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2023/05/22「赤ちゃんポストの価値」#雑な日記

赤ちゃんポストの価値

先日見つけたこの動画を今日見返して泣いた。
初めて見た時と同じように泣いた。

2007年熊本県の『こうのとりのゆりかご』の開設から間もなく、3歳で預けられた男の子が18歳になった宮津航一さんと家族の話だ。
(これまで161人の赤ちゃん・子どもがここに預けられたとのこと。)

私が泣いたポイントは、航一さんを受け入れた“両親”の愛の深さを感じた時だ。
動画の中でさりげなく「5人の息子の子育てが一段落した夫婦は、社会のために何かできないかと里親に登録」と紹介されていた。

凄い。と思った。

自分が実の子(現在2人の娘の父親)を育てた後、3歳の子どもを受け入れ、育てきる気力と体力(と経済力)があるかと問われているようだった。

それを ごく自然に選択できる人間性と、航一さんを見つめる眼差しが愛に溢れすぎていて、気付いたら泣いていた。人柄・人格が画面に映るひとつひとつの表情に滲み出ていた。

子育ては、不安やリスクを挙げればキリがないが、そんなものがちっぽけだと思わせてくれる本当に素晴らしい動画だった。

夕食時に、テレビの画面に映して妻と4歳の娘と一緒に動画を観た。
妻もこの宮津夫婦の人間性に心を打たれているようだった。

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