I got it!3 ; タクシーと呼ばれない対応 ; I have a bad feeling about this. 3
20年来の同僚と駐在時の会話をしていた処、
”I have a bad feeling about this.”
悪い予感と言うより、
そうか、ヤハリ他も似た感じか、、、、と、やるせ無い思いを抱いた。
駐在時、現地スタッフ達が、駐在員をタクシーと呼んでいる事を親しいスタッフから教わった。
正確には、”タクシーの乗客”だ。
略して、タクシーと呼んでいた。駐在員が現地語が解るようになっても、気付かれない為の隠語である。
嫌な客もいるが、暫く我慢していれば、運賃を払ってくれて、お別れとの意味である。
私も日本人だから、複雑な気分になったが、納得出来る内容が大半だった為、反論せずに聞き、反面教師にする事にした。
駐在経験のある20年来の同僚と、上司の話をしていた処、現地スタッフの話すタクシーの意味が同じであった。
私は東南アジア、その同僚はアメリカ大陸。遠い異国でも、駐在員への現地スタッフの思いと、そこからの表現が同じとは痛い話だ。
特に、タクシーの意味を聞けない駐在員には。。。。
日本人アルアルでないと思いたい。
駐在員アルアルなら、少しはマシだ。
植民地総督府の役人達も、任期までは、搾取した利益をマザー(本国)に送り、そして帰国しただろう。
されど、それでは長期的な持続性が持て無い事を、歴史が証明した。
当時も今も、一緒に飲んだり遊んでいれば、ある程度は親しくなれるだろう。生活がある、査定もされる、得になる駐在員との距離感がある。
されど、スキル向上や、家族込みで親しくならないと、本音が聞けるかは解らない。
そこは駐在経験で、既知である。今の業務は、リモートだから、物足りないのは、やむ得ない。
だが、それも後5年、、、、その先は?
I got it!そうだ!
5社目に、海外勤務を探してみよう。
海外勤務するならば、現地スタッフから”タクシー”の意味を聞ける関係を築き、タクシーと呼ばれないように努めよう。
それこそが、長い将来を考えた場合の社益であり、公益だろう。