第15回身内メンツでDQRTA7作リレーに参加しました

※以下、ドラゴンクエストシリーズのストーリーについてのネタバレがあります。ご注意ください。

note更新したのが3年前という事実に驚愕しつつ……。
というわけで、参加しました。
今年、というか去年からDQ(ドラゴンクエスト)のRTAを初めて、色々な作品に触れてきたけど、大会には参加したことないなぁということで、直近発表された身内DQリレーに参加したいなと思い始めたところからスタート。
以下、備忘録的に振り返りをば。

1.開催発表後(放送枠をとった直後)

身内前に本家駅伝(DQ本家リレー)があり、それを見ていて、リレー形式楽しそうだなぁと思っていた矢先に身内の情報が目に入る。
出てみたいけど、そこまで他の人たちに絡みがないなぁ……と思っていたが、2人ほど連絡をくださる。
1人は仲良くしてもらってる子。実は身内あったらやる?と声をかけていた(その人は他チームに召集され、無事に2位。tushiさんおめでとう!)。
ただ、自分も前々からお声がけしていた方もいて、ちょっと保留してもらい、そのチームリーダーとコンタクトを取り、お世話になることに。
それがチームくまぼくじょう参加のきっかけでした。

元々、リーダーのリトラブさんとは交流あったし、他メンバーの方々も面識ありだったので加入後はスムースに入れた(気がする)。
もちろんお初な人もいて、くまさんさんやlisさんなど初見だったけど、初参加の自分を快く受け入れてくれて、とてもやりやすいチームに入れて良かったな、と内心ホっとしていた。
去年、人間関係でギスったこともあり、嫌な空気の中、やりたくないと思っていたからだ。
これなら安心、みんな優しいし温かいし、モチベーションも上がっていく。

2.エントリー後

その後、正式に開催発表がある。
チームエントリーも不備なくでき、無事に参加決定。以下がくまぼくじょうv1.01のメンツ。

ドラクエ1        →リトラブさん
ドラクエ2        →lisさん
ドラクエ4        →くまさんさん
テリワンもんじい     →sawaさん
ドラクエ3しんりゅう   →jackさん
ドラクエ5エスターク   →えとらさん
ドラクエ6ダークドレアム →伝野てつ

担当作品もすんなり決まった。
どれを走れるか、という観点から始まって、lisさんが本家リベンジをしたいということでドラクエ2。
くまさんさんはドラ4を。sawaさんもテリワン。
残るは僕、リトラブさん、jackさん、えとらさん。
えとらさんはドラクエ5の上位勢なので、当然、エスタークをお任せすることにし、jackさんもドラクエ3で実績を残してるのでお願いする。
残るは僕とリトラブさんで、1かドレアムとなった。
正直、今回のレギュだとダークドレアムRTAが時間的に一番拘束がある作品だし、大変じゃないかなぁと考えていた。
ただ、ドラクエ6はRTAをやりたい気持ちもあって、乗り気だったため、自ら志願。
結果、僕はドレアム、リトラブさんがドラクエ1となる。
開催まで中間イベなどあるが、残り4か月ぐらい。
初めての作品、そして長時間レギュレーション。
期待と不安、半々な気持ちを胸に抱えていた。

3.ダークドレアムRTA

パンツマンである

というわけで、担当作品のボスである。
ダークドレアム(以下、ドレアム)とは、ドラクエ6幻の大地に登場する、いわゆる裏ボス。
通常ボスのデスタムーア撃破後、各職業の熟練度を☆5にして、ダーマ神殿地下に行くと隠しダンジョンが出現し、その最奥で待っている。
担当したレギュレーションでは、このドレアムを20ターン以内に倒さなくてはいけないので、熟練度をあげ、強力な特技な職業補正を手に入れるために時間がかかる……という流れ。

正直、不安しかなかった。
なにせ初作品、そして初裏ボスレギュレーション。
どうすればいいのか、なにをしたらいいのか……完全手探り状態から始めていた。
とりあえず、ドレアムのRTAチャートがweb上に掲載されていたので入手。
ただ、アモス加入まではすっ飛ばしたチャートだったため、通常レギュチャートもこしらえなきゃいけないことになる。
そこで、後述するお二方のチャートを参考にまずはチャートなぞりをしてみた。
してみた結果、ドレアムとか言う前に、ヤバイ奴をなんとかしないといけないと気が付いたのだった……。

4.真ムドー

ぴょん吉

物語序盤の佳境、ムドーの城で戦う真ムドー(通称ムドー3)
数多のドラクエ6RTAプレーヤーを沈めてきた鬼門である。
3パターンのローテーション行動があり、強力な全体攻撃、強制すいみん持ちで、熟練のプレーヤーでも落ちるときは落ちる超難敵。

最初、取り掛かるとき、「いやー正直、誇張してるだけっしょー! ゾーマ様とかシドーとかと比べたら楽勝・楽勝」とか思ってました。
マジであの時の僕、馬鹿じゃないのか??

