【週刊 海のイドバタNEWS】 2024年第46週 注目の海記事ランキング 2024.11.11-11.17
こんばんわ 皆さん先週はどんな一週間でしたか?秋深まる季節ですね!動画も紅葉のきれいな映像、増えてきましたね。今年の初暖房の人も多かったのではないでしょうか?そろそろ鍋もうれしい季節です!いっぱい栄養とって来るべき冬迎えましょ!それでは今週の記事ランキング行ってみましょう!
その前に・・・初めての方へ 海のイドバタ会議について 日本全国の海に関わる取組や魅力、情報の記事を紹介するnoteです。この【週刊 海のイドバタNEWS】は、直近1週間で最も注目を浴びた記事をランキング形式で発表して、あれこれ話している記事です。この記事だけで1週間の海のトレンドがわかります。
先週は新たに50記事。5405PV、3コメント、122スキ頂きました。 いつも読んでくれてありがとうございます。
11月3週目 注目の海記事ランキング とくに注目になったのがこちらです
ということになりました。 では早速お話していきます! ※レギュラー記事【 】(【海のイドバタNEWS】、【深堀】、【海のある町】)を抜いた順位でお話していきます。
🥇第28回海洋深層水利用学会全国大会にて、ドクターリセラが「海洋深層水の機能性と今後の可能性」について発表
栄えある1位は、ドクターリセラの海洋深層水の記事が獲得しました。
化粧品などを取り扱うドクターリセラさんがアクアフォトミクス(低赤外線を活用して水の生物を調べる方法)を使って「海洋深層水」の今後の可能性を追求した記事です。「海洋深層水」って意外と知っていそうで知らなかった分野です。健康にいいとか美肌にいいとかなイメージがある程度しか知らなかったのですが、調べてみるとなるほどすごいんです。深さや海域によっても性質が異なり、無限に近いいろんな使い道がありそうです。しかも日本には日本海溝という深さもあり、1200年の年月をかけて世界を回るグローバルコンベアベルト(海洋大循環)ががあったりとまさに奇跡の水になるわけです。なるほど1位なわけだと思う内容でした。もしかしたら海洋深層水さらにブレイクしていくかもしれません。
【深堀】海のイドバタNEWS 「奇跡の水 海洋深層水の全て」
元記事はこちら
🥈浸水センサ表示システムを初めて公開します~リアルタイムに浸水が把握できる地図の試行~
2位は、浸水センサ表示システムの記事でした。
海に囲まれ、川もたくさんある日本では本当に多くの水害に悩まされます。特に問題なのが川の氾濫。この川の氾濫は世界的にも問題になっているのですが、なにせ相手は自然。どんな変貌を遂げるのか予測がつきません。対策としては衛星で見分けるということもあるのですが、一番効果的なのは実際の推移の変化をリアルタイムで観測すること。とはいえ、どの川のどの場所がキーになっているのかわからない。全国規模で設置しなければならないし、全国規模で設置したところでその膨大なデータの量を把握するのも簡単な話ではありません。でもそれをやってしまったというのが今回の記事。つまり国が水害に対して本気で取り組んできたというわけです。これで浸水や氾濫、土砂崩れなどの防止の大いに役立ちそうです。安全に住むことができる日本であり続けたいですね。
🥉全国主要レジャー・集客施設のエリア別入場者数データ――『月刊レジャー産業資料』2024年11月号で2023年度版調査結果を公表
3位は、2023年のレジャー施設のデータの記事でした。
コロナも開けて、集客も戻り、インバウンドは過去最高になってきたところ、実際今人気のレジャー施設はどこなのかというのが気になるところです。そんな「知りたい」データを独自で集計したのが綜合ユニコム。遊園地、テーマパーク、ミュージアムと2019レベルにあと少しというところまで回復してきました。そんな中コロナ以前よりも人気のスポットがあります。それが「水族館」。言われてみれば最近、水族館の記事多い気がします。今までは地域でちょっとしたイベント?という感じだったり、あったとしても限られたいつもの水族館程度しかなかったのですが、全国いたるところで季節ごとのイベントに合わせてあの手この手で取り組んでいます。
4位 令和7年度ブリ人工種苗等の購入希望調査を開始しました。
4位は、水産研究・教育機構のブリ種苗の記事でした。
日本の水産業の研究機関としてはトップを走る水産研究・教育機構。今やブリは、ホタテ・真珠に次いで日本で最も輸出されている水産輸出品。世界では淡水魚ばかりの需要だったのですが、ここ数年海水魚の人気も出てきました。その火付け役がSushiの世界的流行と和食の聖意文化遺産登録です。今までは食べて、サバ、イワシ、マグロといったところでしたが、世界中で海水魚の旨みが見直されています。日本の魚を求めに世界中が日本の海に注目が集まっています。
