【バンチブック購入/ついに自身のスーツ作りへ】

こんにちは!THE MOON遠藤です。
前回お話しした通り、縫製工場の契約と生地サンプルが載っているバンチブックを購入しました。購入を決めたのはこの2冊。


表紙
1ページ目
たくさんの生地たち
(見た瞬間、うおおおおおおおおおおお!ってテンションぶち上がりました。笑)


私が伝えたいことは「THE MOON」を通してその人ごとの個性を輝かし、心の自由を表現することなので、色柄が豊富なイタリア生地を選びました。
ちなみにスーツ生地の多くは「イギリス」と「イタリア」の2種類があります。
特徴としては、このような違いがあります。

■イギリス生地
ハリコシがあり肉厚で、重厚感のある落ち着いた伝統的なデザインの生地が多い。
強度がある分生地は厚めで耐久性は高い。
■イタリア生地
艶感と柔らかさがあり、カラフルで遊び心のある個性的なデザインの生地が多い。
柔らかい分着心地は良く耐久性は低い。

今回選んだイタリア生地はイギリス生地に比べると耐久性は劣るため、契約した縫製工場のオプションでスーツの骨組みである芯地やステッチなど仕様のグレードを上げて、長期間の着用を想定とした製法で仕立てていきます。
また、世の中ではパジャマスーツやウォッシャブルスーツなどの洗えたり伸びたりする素材やお求めやすい価格のスーツが人気ですが、私はあえてウール100%を中心とした高級素材にこだわっていきます。
その理由はウール素材を通じてなら「心の自由」を表現できる1着が作れると思ったからです。

上記スーツにはポリエステルが多く配合されており強度に優れて単価が安いというメリットはあるのですが、染色が難しくヘタりやすくて毛玉になりやすいという特徴もあります。
一方ウールの割合が多いほど柔らかくて肌に馴染むので着心地が良く、
復元力が強いのでシワ回復力に優れ型崩れが少ないから長く着用していただける、
何よりどの染色でも合いさまざまな色柄を表現できます。
だからこそウール素材が良く、外も中もこだわった上でその人ごとの過去や未来への想いを組み合わせた結果、本当の個性が輝くものができると思っています。

以上の理由で「THE MOON」は相棒やお守りのように長く身に着けられる存在でありたいので、それを叶えられるウール中心で揃えていきます。
そんな想いを抱きながら、ペラペラと1つずつめくり選んだ生地はこちら、、、


1着目
2着目


いよいよ自分自身のスーツを作ります。
どんな仕上がりになるか今から楽しみです。
そして今回はお試しなので形や長さも若干変えています。
それぞれにテーマがあるので、そのテーマは仕上がってから発表しますね!






最後までお読みいただきありがとうございました。

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