プラごみ削減へ条約目指す 韓国で詰めの政府間協議開始
2024年11月25日 日本経済新聞
プラスチックごみを減らすための初の国際条約策定をめざし、政府間交渉委員会が韓国・釜山で始まった。
プラのほとんどは石油由来で地球温暖化の一因となっている。最近では健康に悪影響を及ぼしているとの指摘が相次いでいる。プラの生産から使用、廃棄に至るライフサイクル全体について法的拘束力を伴う条約を目指す。
プラの生産・消費量に上限を設けたり、プラ生産時に使われる環境や健康に懸念のある化学物質を特定して使用を禁止・制限したりする案が出ている。