丹田氣功整体
Earth Body Svarhaa (合同会社日本統合治療研究所)代表の三井が独自開発した氣功整体。
チベット密教から口伝で伝わる経絡氣功をベースに日本の按摩導引や柔道整復術、指圧、レイキ、また、オステオパシーやクラニオセイクラルなどの世界の伝統医療を組み合わせた手技療法。
※以下、医学的な専門用語が多く使われております。
ご興味ある方はどうぞ。
丹田氣功整体の基本概念
丹田氣功整体は、東洋医学と西洋医学の知識を統合し、クライアントの身体の全体的な健康を促進する包括的な治療法です。 このアプローチでは、丹田からの氣のエネルギーを利用し、経絡や経穴に働きかけることで、身体全体のバランスと調和を図ります。また、詳細な解剖学的知識とテンセグリティの原理を活用し、骨、関節、筋肉、腱、靭帯、血管、リンパ管、消化器官、腺組織など、身体のすべての部分に対する治療を行います。
1. 詳細な解剖学的イメージ:
- 骨、関節、筋肉、腱、靭帯、血管、リンパ管、消化器官、腺組織などの身体の各部位について、詳細な解剖学的知識を基に治療を行います。
- これにより、経絡や経穴と組み合わせた触診や観察が可能となり、クライアントの身体状態を的確に把握します。
2. テンセグリティの原理:
- 筋膜ネットワーク内の緊張と圧縮のバランスを理解し、身体の構造的な完全性を維持することを重視します。
- 筋膜は、筋肉、内臓器官、血管、神経などを包み込み、サポートし、運動を助ける複雑な結合組織のネットワークであり、トライアングルのような構造で力を分散させます。
- 筋膜はコラーゲンとエラスチン繊維から成り、筋肉や臓器の適切な位置決めと調整を保証します。
- 経絡の流れと筋膜のテンセグリティの相互作用を理解することで、診断の正確性と治療効果が向上します。
3. 筋膜と経絡・経穴の相互作用
- 経絡は氣、血液、体液の流れの通路として機能し、筋膜の下に血管、リンパ管、神経と入り組んだ複雑なネットワークを形成します。
- 筋膜ネットワーク内の緊張は、経絡沿いのエネルギーと体液の流れに影響を与え、経絡の流れは逆に筋膜内の緊張バランスに影響します。
4. 施術者のエネルギーの供給:
- 施術者は自身の下丹田に意識を集中させ、エネルギーを蓄えます。
- 受者の井穴や経絡、経穴に対してエネルギーを送り、滞りを解消し、エネルギーの流れを促進します。
♦︎エネルギー療法の科学的な証明
米国ノエティック科学研究所のディーン・レイディン氏が行った二重スリット実験では、被験者が意識的に粒子の通過するスリットを念じることで観測結果に明らかな偏りが生じました。これと同様に250人を対象とした実験でも同程度の観測結果が得られました。
これは、意識が物理現象に影響を与える可能性を示唆しています。
5.エネルギーの循環と調整:
- クライアントの身体全体にエネルギーが行き渡るように調整し、筋膜のテンセグリティと経絡の流れを考慮して、身体のバランスを整えます。
- 必要に応じてエネルギーの流れを強化し、クライアントのエネルギーが充足されるようにします。
6. 包括的な視野で東西医学を統合:
- 東洋医学の経絡や氣の概念と、西洋医学の解剖学的知識やテンセグリティの原理を統合します。
- これにより、治療成果を最適化し、クライアントの全体的な健康管理を促進する包括的な医療アプローチを提供します。
この包括的なアプローチにより、丹田氣功整体は、身体の構造とエネルギーのバランスを調整し、クライアントの健康と幸福を向上させる効果的な治療法を提供します。
♦︎用語解説
丹田とは?
「丹田」(たんでん)は、東洋医学や武道、氣功、禅、ヨガなどで重要視される概念で、体内の特定のエネルギーセンターを指します。丹田には主に三つの位置がありますが、最もよく言及されるのは「下丹田」です。
1. 「下丹田」:へその下、およそ指三本分の位置にあります。体の中心に位置し、生命力の源とされます。武道や気功では、この下丹田に意識を集中させることで、体全体のバランスや力の源を感じるとされています。
2. 「中丹田」:胸の中央、心臓のあたりに位置します。感情や呼吸と関連しています。中丹田は、心の平静や感情のバランスを保つ役割を担うとされます。
3. 「上丹田」:額の中央、いわゆる「第三の目」の位置にあります。精神的な集中力や直感、知恵と関連しています。上丹田は、瞑想や精神修行において重要な役割を果たします。
これらの丹田は、エネルギー(氣)が集まる場所とされており、特に下丹田は、体力や気力を養うための中心として重視されます。丹田に意識を集中させることは、リラックスやストレス解消、内なる力を引き出すための方法としても知られています。
霊魂観からのアプローチ
霊魂観からのアプローチでは、「霊体」に結びつく接点を得ることはできません。「気の身体」と「霊体」を同一の次元で比較することは不可能です。身体観の次元が異なるままでは、スピリチュアル・ヒーリングと中国伝統医学を包括する医学理論を構築することは永遠にできません。別のアプローチで接点を見つける必要があります。
「氣の身体」の次元
「氣の身体」が物質次元に属するのか霊的次元に属するのかを明らかにすることが必要です。中国伝統医学における「経絡」の所在が肉体次元にあるのか、別の次元にあるのかを探ることが重要です。これが明確になれば、「氣の身体」と「霊体」の接点を見出すことができるかもしれません。
現代科学のアプローチ
本山博の研究
現代科学の方法で「氣の流れ」を測定する研究が行われています。本山博は、経絡-臓器機能測定器(AMI)を用いた実験で、経絡が真皮結合組織の多水層の中を走っていることを発見しました。この発見は、パリ大学のDr. DarrasとUCLAのDr. Valevie Huntの実験で確認されています。
これにより、経絡が肉体の真皮結合組織の内部にあることが判明しました。
氣の速度と性質
本山は、経絡を流れる氣の速度が平均20~30cm/秒であることも突き止めました。
彼の実験は、「氣」を電気現象として測定する方法で進められました。もし氣エネルギーが電気エネルギーであるなら、経絡や氣は物質次元の現象と結論づけられます。
氣エネルギーの特性
物質・半物質次元のエネルギー
最近の研究によれば、氣エネルギーはさまざまな現象として現れる「根源的な物質エネルギー」です。
電気として、磁気として、赤外線として、また粒子として観測され、氣エネルギーは単一の物質エネルギーではなく、多様な現象として現れます。
経絡の存在次元
物質と半物質の両次元
氣エネルギーは物質次元に属してはいるが、「もっと深層から流れくるエネルギー」である可能性があります。
経絡は肉体の真皮内部に存在しますが、単純に肉体次元のみに存在するとは断定できません。
経絡は、肉体と霊体のいずれにも所属しない「幽質結合体」や「エーテル体」に存在する可能性があると示唆されています。
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