「大事にしてるよ」を見せることの大切さ
ただ、保存するだけではもったいない!
MUSEUMを使っていると「子どもたちが楽しそうにどんどん創作していくようになる」、そんな場面に出会うことがあります。
どうしてだろう?と、よく見てみるとこんなことが起こっていました。
作品をMUSEUMに保存する
その作品を子どもたちに見せながら話をする
子どもたちに「大事にしてるよ」っていうメッセージが届く
そのメッセージに喜んで「次はなにを作ろうかな?」ってなる
どんどん作品を作りはじめる
これがサイクルになって、子どもたちの創作意欲に火がついていました。
そうわかった時、作品をただデジタルに保存するだけではもったいないなと思いました。
「あなたたちの作品を大事に思っているよ」ということを伝える私たちのちょっとした行動で、子どもたちの気持ちがどんどん変わっていくんです。
「見せる」「話す」ことで育つ子どもたちの自信
MUSEUMで子どもの作品を保存したら、
「◯◯ちゃんのつくったやつ、すごくいいね!」
「ここの赤いとこがすごくキレイ!」
「大事にしたいから保存しておいたよ!」
「なんかよくはわからないけど、好き!」
などなど、思ってることを作品を見せながら伝えてあげてください。(どんな言葉でも大丈夫です)
保存した作品を一緒に見る時間を作ることで、子どもたちにとって大きな自信や喜びになり、「次はなにを作ろうかな?」と創造する心がどんどん膨んでいきます。
「作りたい!」のサイクルを育てる
自分の作品が大事にされていると感じると、子どもたちはさらに絵を描いたり、工作をしたりすることが楽しくなっていきます。
それが「作りたい!」のサイクルになって、どんどん大きくなっていくのです。
新しい作品が増えるごとに、その作品について一緒に話をして「思い出メモ」として残していくのもいいかもしれません。
子どもたちが描く一枚のお絵かきや、手で作った工作は、彼らの「想像力」と「感性」が形になったものです。
ぜひ、「とても大事にしているよ」という姿を子どもたちに見せてあげて、「作りたい!」のサイクルを育んでみてください!