心の花を咲かせるために
私の友人から、こんなことをいったのを覚えています。
「毎週月曜日の朝、必ず思う事がある。それは
『起きたくない。なぜ職場に行かなければならないのか』と。
別に月の売上ノルマを達成できていない訳でも、嫌いな仕事をしている訳でもなく、職場に嫌な上司がいるわけではないのですが、毎週のように思っている。
それは晴れた気持ちいい朝でも、雨が降っていて通勤が面倒な朝でも。
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私たちは、なぜ働かなければならないのでしょうか。
街で聞けば様々な答えが返ってくると思います。
生活のため
自分自身の成長のため
社会的信用のため
自分の人生をより彩り豊かにするため
これだけではなく、多種多様な答えがあると思います。
しかし、どんな目的があったとしても皆必ず私の友人のような思いになった事があるのではないでしょうか。当然私も同じように思ったことが何度もあります。
しかし、私たちは今日も働いています。
心では働きたくないと思っていても、そうする原動力は何なのでしょうか。
私の原動力は誰かを幸せにするためです。
自分の為に大きな売り上げをあげて自分の存在意義を高めたいわけでも、平均的な生活を送るためにでもありません。
自分が知恵を絞り、誰かに感謝される事を目標にして仕事を頑張っています。
もちろん、その対価として給料として返ってこないと転職を考えたり、自分の働き方を変えようと試みます。
あくまで、働くことによって誰かをどれだけ幸せにすることが出来るのかを主軸にして働くようにしています。
私は会社の営業職として勤務していますが、会社からは誰でも同じ成果がでるように組織作りをしています。
私でなければならない理由はどこにもないのです。
社会の歯車の一員として働いている事になんだかやるせなさを覚え、何もしたくない日々を過ごしていました。
しかし、自分の一度きりの人生をこうした形で終わらせるのは嫌だと思い考えを改めるようにしたのです。
{今、自分と対面している人が自分の知恵、努力によって幸せになり感謝してもらえるような営業になろう。}と考えるようになりました。
それが自分の成長となり、誰かを幸せにするんだという幸福を得るようになりました。
給料を上げる事に注力しすぎるとチームプレーができなくなり返って生産性を低下させてしまう要因となり、最低限の生活をするために働く事を主軸にしていても、自分自身の成長もなくただ同じことの繰り返しとなるでしょう。
今、何のために働くのかわからない人は、自分に正直になってみてください。
まだつぼみでも、いつか大輪の花をさかせるであろうそのつぼみを大事にしてみてください。
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