ばあみい@TheRaven

幼いころ詩人になりたくて、本をたくさん読んだ。少年のころは女性にもてたくて、ギターを始めた。今は感受性の強い飲んだくれか!?

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最近の記事

エリック・クラプトンはかっこいい

自分はエリック・クラプトンを聴いてボブ・マーリーを知り、エリック・クラプトンを聴くことでアルバート・リーを知った。 なぜエリック・クラプトンを聴くようになったのか、よく覚えていないが、おそらく中学生の頃に聴いていた柳ジョージとレイニーウッドの柳ジョージさんが、「和製クラプトン」とか「クラプトンのような」とか形容されているのを聴いて興味を持ったのだと思う。 実はクラプトンを最初に聴いた時の感想は正直、「嫌だな」というものだった。年齢がまだ若すぎたのか、初めに聴いてはいけないも

    • エリック・ジョンソン・・・ギタリストのためのギタリスト

      その昔アラン・ホールズワースのインタヴューで名前を知ったエリック・ジョンソン。 「ジャズともロックとも言えないような音楽をやっていて、テクニックも大したものだよ(行間から、でも俺のほうが上だけどね。という目線が見て取れる…)」というコメントともに自分のお気に入りのギタリストの一人だと言っていた。 ホールズワースのコメントでがぜんエリック・ジョンソンに興味を持った若き自分はさっそくレコード店へ走った。もちろんお取り寄せ商品で、数日後にアルバム「TONES」が届いたときには、期待

      • ジェフ・ベック生誕80年、この先・・・

        ジェフ・ベックがなくなって以来、音楽という趣味がひどくつまらなくなってしまった。言いようもないし、どうしようもないことだが、なくなったものは取り戻せないし、却ってこなし、本当にどうしようもない。この折り合いのつかない感情の中で、マーク・ノップラー監修の大ギタージャンボリー「Local Hero」で、「ジェフ・ベック生前最後の録音」が聴けるという。恐らくそれは自分がもっとも忌み嫌うキャッチフレーズの一つだ。 あらゆるジャンルの凄腕ギタリストが終結し、流星のごとく飛び交うフレーズ

        • +2

          ちょっと前のいい思い出。

          ジョン・ファンテ大人買い! 教えてくれた人、ありがとう!!

          ジョン・ファンテ大人買い! 教えてくれた人、ありがとう!!

          ストラトでもテレキャスターでもない、レス・ポールですらないギターが欲しかった。

          ストラトでもテレキャスターでもない、レス・ポールですらないギターが欲しかった。

          アラン・ホールズワースを忘れない

          澁澤龍彦風に書くと、「毀誉褒貶相半ばする」ギタリスト、アラン・ホールズワースは世間一般的にいう類稀な才能以上の想像力と創作力、奔放なイマジネーションを音色化することに長けた、比類のない技巧を持ったアーティスト、ギタリストである。 アラン・ホールズワースは一連のボーカル入りのバンド形態のアルバム、「I・O・U」から「メタル・ファティーグ」を発表後、SynthAxe呼ばれる、所謂ギター・シンセサイザーを前面にフューチャーしたアルバム「アタヴァクロン」を発表する。自分が初めて聴いた

          アラン・ホールズワースを忘れない

          マーク・ノップラーのGoing Home(Theme Of Local Hero)を聴いた。曲は壮大で素晴らしいが、それ以上は何も感じなかった。自分が知っているものがすべて、終わるような前兆を感じた。しかし、彼らは弾き続ける。ギタリストだから・・・

          マーク・ノップラーのGoing Home(Theme Of Local Hero)を聴いた。曲は壮大で素晴らしいが、それ以上は何も感じなかった。自分が知っているものがすべて、終わるような前兆を感じた。しかし、彼らは弾き続ける。ギタリストだから・・・

          気がつけばおっさんがじいさんになる

          長いようであっという間にゴールデンウィークも終わりましたね。 観光に携わった仕事をしているため、ゴールデンウィーク中はかき入れ時、年に数回ある繁忙期の一つです。昨年までは延々と続きそうに思えていた連休も今年は何かいつもと違っていました。 自分にとって今年が実質最後のお勤めの年となり、来年はいよいよ定年退職の年です。人手不足の昨今ですが、やはり還暦を一つの節目として、定年を迎える年に自分がなるということに今更ながら驚いています。まだまだ若い連中には負けないと思いながらも、実際は

