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幼馴染みのお父さんが亡くなって泣いた

地元の親しい友人のお父さんが亡くなった。
自分の父が新聞のお悔やみ欄を読んでいて気付き、すぐLINEをくれた。告別式は昨日終わっていた。

小学生のころ、いつも友だち数人をクルマに乗せて、バス釣りに連れて行ってくれた。
昼食やジュースを「出世払いや」と言いながら奢ってくれた大好きなやさしいおっちゃんだった。

父からのLINEを読んだ直後、友人に電話を掛けた。1年前に大腸がんに罹ったことや、肺に転移したうえで肺炎になったことなど、亡くなるまでの経緯を教えてもらった。

数年ぶりにお母さんとも話せた。このお母さんにも小学校1年生の時からものすごくお世話になっていた。話しているうちに自然に泣けた。シェアオフィスの外の薬局の前で電話しながら涙が流れ続けた。

そういえば、おっちゃんは小さな薬局を営んでいたんだった。これを書きながら些細な偶然に気付く。

数年前から、ふとした時におっちゃんのことを思い出しては、「そろそろ出世払いの約束を果たしに家を訪ねないとなぁ」と思っていた。でも、叶えられなかった。

自分と同じく関東に住んでいる友人と、今度帰省のタイミングを合わせて仏壇に手を合わせに行く約束をした。

出世払いの約束を果たすために、とびきりのお供物を持参すると決めた。

よっちゃんのおっちゃん、ほんとうにありがとうございました。
ご冥福を心から祈ってます。

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