チャートなぞり時、何連敗したかわからないぐらい負けまくった。
レトフリだったのでやり直しできたけど、どうやって勝つのかわからないぐらいに複雑かつ理不尽。
ちゃんと戦法は確立されてるものの、行動によって選択肢が増えていき、ミスればパーティー半壊or全滅の危機に晒される。
緊張感と高揚感が混じって、一番、盛り上がる場面……ではあるのだが、歯が立たな過ぎて、正直、心が折れそうだった。
ドレアムまでたどり着けない絶望感、チームに迷惑をかけてしまう危機感、焦り、吐気、自己嫌悪。
このぐらいすんなり突破してみせろよ、と思うのだが、できずに苦しかった。
エントリー後1か月間の出来事である。

5.先駆者に聞きまくる

こりゃノルマすらクリアできない、ということで先駆者たちに色々と意見を聞くことにした。
幸い、今回のドレアムRTAレギュ参加者は僕以外、大体ドラ6RTAプレーヤーだったし、色々な方にお話を聞けるチャンスがあった。
冷静に考えて、他チームにアドバイスしてくれる、って考え方自体甘々なのだが……それでも快くみなさん教えてくださって、ちょっと肩の荷が下りました。

こうすればいい、ああすればいい、参考サイトは、動画は……。
色んなものを見まくって、試しまくってた。
結果、ムドー3は突破し、熟練度稼ぎも終え、通常レギュだと強敵なデスタムーアもするっと突破。
ダレアム前までのデータもとれたので、ノック練習の準備もでき、裏でしていた。
ドレアムも先駆者たちに伺いまくり、なんとか戦い方を理解する。
チャートを見るだけでは得られない・理解できない情報があったので、本当に助かった。
この身内駅伝、自分ひとりだけではどうにもできないことが多かったからか、周りの助けが本当に嬉しくて、力になって、なんとかやりきることができたと、振り返り文章を書いていて、改めて自覚することに。

6.初通し

トイレ乙などあった模様

初通しはお仕事の関係もあって、8月に伸びてしまった。
結果、16時間39分51秒。

裏で練習していたとはいえ、流石にやばくないか……?というのが感想。
ここらへんでちょっとチームメンバーへの罪悪感や自分の不甲斐なさを覚える。
他チームは10時間フラット台を出していて、これだけでも自分がやばいところに立っている自覚があった。
このままじゃ勝負にならないし、申し訳ない……ということでノルマまではドラ6ドレアムにいったん集中することに(お仕事も負担が増えるがストップした)。

結果、なんとか3回目でノルマクリア。
しかし、タイムは12時間30分ギリギリだったので不味いなぁと思いつつも、喜んでいた(ノルマタイムは12時間30分)。
もっと詰めるべきだし、練習すべきだし、通すべきなんだけど、当時、ドラクエ5RTAの目標に手が届きかけていたのも重なって、そっちをやってしまっていたのは反省点ではある。
結局、これが後に響くんだから、やっぱり良くなかったなぁ……。

7.中間イベント(ドラクエ5ポイントレース)

ストップしていた仕事も再開し、ひぃひぃ言いながら裏でボス練習。
この頃になると、緊張感と切迫感で目を回していた気がする。
そんな中で中間イベントのドラクエ5ポイントレースにも参加してしまう。
いや、ドラ6に集中しろよ。

でも、自分が一番長くやっていた作品だから、ひとつの区切りとして参加したかったし、今の実力でどこまで食い下がれるのか試したかったので、チームメンバーに謝りつつも、参加を承諾してもらう。
結果、ボロボロ。
作戦も遂行できなかったし、中途半端な動きもしてしまったし、道中もキツイのを引いてしまった。
ミルドラースは強、最終ポイント順位は12位。
迷惑をかけて出て、悪い結果でへこんだし、申し訳なかった。
自分のやってた1年ちょいは無駄だったのか……なんてヘラっぽいことを考えつつも、切り替えてドラ6に。

