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積小為大

積小為大は二宮尊徳の言葉です。
『報徳記』には
以下のようなことが書いてあります。

「大きな仕事をしたいなら、
小さな事こそ大切にすべきである。
小さな仕事の集積こそが、
大きな仕事の正体である。
つまない人物は口では大きな事をいうが、
目の前のスグできる事を大切にしない。
大きな仕事をするのは大変だと言う割に、
小さく簡単なことはやろうとしない。
結局、そういう人に大きな仕事はできない。
大きな仕事の正体が
小さな仕事の積み重ねであることを
知らないからである。
千里の道も一歩から。
大きな山も小さな砂の集まりである。
それを理解してコツコツ努力すれば、
必ず大きな仕事を成すことができる。
小さな事をバカにする者には、
決して大きな仕事はできない。」

パズルに例えるなら1000ピースあるパズルを
一瞬で完成させることは誰にもできません。
一気に全部やろうとすると
「絶対無理」になります。
1つ1つコツコツやっていく以外に
完成させる方法はありません。

先日のフレキャンでは、
ゲストにプルデンシャル生命の
トップセールスをお招きして、
営業の極意について講演をしていただきました。
「成約までのステップを確実に1つ1つ踏んでいく」
「成約率を1%でも高めるために、
できることは全部やる」という話が印象的でした。
身だしなみを例に挙げると、
人と会う30分前には必ず歯を磨く。
毎日必ず爪を切る。
いつもリップクリームや
ハンドクリームを使っていて、
鼻毛も指毛も全部手入れをするそうです。
また、お客様宅に訪問する時は、
前後1秒のズレもなく
時間ピッタリに玄関のチャイムを押す。
頂きますやごちそうさまなどの挨拶は必ずする。
お見送りとお出迎えを必ずする。
その日の内に必ず御礼のメールを送る。
お客様はお名前で呼ぶ、など。

また、初訪時には必ず
会社案内と自己紹介をするそうです。
むしろ会社案内と自己紹介をするために
初訪がある言ったほうが正確でしょう。
「時間がなくてできなかった」にならないために、
TELアポの時点で「僕に1時間ください」と
予め会社案内と自己紹介をする時間を
抑えているそうです。
その他も、COMPASSに書いてある内容と
ほとんど同じでした。

営業は「自分を買ってもらう」と言います。
扱う商品が何であれ、本質は同じです。
違うのは、小さな事こそ大切にしているか、
小さなスグできることを
バカにしてやっていないか、
ではないでしょうか。

今年も幸せの種を蒔きましょう。
私たちの周りにいてくれる大切な人が
幸せであり続けますように。

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