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こんなところで目が合ったなら、行くしかない!

ここで会ったが百年目!みたいなタイトルですが。

この学校に来て本当に良かったぁ!と思う瞬間が一度くらいはあると思うのです。
筆者の場合、ありました。

その日、めったに使わない学校の玄関方面に廊下を進んでいた筆者。

廊下の掲示板にポスターを発見し、目が合ったのです。

この浅岡さんと。

(U-ya Asaoka Official Websiteより)

なっ、なぜFIELD OF VIEWがここに?!と思ったところ、FIELD OF VIEWのライブ「Live Horizon Ver.3」の開催告知のポスターだったのです。

しばし、その場で固まってしまいました。

FIELD OF VIEWのライブがある!と知ることができて、この学校に入って、本っ当に良かったあ…!と心の底から思いましたよ、ええ。


そんなに感動する事か?と疑問に思われるだろうが、当時はスマホはおろか、PHSと携帯電話が普及し始めたくらい、インターネットは一般にはそれほど浸透しておらず、ファンクラブには入っていなかったため、ライブ情報を入手するのが難しかったのだ。

それにしても、なぜ学校にJ-POPバンドのライブポスターが貼ってあったのか…。

会場が市民会館だったので、市民会館の事業に関するポスターが学校に送られてくる事はあると思うが。美術館や博物館のポスターなら貼ってあってもおかしくない。
私立だから、そこら辺は緩かったのか?
それか、事務員さんにファンがいたとか…?!

うーむ…あの学校ならば両方あり得る。

とある芸人さんを学園祭に呼んだ際「先生から事務の人から押し寄せて、握手してください!サイン下さい!って言われてこの学校大丈夫なの?!って思ったわよ!」と言われた記憶(オネエ芸人さんだった)。

あっ、緩いつでにもしかしたら事務員さんにお願いしたら、掲示が終わった後にポスターをもらえたかも知れない?!(もったいない!)

浅岡さんと目が合ってしまったので、これは行かねば!と思った筆者。
同じ学生寮の隣室の友人もファンで、一緒に行こう!と話はまとまった。
幸い県外にいる友人がファンクラブに入っていたので、チケットを取ってもらった。


当時、筆者を含めた寮生は学校の敷地内にある寮で生活していたが、授業を受けるために教室に行く時は学生用の玄関を使わずに、別にある校舎の出入り口から直接出入りしていた。

通学生は学生用玄関を使って校舎に出入りしていたが、寮生にはその習慣がないため、めったに玄関を使わない。学生用玄関の他に校舎の出入り口はいくつかあったので、玄関を使わずとも教室に出入りできたのだ。

学生用玄関から入ればすぐに目に入る位置に掲示板があるが、筆者は普段玄関を使わないため、掲示板にもほとんど近付かなかった。

それが、この時だけは通りかかって浅岡さんと目が合ってしまった。
すごい偶然。いや運命か?

ポスターは、3枚目のアルバム「FIELD OF VIEW Ⅲ NOW HERE NO WHERE」(COCP-30051)のジャケット写真と同じものだ。
アルバムは98年9月30日発売。LiveHorizonVer.3の告知とカードが封入されているが、いつ購入したのか…どうやら記憶も曖昧だ。ライブ前には購入して聴いていたのは確実。


このライブの時にドラムの小橋さんの演奏を生で見て、腕の動きが美しくてすごく流麗!と思って今だに覚えている。

寮生には門限(午後9時半)があり、ライブが終わってすぐに電車に乗らないと門限に間に合わない!と友人と駅まで走ったなあ。アンケートを当日出せずに後日友人分と一緒に郵送しました。

あの日あの時あの学校で浅岡さんと目が合わなければ、LiveHorizonVer.3に行く事はなかった。


このジャケット、メンバーのみなさんがこちらを向いているので、全員と目が合うんだよな(合いません?)。


またしても曲感想ではなく、思い出話でした。
このアルバムも思い出が詰まっているので、感想もそのうち書こうかな。


インターネット情報は2024年10月11日確認。