相互張力膜
An Osteopathic Approach to Diagnosis and Treatmentより
相互張力膜(RTM)は、機能及び構造の単一ユニットである。全ての膜は、一次呼吸メカニズムのフェーズの間に形状が変化する。膜は、RTMのフェーズのリズミカルに同時に起こる交流の形状変化の間、一定のレベルの張力のバランスを維持する。靭帯が関節の運動範囲内を移動できるように頭蓋内及び脊髄腔内の膜は、頭蓋骨の運動範囲を可能にする。この相互作用は、動的な関係において支点を中心に機能し、頭蓋骨の運動を誘導し、身体全体の運動に応答する。
RTMは、吊り下げられた自動的に移行する支点の周りを吸気及び呼気のフェーズで機能する。Dr.マグーンは、発見者に敬意を表して、この支点をサザーランド支点と名付けた。この支点は、正常な運動または外傷に応答して張力バランスを維持するように移行及び調整される。サザーランド支点は通常、鎌とテントの接合部に沿って、直静脈洞に沿って機能する。これは固定された解剖学的ポイントではない。それは変化する力に適応することができるように自動的に移行し、吊り下げられている。
Dr.サザーランドは支点の機能を観察するために学ぶことの重要性を強調した。膜がバランスの取れた膜性張力の状態になることができる場合、身体内の固有内在力は機能不全に影響を及ぼす機会を有する。
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