ドレアムRTAは長時間なので、なかなか通せない。
そのため、裏でボスノックをするのがメイン練習になっていた。
ムドーやムーア、ドレアムは毎日一回は触れていた気がする。
そのおかげもあって、はじめた頃よりはスムースにできるようになっていたと思う。

8.本番まで

事前にけいる塾のリーダーであるけいるさんから「〇〇日にドレアム並走しませんか? 本番前、最後の大型並走になると思います」とお誘いを受けたので、承諾。
正直、ビリ確定だろうし、遅すぎるタイムだろうけど、自分への戒めと奮起で参加を決意した。
結果……。

酷すぎた。

ブラティーポ前でエンカ乙、ブラティーポスカラ麻痺、アモールホラービースト前のエンカ乙。
全てが悪い方向へ傾き、転げ落ちていく。
その悪い流れはムドー後も伝播し、まさかの転職ミスで稼ぎ回数が増える。
ここでミラーのけいるさんにミラーストップをお声がけし、並走とは別に単走形式に。
リスナーさんたちに励まされ、なんとか完走できた。
本当に酷すぎて、本番が怖くなってしまう。
上記の乙は、正直、自分がコントロールできない部分なのでしょうがないが、転職ミスは人災。事故ではない。
こんな初歩的ミスを本番1か月前にしてるんだから、焦る。
そして、追い打ちをかけるように仕事の予期せぬ連絡。
追い込まれ、追い詰められ、焦り、ストレスが溜まっていく。
このころから、ちょこっとメンタルが荒れ始めてて、チームメンバーには申し訳ないことをしてしまっていた。
愚痴はこぼさないように、言い訳はしないように、を心掛けていたのに、結構、口に出てしまう。
結果、ちょっと空気を悪くしてしまっていた。

チームのコンセプトが「リアルで影響が出ない範囲で楽しく、笑顔で終わる」だったのに、これじゃあ自チームにも他チームにも迷惑をかけてしまう。
笑顔で終われない……ということで、仕事にストップをかけつつ、ドラ6を頑張る。
ボス練習だけじゃなく、道中もやって、本番前に形になるタイムを出せた。
それでも、他チームに比べたら40分以上差があることが、心にトゲを残していたけど、できる範囲で頑張っていたと思う。

9.本番(チームメンバーのプレイ)

ついに本番当日。
やる気も気力も充分、あとは楽しむだけのメンタルになれた。

第1走者はリトラブリーダーさん。
事前に竪琴はやらないと聞いていたので、安定した進みをしていたと思う。ドラ1もちょこっと見た程度なので門外漢なのだが……。

第2走者はlisさん。
ドラ2でも屈指の実力者なので、チーム面子全員安心して見ていた気がする。
この時、駅伝の全体ボイチャに入って、色んな人とお話をしつつ、応援していた。参加プレーヤーがはぐれを食べたとき、全員で「やってんなぁ」と言い合ったのは良い思い出。
lisさんは終盤、不運を引きつつも、なんとか個人部門上位で突破。

第3走者はくまさんさん。
序盤は何とか見れたが、流石に眠らなさすぎて眠気のピークに。
仮眠をとることにして、あまり応援できなかった……申し訳ない。
それでも自己ベストで抜けれたとのことで、良かった。

第4走者はsawaさん。
酷い運を引いていて、終始辛い展開。
ただ自分が門外漢なので、無知で色々と喋って、イラつかせてしまった。
申し訳ない。

第5走者はjackさん。
おそらくチームメンバー全員がこんなjackさん初めて見たと思うぐらいに辛そうだった。
神龍までは区間記録が見えていたのに、そこから8連敗。
頑張ってくれ!と応援し、なんとか突破。

第6走者はえとらさん。
ここも安心して見られる、と思ったけど16分の一の悪夢が襲い掛かっていた。
ジュエルがツモれない、ツモれない、ツモれない……。
自分もドラ5をやってるので苦しさは少しぐらいわかっているつもりだったけど、これは苦しい。
最終的に13位/15位でバトンを譲り受ける。

10.本番(アンカー)

チームくまぼくじょうv1.01のアンカーとしてスタート。

タスキを渡してくださったチームメンバーたちが苦しい展開だったので、自分はひたすら明るく、愚痴をこぼさず、純粋にドレアムRTA、そして身内駅伝を楽しもうと心掛けていた。

自分がDQRTAを始めるきっかけとなった「あきの」さんをリスペクトした茶番を全力で楽しむ。
真ムドー戦、一番練習したボスで、どうしても一発突破したかった。
自分の努力の成果をここで証明しないで、いつするんだと自分に発破をかけ……。

見事一発突破!

