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心に浮かぶあの人は咲顔ですか?

長いお盆休みも終わって日常が戻ってきました。
故郷に帰省した人もいるでしょう。
遠くまで旅行に出かけた人もいるかも知れません。
みなさん思い思いのお盆休みを
過ごされたことと思います。
大きな怪我や事故の報告もなく、
ホッとしています。
そもそもお盆休みとは何でしょうか?

いろいろ調べてみましたが、
「お盆の起源はよくわからない」
というのが通説のようです。
一般的には、
ご先祖様がこちらの世界にお戻りになる期間
だとされていて、
そのお出迎えとお見送りをするための休暇が
お盆休みとなったようです。

大文字焼きで知られる京都五山の送り火も、
地元の盆踊り大会も、
もともとはご先祖様を供養するための
行事だったんですね。
みなさんご存知でしたか?

私も父方と母方の計2箇所に
お墓参りに行ってきました。
父方のお墓は千種区の平和公園に、
母方のお墓は愛知県大府市にあります。
有り難いことに半日もあれば2箇所とも
行って帰って来ることができる距離にあるので、
年に何回かはお参りに行くようにしています。
今朝も読み返した
マンダラシートの「家族」の項目にも
「3ヶ月に1度はお墓参りに行く」
と書いています。
(毎週見返すことで
以前よりも足が向くようになりました)

お墓の前で手を合わせていると、
幼い頃の祖父母との思い出が
心の中に自然と浮かんできます。
毎日ご飯を作ってくれたこと。
お風呂に入れてもらったこと。
プロレスをしたこと。
いたずらをして叱られたこと。
東山動物園や名古屋城に
連れて行ってもらったことも数え切れません。
父方のおばあちゃんと母方のおばあちゃんと
小学校低学年だった私の3人で
栄の松坂屋にお買い物に行ったこともありました。
おばあちゃんが2人揃って一緒にいることが
幼心にも不思議でしたが、
いま思えばとても素敵な思い出です。

79年目を迎えた終戦記念日もあり、
考えさせられることの多いお盆休みでした。
無数のご先祖様が
必死に命を繋いでくださって今日があります。
いろいろな事情で
お墓参りに行けなかった人もいるかもしれません。
しかし、日々ご先祖様を思いながら、
家族みんなが仲良く幸せに暮らしていくことが
1番の供養ではないでしょうか。
授かった命のバトン、
みなさんは何のために使いますか?

今週も当たり前のことに感謝しながら、
末広がりの明るい未来を見据えて、
2度とない「いま・ここ・わたし」を
大切に生きましょう。
この1週間の先に、
あなたはどんな未来を描いていますか?