          気がつけばおっさんがじいさんになる

          ジャンゴ・ラインハルトを忘れない

          車の中ではいまだにCDを聴いている。あの煌びやかな円盤の中の限られた時間が好きだからだ。 自分が持っているCDは片づけている用と、聴いている用が区分けしてあり、もちろんそれらは時期によって入れ替わる。先日もそれらをいつものように入れ替え、そしていつものように今まで聴いていた音楽を見つめなおす。 昨年から今年にかけて、若い頃に聴いていたものをよく聴いていた。特にロカビリーのプレイヤー、ジーン・ヴィンセントに始まり、ジェームス・バートンやブライアン・セッツアー、ダニー・ガットン

          ジャンゴ・ラインハルトを忘れない

          Mr.ストラトキャスターを知ってますか?

          自分の中でRockというジャンルの垣根は恐ろしく低い。というか、ないといってもよい。昔のレコード店のカテゴライズと同じで、エルヴィス・プレスリーもビートルズもキッスもディープ・パープルも全部Rockなのである。 いつの頃からか、Rockも細分化されたカテゴリーの中で聴きたい音楽の対象が絞りやすくなった。反面、カテゴライズには確立されたイメージが付きまとい、時として聴きたかった音楽を遠のけてしまうこともある。 自分の中でロッカーというと、THINLIZZYのベース&ヴォーカル

          Mr.ストラトキャスターを知ってますか?

          フィリップ・カテリーンというギタリストを御存知ですか?

          フィリップ・カテリーンは自分にとって、とても良い影響を与えてくれるギタリストの一人である。彼のバックグランドには同郷の先達であるジャンゴ・ラインハイルトやルネ・トーマスからの影響があり、彼の育った家庭は音楽一家でもあった(らしい)。フィリップ・カテリーンはジャズとは程遠いフレーズを演奏しながらも、それでいて誰よりも聴くものにジャズを感じさせるプレイヤーだと自分は思っている。70年代中盤より80年代前半に発売されたリーダー作では、所謂フュージョン的サウンドを披露しているが、そう

          フィリップ・カテリーンというギタリストを御存知ですか?

          やっぱりほしかったギター

          古くはエディー・コクランやデュアン・エディー、チェット・アトキンス、自分たちの世代では何といってもブライアン・セッツアーの存在が圧倒的だった。 若い頃はフェンダー一辺倒なところがあり、ギブソンも何十本も試したけれど、自分の手になじむことはなかった。 結局またジェフ・ベックの話になるが、ジェフ・ベック本人の評価がより一層低い「フラッシュ」。あのアルバムのLPには入っていない、当時CDのみの臨時ボーナスとして「ナイト・ホーク」なる曲が入っていた。その曲の歌のバッキングで始終鳴って

          やっぱりほしかったギター

          私のイチオシ エピフォンという選択肢

          最近というか、前からですが、動画サイトを見ていると低い価格帯のギターを絶賛するものが多々あります。 知らない人にとってはとても良い情報です。初心者の方ならとても参考になるでしょうし、至近距離での撮影や演奏であれば、音質や本体の質感などある程度のことが把握可能です。 若い頃は価格の違いによる製品の違いとか、その良し悪しについて中々結論を出すことはできません。自分の場合な何かを選ぶとき、自分はどうせこんなもんだろうと自己評価を低くして結論を出していたため、後々それが将来的にいろい

          私のイチオシ エピフォンという選択肢

          自分の休日の過ごし方

           自分の仕事は事務職ですが、職場は比較的大きな観光地の一部となっており、主な休日は土日や祝日以外の平日に取るようようになっています。なので、一般的な職種の方のように土日は書き入れ時のために、あまり休むことはできません。昨今の働き方改革で、一昨年くらいからお正月の1月1日のみ休むことができるようになりました。 よく言われるのは平日休みだと他の人と休みが合わないので退屈ではないかということです。ところがこの平日休みというのがとても便利で、あまり不便と思ったことはありません。たし

          自分の休日の過ごし方

          わたしの本棚 自分の本棚

          あらゆるものと向き合うには、読書が最適だと信じています。自分が読書を始めた動機は現実逃避で、退屈な日常よりも虚構の中に生きる中で沸き起こるイマジネーション。インスピレーションの源泉はあらゆるものを昇華することで、別のものに生まれ変わらせる魔法だと考えています。 自分の現実の本棚に残っているのは捨てきれなかった書物。もう何十年も開いていない書籍だというのに、未だに手に取るだけでその時の感情が蘇ってきます。 自分は若い頃より澁澤龍彦のファンで、最も影響を受けたと言っても過言では

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