2024年 パリ五輪 開会式のおさらい 2 【note版】
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2024年パリ五輪開会式をNHK+及びオリンピック公式YouTubeチャンネル(動画は一度削除され再び配信された)で観ていましたがセーヌ川をはじめパリの名所を活用したのは凄くフランスが今も国力があることを改めて知らされます。マリー・アントワネットの生首が歌う場面はパリ、フランスが流血の歴史であることを教えてくれます。
革命(1789年)前のフランスは日本と同じ お上に従い 年貢を取り立てられた生活を強いられていました。厳しい身分制度と度重なる戦争と重税、上級貴族の享楽、カトリック教会の堕落、ブルジョアの不満等が頂点に達し バスティーユ攻撃(1789年7月14日)で革命が始めました。
当然、中世から積んできた悪しきカルマを支払うべくルイ16世をはじめ多くの貴族、ブルジョア、カトリック聖職者(修道者含む)・信者がギロチンにかけられました。
その後、共和政と帝政、王政の度重なる交代を経て今日のフランス共和政に至ります。それはフランスの人々が自分で民主政を勝ち取り作り上げていく力と意志を子々孫々得たのではないでしょうか。上から与える疑問もなく受け入れた日本とは100%違います。
したがって今回のパリ五輪開会式は現代フランス最期の光芒と権威を表していると感じます。
※ この記事は弊ブログ『令和氣淑』2024年7月30日 投稿記事を加筆修正の上、作成しました。
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