5位 環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」の新規認定について
5位は、「体験の機会の場」の新規認定の記事でした。
こと消費など注目されている通り、自然体験学習など自然を1つの資源としてとらえる事業が増えて来ています。その中で環境省を主体に各都道府県で認定する制度が、「体験の機会の場」事業です。環境教育等促進法に基づき都道府県知事等が認定する制度で、自然を通して環境保全ばかりではなく、地域活性化や担い手育成も組み込んだ取り組みになります。ネイチャーポジティブだの里山・里海だの地域循環矯正圏だの、色々な「自然と共存」という流れは世界的にも確実に進んでいる方向性です。このような知識、今のうちに持っておくといいかもしれません。
ここら辺はいつか【深堀】でお話ししますね。
【今週の一押し記事】宮城・石巻のサン・ファン館、慶長遣欧使節の旅を追体験
今週の一押し記事は、サン・ファン・バウティスタの記事です。
いよいよ復活したサンファンバウティスタ。伊達政宗が鎖国の中、オランダに派遣した慶長遣欧使節団。その時作られた日本で初めての西洋式帆船。いわゆるガレオン船。その復元船がこの石巻にあるサンファンバウティスタ。1992年に建造されて以来長年の潮風などで老朽化が進み、東日本大震災で決定的なダメージを受けてしまい、以降8年の歳月をかけてようやく復活しました。日本に現存する西洋型帆船としては唯一の存在です。ぜひその勇姿見に行ってください。
【今週の一押しの海町】
【海のある町】シリーズで、人気だった町をピックアップした【今週の一押しの海町】。今週のノミネートは
・小浜漁港(三重県鳥羽市)
・東尋坊(福井県坂井市)
・大船渡港(岩手県大船渡市)
・富浦漁港(千葉県南房総市)
・古平漁港(北海道古平町)
・豊洲公園(東京都江東区)
・塩竈港(宮城県塩竈市)
でした。
【海のある町】とは、僕が訪れた町で、その町の魅力を詰め込んだショート動画です。ランダムに紹介している僕のシリーズモノの中でも人気コーナーです。
そして、栄えある1位に輝いた海のある町は・・・
を獲得しました
Location : 古平漁港(北海道古平町)
Music : Merry-Go-Round of Life music by 久石 譲
でした。
北海道の小樽と積丹の間にある漁村。この小さな漁村が今日本でも海町として注目されている町です。古平は日本で10港しかない、海という資源を活用して地域を盛り上げる取り組み「海業」の重点地区に選ばれているほどです。役場も漁協も民間企業も手を取り合って新たな取り組み果敢にチャレンジしている町です。失敗を恐れず前に進む姿は本当に全国の漁村に勇気を与えてくれます。ぜひ、古平の取り組みみなさんも注目してみてください。
曲は鉄板!久石譲さんの曲はMerry-Go-Round of Lifeです。通算5回目のbest海町。本当に強い!特に大自然とか自然には最高にマッチする感じです。【海のある町】のコンセプトにぴったりハマります。風景系動画を作る時にはぜひ参考にしてみてください!
久石譲さんの「Merry-Go-Round of Life」はこちら
今回は久石譲さんが直接演奏、指揮をしている動画です。本当にすごい方です!
毎日投稿2週目ですが、数字安定して来てます。今回の1位は文句なしの1位です。トータルとしても1000PVを超すのが4個もあったり低いものでも700PVという感じで数字としても信頼性のおけるものでした。なんだかんだでYoutubeがようやく数字になって来た感じです。本当に感謝です。おそらく今回の数値がある程度真っ当な数字なんだと思います。それでもこの古平が1位を取ったのは1つ1つのSNSでしっかり数字を積み上げているところです。満遍なくいい評価と言いますか。。。やっぱり久石譲さんの曲も然りですが、古平の海と山に囲まれたこぢんまりとした漁村というのも良かったんだと思います。
この【海のある町】シリーズは週末にランキングにしています。
推しの町があれば、いろんなSNSで「スキ」や「いいね」ボタンを押してみてください。
という1週間でした。
ようやく仕事も慣れてきてルーティーンを作れそうな感じになって来ました。季節的には寒さがグッときて寒暖差が激しくなって来ていますが、みなさんもお身体に注意して!食べ過ぎに注意しつつ、秋楽しみましょう!それでは良い1週間を。
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