見出し画像

愛の讃歌

2024年パリ・オリンピックが開催されています。それにちなんでフランスを代表するシャンソンの名曲、『愛の讃歌 Hymne à l'amour』をお送りします。2024年パリ五輪開会式の締めくくりにセリーヌ・ディオンが難病を抱えながらエッフェル塔中階部で歌いました。

解説


エディット・ピアフ (1946年)


『愛の讃歌』はフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフ(1914年 - 1963年)がプロボクサーで生涯の恋人のマルセル・セルダン(1916年 - 1948年)のために作詞、1950年に発表されました。

『愛の讃歌』は飛行機事故で死去したセルダンを悼むためピアフが作詞したと言われますが事実はセルダン死去前に作られていることが判明しています。

ピアフとセルダンは愛し合っていましたがセルダンには妻子がいました。ピアフは償いとしてセルダンの妻子へ密かに金銭を送っていました。

恋人を事故で失ったピアフの悲嘆は計りしれずそれを自分の歌詞に込めて歌いました。

『愛の讃歌』はフランスのみならず世界各国の言語に翻訳され多くの歌手に愛され、日本では越路吹雪、美輪明宏といった歌手が自分の代表歌曲として歌われています。

それではどうぞ。

愛の讃歌
Hymne à l'amour

作詞:エディット・ピアフ

※ 注意
『愛の讃歌』の著作権は日本(例外を除き1968年以前に発表、著作家が死去した場合に限る)ではパブリックドメイン扱いされますがフランスの場合、2033年まで有効期限があり、翻訳の場合も同様で岩谷時子翻訳歌詞(正確にはほぼオリジナル)は著作権適用中なので注意が必要です(したがって全歌詞は著作権許可なしに掲載できません)。

サポートありがとうございます♥️