FWとしての序列が思ったより高くないのです。

試合終盤になるとバテ気味になる平松を何回か見たことがあるので、これが単純にフル出場が少ない、とかだったら納得はできるんですが……。

もしそれを意図するなら、「得点の期待があるから先発はするけど、60~65分くらいで守備でも走れる選手と変える」みたいなバランスのとり方になる方が自然に感じますし、

90分使いたいけどスタミナ面が不安、というなら加藤や川本がやるような「FWが前から追う守備」というのをやらないはずなので、先発数が少ない理由には繋がりません。

逆に「FWが前から追う守備」を試合開始直後からやりたいのであれば、今度は「平松がいない状況で誰がゴールを奪う役割なのか」という疑問が出てきます。

読んでいただいている方の中には、これらの問題がすべて綺麗に纏まる節を提唱できる人がいるのかな……とも思えるくらい、私はがんじがらめになってしまいましたw


一旦休憩を挟ませてほしい。


さて、これ以上は流石に長すぎだし、何より書いてて疲れたし、読んでも疲れそうな記事に仕上がってしまったのでw

読者に「ザスパクサツ群馬の攻撃には○○がない」の〇〇には何が当てはまるでしょうか?

という疑問を投げかけておいて、一旦まとめに入ろうとしている私を許してほしいw

日曜日にこの記事の後編に当たる記事が投稿できるように頑張るので 、「読み応えがねーよ!」っていう方には申し訳ないのですが、そちらまで少々お待ちください。

あと、この段階で気になったりした点については、リプなどで書いていただけると私も反応しやすいです。

後編に書きそうなことに関しては、回答をお控えさせていただきます。

また、後編が気になる!って思っていただいた方は、ぜひ私のツイッターやこちらのnoteをフォローしていただけると嬉しいです。

それでは!

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