見出し画像

対面者は自分をうつす鏡。マネジメントは心。品質は志。; 航海日誌 No3

 記; QC星人
航海日誌; 西暦2022年02月14日
投稿 No3) 品質は志。マネジメントは心。対面者は鏡。

是は是。非は非。シガラミや、我が身の安全が頭をよぎり、なかなか難しいが、図面規格や国際品質規格IATF16949などの基準を盾に、品質には志を通したい。
マネジメントに、定型は無く。心を汲む。感銘や共感を心に呼び込む事だと思える。
品質活動やマネジメント行為は、対面する関係者の心を鏡として、業務結果に写し出されるだろう。
投稿していると、昔の考えを思い出し再認識する機会に恵まれる。

投稿 No.04) マネジメント(管理•運用)+規格(図面)=工場品質

※この投稿は、商品名、産地、DNA自体には関係が無く、基準(規格)、管理、運用に関する品質業務の目線に基く。

97%が外国産DNAだが、国内産表示との報道。産まれた地ではなく、長く過ごした浜が産地らしいが、それでDNAが変わる事はないだろう。
DNAは、商品の図面規格(基準)に感じる。この報道の焦点は、規格(基準)ではなく、運用や管理、マネジメントの問題として、私には聞こえた。

図面規格±0.1に対して+0.1001の製品(商品)は、NGだ。このNGが97%あり、OK品が3%だったとしても、NGはOKにはならない。変わるとしたら、図面(規格)を変更した時だ。
図面に間違いが無く、NGの97%をOKにするとしたら管理者、経営者による運用、管理しかない。その時は、規格が基準ではなく、マネジメント(運用)や(運用)管理が基準となるか、監理不行き届きだ。
これまでの投稿で、日本の品質、組織、企業改善には、マネジメントが1番大事と書いてきた私には、この報道も同じに聞こえた。

規格(図面)基準ではなく、運用基準で0.1001をOKとした場合、それで問題が起きないと、0.1002、0.1003、、、、と際限が無くなっていく。職位に見合った管理能力、マネジメント能力がないと、排ガス偽装、燃費偽装、1種類の隠蔽が2種類へとなるだろう。運用管理、マネジメント能力の問題だ。
最初に、品質不祥事を報道で聞いた記憶は、鰻の産地偽装だった。その後、姉歯建築の問題などが続き、数年前は自動車業界で散発状態。そんなサイクルが30年経ち、2巡目に入った印象を受けた。

規格、基準と言う狙って入れるべきゴールポストを動かすのは、どこかの話題だけで充分だ。
歴史は模倣する、繰り返し模倣される、場所を選ばない。品質に、楔を打ちたい。
QC星人として、投稿していこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?