ミレーユを落とされた状態で始まったときは、正直乙かなぁと思ったけど、ちゃんと冷静に判断し、対応できたと思う。
今まで一番嬉しかったし、やりがいも感じた瞬間。
頑張って良かった、間違ってなかったと思えるボス戦だった。

その後はチャート通りプレイしていき、デスタムーア戦。
第一と第二は事故なく、第三は見事にかみ合って、初手マダンテぶっぱ成功。
そしてすんなりと突破する。
(どくけしそうやキアリーできず、もうどく状態のまま突破しちゃったのでご愛敬)

ED後、熟練度稼ぎをこなし、いざ、ドレアム戦……だったのだが、ちょっと辛い展開が続き、2連敗。
3回目でようやく倒せて、無事にチームくまぼくじょうv1.01は完走!


生まれただよおおおおおお!

記録は11時間32分8秒、順位は14/15位!
チームメンバーのみなさん、他チームのみなさん、お疲れ様でした!

おわりに

ということで第15回身内メンツでDQRTA7作リレーに参加したお話でした。
完走した感想ですが……。

疲れた! でも楽しかった!!

0からのスタート、右も左もわからず、焦りばかり募る状況だったけど、チームメンバーに助けられて、なんとか完走できて、本当に良かったです。
振り返ると、こういうチームで戦うってことをしてこなかったので、とても貴重な経験になったし、財産になったと思います。
チームくまぼくじょうv1.01のみなさま、本当にありがとうございました。

特にリーダーのリトラブさんには感謝してもしきれないです。
なんもない自分を誘ってくださってありがとうございます。
本当に嬉しかったし、なんとかしてチームに貢献したかったけど、あんまりできずにごめんなさい。
でも、楽しくできたのは、間違いなくリーダーのおかげです。
こんな僕でもチームメンバーになれたのはリーダーあってのこと。
ありがとうございました!!

ただ、チームコンセプトを遵守できたかと言えば……。
正直、微妙なところ。
僕からはごめんなさい、としか言えないです。
すみませんでした。

今後、身内駅伝に参加するかどうかわかりませんが、お誘い頂けるようにしっかりと自己研鑽し、プレーヤーとしても人間としても魅力的になろうと思います。

というわけで、自分のまとめは以上となります。
お疲れ様でした!!!

以下、謝辞。

運営・企画・裏方の皆様
参加できたのも、皆さまあってのことでした。
今後もぜひ大会を継続して開催してくださいませ!
裏方の皆様もTKやミラー、お疲れさまでした!

リトラブさん
お誘いしてくださってありがとうございました。
楽しかったです。

えぐさん
配信中に素人質問に答えていただきありがとうございました。
ほんっとうに勉強になって楽しかったので、ドラ6、もっとやりたいと思います!

けいるさん
並走お誘いいただき、ありがとうございました!
絶対実力的には走っちゃいけないレベルだったのにも関わらず、お声がけくださり、嬉しかったです。
優勝、MVPおめでとうございます!!

岡崎鍵さん
ムドーの流れ、教えてくださりありがとうございました。
同じあきのチルドレンとして今後も頑張りましょう!

あきすてさん
あきすてさんのチャートがなければ、ドレアムRTA完走もできませんでした。
チャートを残してくださり、本当にありがとうございます。

すなにさん
ドレアム戦、わけがわからないところ、参考動画を教えてくださりありがとうございました。
知識的にさっぱりなこともありましたが、基本的な戦い方、動画で勉強させていただきました。

リスナーさんたち
うっさいし、下ネタ多いし、くだらないことばっか言ってるけど見てくれてありがとう!

一緒にプレイして参加してくださったプレーヤーの方々もありがとうございます!

参考にしたチャート

〇あきすてさんチャート

いわゆる上級職チャート。
これがなければ、プレイできませんでした。

〇えぐさんチャート

ムドー3までのえぐさんのチャートを参考にしました。

〇Maruさんチャート

https://github.com/Maru0137/DQRTA-chart/blob/master/SFCDQ6RTA_stone_cut_chart.txt

ムドー3まで、そして世界の歩き方など参考にしました。

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