狩り、はじめました。~モンスターハンターNow~

お家の中で楽しいことが完結するタイプ…
いますよね…そういう人…
なんていいますか…
私なんですけどね…

我が家の前に角度がえげつないタイプの坂があるんですが、あんまりにも動かないもんだから、その坂を上りきるのがもうしんどい。

このままでは家を出たら最後、帰れなくなる!!

そんな危機感をうっすらと抱えていた2023年…
当然、このままではよくない。

今年はちょっと動こうかしら?
社会復帰もせにゃならんでな…と、なけなしのやる気を掘り起こしてみたものの、動く理由がなければ絶対に動かないのが私であることを、私はよく知っている…
というわけでモンスターハンターNowをはじめてみることにした。

私、狩ります!!


キャラメイクしたり、ちょっとチュートリアルを乗り越えたりしてゲームスタート。
このゲームに限らず、位置情報ゲームはスマホを持って移動しないとはじまらない。道中、現れる敵を倒したり、草やら石やら拾ったり…相棒のしゃべる猫アイルーと共に冒険の日々に身を投じていくことになる。

操作はほとんどスマホ画面をタップすることで完結する。
攻撃するときも、アイテムを取る時も基本はスマホをタップ。モンスターからの攻撃を躱すときは画面をフリック、ガードするときは長押しなど、おばさんも余裕で参加できる簡単操作。最初のうちはわりとサクサクと大きい獲物を狩れるのでとても爽快。楽しい。
画面のマップ上に大きい獲物や、アイテムを取れる場所が表示されているので、そこへ向かって歩いていきモンスターと戦ったり、アイテムを手に入れたりして、課せられた〇〇を倒せ!とか〇〇を〇個集めろ!みたいな類のミッションをクリアしていく。

ゲーム内では勇ましい戦士としてモンスターを追いかける日々のスタート。
しかし、現実世界においては、ウロウロしてたかと思ったら急に立ち止まり、スマホをすごい勢いでタップする怪しいおばさん爆誕である。
フラフラと寺社仏閣や銅像などに近寄っていき、スマホを高速連打、その後ニヤニヤしながらどこかへ消えていく…

もはや怪異や…

都市伝説として近所の子供達を怯えさせていないか心配至極☆

上記のような問題を置いておけば、最初の目論見どうりに私はよく歩き回るようになった。多少面倒でもちょっと遠くの目標まで歩く。これは私にとって非常に画期的なことである。
だって新しい武器やら防具やら作ったり、強くしたりしたいんや!!というゲームおばさんの生態をうまく利用した運動不足の解消法となった。やったね!

ゲーム内容はシンプルで、難しい操作を要求されることもない、友達と一緒に遊ぶことも可能である。私のように運動不足が心配な人にもおススメなので、普段ゲームをしない人も手に取りやすい。これはもう誰に勧めても問題ないゲームといえましょう!

ただ、いくつか注意しないといけないことがある。

まず、欲張ってウロウロしていると、近所で迷子になる。

そんなアホなヤツいるの?と思うかもしれないが、調子に乗ってあっちこっちウロウロしているうちに、知らない場所にたどり着き、それでもまだ歩き続けると、気づいたらマジでここはどこなんや???ということになる。

私はなった。

このままではしゃべる猫と一緒に野垂れ地ぬ!!と思ったので、アプリを即グーグルマップに切り替えて事なきを得たよ☆
こういうことになるので、方向感覚に自信のない方はご注意ください。

そして、山の中でフラフラしていたら野生動物に遭遇することもあるのでご注意ください。

私は会った。

デカ目のイノシシはリアルモンスターや…
背中を見せないようにゆっくりと来た道を引き返して事なきを得たよ☆
※私は山際在住田舎民なのでイノシシとかシカとかがよく出没する場所に家が建っています。山はマジで危険なので良い子はフラフラ入り込んじゃダメだぞ☆特にクマとか出るタイプの山付近に住んでる人は注意しないと死ぬぞ★

そんなこんながありまして、その後は街方向に向かってフラフラと狩りに行っています。
駅の周りとかなら田舎な我が町でも見知らぬハンターが数人ぐらいならいたりするしね。これが都会なら10人以上のハンターがいて、1人じゃ倒せないような大物も倒すの手伝って貰えるよ!

現在、始めてから2週間ぐらい、毎日1時間弱くらいそこいらをウロウロして私のハンターランク(レベルのようなもの。だいたい高いほど強い)は36である。モンスターの強さを表す星の数が4個までならなんとか倒せるようになった。5個だと武器の性能しだい…という状況。
確実に歩くことへのハードルは下がったことだけは間違いない。

このままハンターとして成長すればリオレウスも怖くないし、私の歩行力が上がれば家の前のえげつない角度の坂も怖くない!
というわけでしばらくはフラフラウロウロしようと思います。




いいなと思ったら応援しよう!