焼肉通の頼み方
こんにちは、ザ・リアルです。
今回は焼肉店で4年間働いた筆者が思う、焼肉店で店員にコイツは通だな、と思われる頼み方をご紹介させていただきます。
通である常連が食事を頼む順番、常連が頼む裏メニューの頼み方の順番でご紹介します。
常連が頼む順番
お寿司のように、焼肉にも頼む順番があります。
例えばお寿司なら、白身→赤身→青物→貝類→玉子みたいな順番です。
これは、味の濃さなどから考えられた食べ方で、ルールという訳ではありませんが、暗黙のルールですよね。
これが焼肉にも存在し、ある程度は皆様も知ってらっしゃるとは思いますが、より通の方の頼み方をご紹介します。
頼む順番
キムチ、ナムル
(通はサンチュを頼まない)
↓
タン
↓
塩味の内臓
ツラミ、ミノ、ギャラ、ハチノス
お好みで二品程度
↓
サシの多い赤身肉
サーロイン、カルビ、イチボ、ミスジ、サンカク
等(年齢に合わせてお好みで)
↓
サシの少ない赤身肉
肩ロース、ランプ、前三角等
↓
味噌味の内臓
小腸、テッチャン等
↓
ご飯物
です。一例ですが、寿司のように塩味で淡白な物からはじめて、赤身でサシの多い物をメインに据え、最後に味噌味の物を持ってきます。
これは、味の組み立て方ももちろんのこと、焼肉屋では網がどのように汚れるかも計算する必要があるので、脂身が多いものを後ろに、味噌味は最後に持ってきます。
常連さんを見ていてなるほどなぁ、と関心した組み立て方です。
常連が頼む裏メニュー
女性や後輩などを連れて焼肉へ行ったとき、通なんだとドヤれる頼み方を実際に頼まれた中からご紹介します。
1,生タンの大判薄切り
最近は、安価なチェーン店ではなく、中級以上〜高級店へ行くと、生タン(厚切りタンなど)が売られていることが多いです。
これらは厚切りで元々のタンを半分に切って提供される事が多いです。
しかし、本当に美味しい生タンの食べ方は薄切りの大判カットです。
厚切りだと、中まで火を通すのに時間がかかるため、表面を焼きすぎてしまい、ザラッとした舌触りになってしまいます。
そこで、薄切りの物を頼み、サッと火を通すことで、程よくタンの脂身が溶け、舌触りもローストビーフの様になります。
生タンが置いてあれば、是非ともこちらを頼んでみてください。
わざわざ、新鮮なタンを剥き直す必要がある場合もあり、お店で一番新鮮なタンを食せる可能性すらあります。
2,イチボ、ミスジ、サンカク等の薄切り
高級焼肉ブームで、希少部位であるイチボやミスジを置いているお店は多いです。
しかし、これらは厚切りで提供される事が多く、本来の旨味を感じられないことがあります。
これらの希少部位がおいてあれば、是非とも薄切りオーダーをしてみてください。
甘いサシをもつこれらの部位は、かるーく焼いて表面の脂身を溶かす位が最も美味しいのです。
焼肉のたれに潜らせてから軽く炙る位が最も美味しいと筆者は思います。
これらも良く常連が頼んでいましたが、実際に店員同士で試してみたところ、なるほど、ウマいと唸りました。
3,白髪ネギ、粉唐辛子、ニンニク
通はサンチュを頼みません。
サンチュは不味いお肉を美味しく食べるためのものです。
お肉の味を楽しみたい常連は、ネギと唐辛子とニンニクとゴマ油を組み合わせて食べます。
焼肉店においてある赤い唐辛子は韓国産のものが多く、韓国産の唐辛子は辛くないです。
たっぷりの唐辛子をタレやゴマ油と混ぜ、焼き立てのお肉を潜らせて、お好みでネギや生のニンニクスライスと共に食べます。
これは、我々従業員も真似して食べます。色々な味に変化し、自分の味が作り出せる喜びを噛み締められます。
ここまで、読んでくださった方はもはや、焼肉通です。
是非とも実際に試して見てください。
宜しくお願いします。
では
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